ローソン(LAWSON)とは、全国店舗展開を行っている大手コンビニエンスストア(以下「コンビニ」)チェーンのひとつである。
2009年5月17日より「アイドルマスター」のキャラクター、秋月律子が「ローソン名誉店長」に就任している。
また、「リトルバスターズ!」の主人公、直枝理樹「一押し」のコンビニでもある。
もしかして:エディ・ローソン - アメリカ出身の元MotoGPライダー。
1939年に、アメリカ合衆国にて牛乳店として開店したのが始まり(看板のミルク缶の由来)。その後、日用品全般を販売するチェーン店となったが、米国法人の現在は同国食品大手「コンソリデーテッド・フーズ」の傘下となったため、米国内にローソン店舗は現存しない。その為、日本国外に存在するローソンは日本のローソンのチェーン店となっている。
日本における展開は、流通業界の雄であったダイエーが1974年にコンソリデーテッド・フーズと提携し、翌年、大阪府豊中市に1号店を開店する。その後、ダイエーの地盤であった近畿地方を中心に店舗数を拡大していった。
ぐ1989年には、同じく1980年にダイエー傘下入りしていたコンビニ・サンチェーンと合併し、旧サンチェーン店も順次ローソン店舗へ転換された。
そして1997年には沖縄県に出店。ついに日本全国47都道府県全てへの出店を達成した。
Amazonの「店頭受取サービス」に唯一対応しているコンビニチェーンであったが、2012年10月31日よりファミリーマートでも同様のサービスが開始されたため、唯一の存在ではなくなった(2014年11月20日からミニストップも対応した)。
上述した通り、初めて日本国内すべての都道府県への進出を果たしたコンビニであり、店舗数もセブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマートに次いで第3位となっている。
地方ごとの支社に権限を移しているため、ご当地もののお弁当・おにぎりなどが豊富。またこれを活用し、東日本大震災発生時には様々な支援を早い段階から行っていた。
近年は、人気の大小を問わずアニメ作品とコラボすることが多い。まさしく「24時間営業のアニメショップ」でもある(「新世紀エヴァンゲリオン」「けいおん!」「とある魔術の禁書目録」&「とある科学の超電磁砲」「魔法少女まどか☆マギカ」「進撃の巨人」「ラブライブ!」ほか、更に放映作のスタッフロール内に登場するものまで拾っていくと枚挙にいとまがないので割愛)。また、VOCALOIDとのコラボ企画まで実現してしまった。
最近では広報担当もワル乗りしているのか、それともタイアップ上の理由からか、衛星通信による店内放送「ローソンCSほっとステーション」でアニメや特撮の主題歌、ボーカロイドオリジナル曲や歌い手のオリジナル曲などがヘビーローテーションで放送されている(地元の有線放送を流しているわけではなく、衛星配信により全国で同一の内容であり、iPhoneアプリで番組表を確認できる)。
イメージキャラクターのあきこちゃんを元にしたボーカロイド「あきこロイドちゃん」なるものも制定している。 いったい…ローソン、お前はどこに向かおうとしているのか。
かつては任天堂と提携し、Loppiを利用した「ニンテンドウパワー」※と呼ばれるゲームソフトの書き換えサービスを行っていた(1997年9月30日~2002年8月31日)。現在では新端末への更新が完了しているが、旧端末にあったカートリッジ挿入口は書き換えサービス終了後も蓋がされた状態で残っていたため、印象に残っている人もいるかもしれない。※表記の通り「ニンテンドウ」が正当
日本郵便と連携している事業も多い。切手・はがきは当初から販売していたが、郵政事業が公社化された後の2004年末より、当時の日本郵政公社と提携を結び「ゆうパック」の引き受けを開始(同時にヤマト運輸との契約を解約)したことを皮切りに、「JPローソン」や「ポスタルローソン」の店舗展開をはじめ、店内への郵便ポストの設置、果ては「ローソン内簡易郵便局」の展開(2014年現在、長野県埴科郡・静岡県磐田市の2局)など多岐にわたる。「ローソンストア100」においても、原則同様のサービスを提供している。
