ロイヤルランドウィック競馬場とは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州のシドニーにある競馬場である。ロイアルの冠を使わずにランドウィック競馬場で呼ばれることもある。
1833年にプライベートレース用に開場したのが起源になるランドウィック競馬場であるが、コースの劣化や周辺の治安の悪化で1840年に一旦閉鎖になった。その後オーストラリアジョッキークラブが創設され競馬場の修復のあと1860年5月29日に競馬場でのレースが再開された。
翌年の1861年にオーストラリアンダービーが設立など、ランドウィック競馬場はシドニーを代表する競馬場へ変化した。1992年2月22日にエリザベス女王がランドウィック競馬場を訪問し、"ロイヤル"の称号を与えられ、ロイヤルランドウィック競馬場と現在の正式な名称になった。その後2013年9月に完了した改修工事は、当時の日本円に換算で約136億円の費用が投じられた。
現在は組織名が変更されたオーストラリアンターフクラブが競馬場を所有している。
ランドウィック競馬場で行われるG1は年間で20レースで、メルボルンカップが行われるフレミントン競馬場の14よりも多い。
ロイヤルランドウィック競馬場は右回りの四角形のような形の競馬場で、東京競馬場よりも大きく1周が芝2224メートルのメインコースと、その内側に同じ芝でもオールウェザーの芝2100mのケンジントントラックと呼ばれてるものがある。また3コーナーと4コーナーの間にわずかに直線部分がある。
メインコースの最後の直線は410メートルで幅員28m、残り300m付近に上り坂があるのだが、直線の構造だけで言うと中京競馬場(ゴールまで412.5m、最大幅Aコースで30m)とほぼ同じだったりする。
この芝については良馬場であればレコードで1:32.73と日本の馬場と変わらないタイムだが、雨で馬場が悪化すると水はけがあまり行くないためか、重馬場で3~4秒以上も遅くなる事があるタフな馬場となる。
4月のザチャンピオンシップスの期間にはオーストラリアンダービー、クイーンエリザベスS、ドンカスターマイル、オールエイジドステークス等、10月頃のシドニースプリングカーニバルの期間ではエプソムHやメトロポリタンH等の複数のG1が行われる。
その他高額賞金のレースとして知られるジ・エベレストも行われる。
その他オーストラリアの名馬ウィンクスの功績を称えた、ウィンクスステークス(G1)が8月に行われる。
4月のオールエイジドステークスは、日本のハナズゴールが勝ったレースである。
オーストラリアの競馬場- 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル ランドウィック競馬場(JAIRS)
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最終更新:2024/12/12(木) 21:00
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