ロビグスとは、クトゥルフ神話TRPGに登場する神の名前である。アルファベット綴りは「Robigus」。
TRPGシナリオ由来の神性で、初登場した作品は幻夢境での探索をテーマにしたものだった。
設定上は《大いなるもの・地球本来の神々》の一柱にあたる。つまりナス=ホルタースのお仲間である。
小説作品に登場したという話は聞かないが、『クトゥルフ神話TRPG (第6版)』のモンスター集『マレウス・モンストロルム』に掲載された時にはフレーバーテキストに『未知なるカダスを夢に求めて/The Dream-Quest of Unknown Kadath』からの引用が使われていたので、この小説が由来なのか?と勘違いされることもあったらしい。なお、『新クトゥルフ神話TRPG (第7版)』対応の新版『マレウス・モンストロルム』にはこの神は収録されなかった。
ロビグスは古代ローマにおいて錆や麦を苦しめる黴(サビ病)の神として知られるドリームランドのキノコの森に棲む大いなるものである。
ロビグスの姿は美しい男性の姿をしており、キノコでできた玉座に坐り、両脇に馬と狼がいるという。棲んでいる場所はドリームランドのキノコの森(Fungus Forest)であり、巨大な菌類の狂宴に囲まれて生活している。
ロビグスを崇拝するのは農業従事者が多く、植物が黴に侵されないように願うのだという。地下世界のキノコの森では小鬼たちが崇拝する。自身の崇拝者には知識や恩恵を与えるといわれており、機嫌を損ねてしまうと姿をキノコに変えられて一生ロビグスのために踊り続けなければならないといわれている。
初登場シナリオは、
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最終更新:2025/12/10(水) 01:00
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