2014年には子会社を通じて、シネマコンプレックスを運営するユナイテッド・シネマを買収し、ユナイテッド・シネマ/シネプレックスがローソングループの映画館となった。
また、同年中に高級スーパーマーケットとして知られる成城石井も買収している。
NTTドコモとの業務提携により、2015年6月1日からローソンでの買い物でドコモのクレジットサービスDCMX、DCMX miniで支払うと、3%もの割引が適用されるようになった。
12月からはドコモポイントがdポイントに切り替わった(詳しくは後述)。
2019年12月にはauとの業務提携も発表。2020年5月21日にau WALLETポイントがPontaに統合された。
2015年12月15日より、イオンの電子マネーWAONがローソンでも利用可能になった。
広島市に本社を置くコンビニ中堅のポプラと2014年12月8日に資本業務提携契約を締結し、5%の株式を取得した。2015年9月18日には、新たに店舗レベルでの業務提携について基本合意書を締結。山陰地区で「ローソン・ポプラ」ダブルブランド店を展開すると発表した。
横浜市に本社を置くコンビニ中堅のスリーエフとも資本業務提携をすることで、2015年11月27日に基本合意し、2016年4月13日に資本業務提携契約を締結、5%の株式を取得した。発行済み株式を最大で5%取得するとともに、商品の開発や仕入れなどを共同で行うとしている。これにより、スリーエフの一部がローソンに転換したほか、9月1日には「ローソン・スリーエフ」を設立し、ダブルブランド店も展開することになった。
前橋市に本社を置くコンビニ中堅のセーブオンから2012年以降に店舗を徐々に委託され、ローソンへ転換を開始。2016年にはメガFC契約を結び、2018年に最後まで残っていた新潟県・群馬県からもセーブオンとしては完全撤退し、全てローソンに転換している。なお資本提携しているわけではないので、セーブオンがローソンの子会社化したというわけではない。
初代のポイントカードは、1990年7月に発行開始されたローソンステーションメンバーズカード(クレジットカード)であった。ローソンは元々ダイエーグループだったため、ポイントカードも同じダイエーグループのダイエーファイナンス(後のOMCカード。SMFG入りして現在はSMBCファイナンスサービス)が発行していた。
2001年2月22日にローソンの筆頭株主がダイエーから三菱商事になったため、OMCカードの提携カードも終了することになった(加盟店契約は2022年になっても残ったままだが)。
2002年2月2日には三菱商事とクレディセゾンとの合弁でローソンCSカードが設立され、同年6月にローソンパスの発行が開始された。
最初に発行されたのは、ハウスと呼ばれる国際ブランド(VISAなど)のないクレジットカードである。同時に未成年者と審査に落ちた人向けにクレジット機能のないジュニアも発行されていた。ちなみに、支払いは別の手段(現金や他のクレジットカードなど)で行うことも出来たため、クレジットカードとしては利用はしない人が大半だった。
2004年にローソンパスVISAが発行開始され、ようやくローソン以外のお店でも利用可能になった。2006年にはJMBとの提携カードであるJMBローソンパスVISAも発行されている。
2007年1月には、無審査で取得出来るマイローソンポイントカードが発行開始された。
ファミリーマートを陣営に加えている「Tポイント」とかつて提携しており、レジで提示することでポイントを獲得することが可能であった。しかし2007年3月31日をもって、Tポイント陣営からは離脱した。
ローソンポイントは「楽天スーパーポイント」との相互交換が可能だった(制限あり)。
しかし2010年3月1日にローソンポイントをPontaに移行したため、この取り扱いも2010年2月15日をもって終了した。
現在のローソンで利用出来るのは、共通ポイントプログラムのPontaとdポイントである。200円(税抜)につき1ポイント貯まる。ボーナスポイント制度もあるため、狙って買い物をすればポイントは貯まりやすい。1ポイント=1円でそのまま使うことも出来るが、売価より少ないポイントで引き換えられるお試し引換券(店頭端末のLoppiで発行)として使うのが、ローソンでの最もお得な使い方である。
