ロビンソン・チェコ(Robinson Checo)とは、広島東洋カープに在籍した元プロ野球選手(投手)である。
ドミニカ出身。広島東洋カープドミニカアカデミーから1992年に来日するも、外国人枠の関係で練習生(現在の育成選手のようなもの)扱いだった。その後、台湾リーグでプレーし、1995年に今度は正式に広島と選手契約をした。
契約当初1年間、背番号は「106」だった。当時、3桁の背番号はブルペン捕手か打撃投手のもので、支配下選手が付けることは異例だった。その後、3桁の背番号は育成選手が着用することとなり、支配下選手が3桁の背番号を背負うことは無くなった。
初登板初先発を初完封勝利で飾ると、15勝を挙げ、オールスターゲームにも出場する。同年シーズンオフに契約がこじれて訴訟にまで発展するも、結局は1年間広島でプレーすることとなった。
1996年5月18日の阪神戦であわやノーヒットノーランという快投をする(久慈照嘉にヒットを打たれ快挙ならず)。同年4勝を挙げ、広島を退団。
その後はボストン・レッドソックス、ロサンゼルス・ドジャースでプレーするも目立った成績は残せず、2000年に引退。
日本球界初のドミニカ出身選手である。日本人にはいない体格とオーバーアクションの躍動感あふれるピッチングが話題となり、LINDBERG時代の渡瀬マキ(歌手)も大ファンであったと語っている。
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最終更新:2024/03/29(金) 07:00
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