ローソンのポイント周りは時間によって付与単位が異なり、16:00~23:59までは2ポイント還元となる。
共通ポイント加盟店は多くが既に還元率0.5%以下で定着しており、夕方のみとはいえ1%還元というだけでもまだお得な方である。
そして、2010年3月1日よりローソンのポイントサービスは共通ポイントプログラムであるPontaに切り替えられた。この切り替えにより会員限定値引きサービスが廃止されるなど、一部のサービスが悪化した。
また、ローソンパスクレジットプレミアムサービス(利用額に応じたボーナスポイント制度)も廃止されてしまい、ローソン提携クレジットカードを所有する意義がほとんどなくなってしまっている(JMBローソンPontaカードVISAで支払うと100円=2ポイント付くサービスはあるが)。
レジでのポイントカード提示で1ポイント得られる来店ポイントという制度があったが、2014年8月31日をもって廃止されてしまった。
その代わりとして、9月1日から来店スタンプという新サービスが始まった。レジ利用(支払いがある場合のみ。お試し引換券でも可)ごとにデジタルスタンプが自動的に貯まり、月に10個以上集まると抽選でPontaポイントが貰えるなどのサービスが受けられる。ただし、あくまで1日につき1個であり、何店まわっても同日に2つ以上は貰えない。
一部商品がより少ないポイントで引き換えられるメルマガ会員限定サービスが存在したが、2015年6月から廃止されてしまった。
ローソンのアプリやWEBサービスを便利に利用するためのアカウントサービスであるローソンIDの登録者限定で、一部商品をより少ないポイントで引き換えられるサービスが2015年11月より開始された(が、dポイントとの調整のためか11月のみで中断されている)。
2015年11月3日~2020年3月30日の間は、JCBブランドのプリペイド機能付きPontaカードであるおさいふPontaが発行されていた。一部店舗を除くJCB加盟店で利用可能であり、利用額500円につき1Pontaポイントが貯まる。また、ローソンではこの他にカード提示でポイントも貯まるので、還元率は1.2%となっている。2020年3月31日におさいふpontaのプリペイドサービスの終了が告知され、段階的にプリペイド機能を廃止し、同年8月17日には完全にプリペイド機能が廃止された。
2019年1月15日より、ローソン銀行のクレジットカードであるローソンPontaプラス(MasterCard)を発行開始。基本年会費が無料、ローソンでの基本還元率が4%となっている。なお2019年9月30日まではローソンでの基本還元率が2%で利用額に応じて最大4%還元となる、かつてのローソンパスクレジットプレミアムサービスに近いカードとなっていたため、還元率アップのハードルが異様に高かった。そのためJALマイルを少しでも貯めてる人は基本2.5%還元のJMBローソンPontaカードVISAの方がお得だった事実があり、マイルに全く興味のない人以外にはメリットが薄かった。
またPontaと提携しているリクルートカード、提携が発表されたau WALLET クレジットカードもPontaを貯める上で有力なカードとしてあげられる。現時点では両カードにPontaのポイントカードとしての機能はないので、別途でポイントカードが必要になる。
NTTドコモは2015年12月1日より、それまでのドコモポイントを進化させた共通ポイントのdポイントを導入した。
dポイントカード、dカード(クレジットカード)の導入により、ドコモユーザー以外もこのポイントプログラムを利用可能になった。
ローソンもdポイントと提携しており、Pontaと全く同様の特典を受けることが可能となっている。
かつてはdカード及びdカードのiD(電子マネー)で決済すると3%割引になるサービスがあった。
ちなみにd払い(バーコード)にも対応。平時はポイントカード提示と決済がタッチ1回のiDに分があるものの、キャンペーン次第ではd払いがお得になるケースもある。
ニコニコ動画の草創期より、同社はなぜかニコニコ動画とゆかりが深い。ニコニコ生放送で、決算会見などの配信も行われている。
その理由のひとつに、上述した「アイドルマスター」の秋月律子の服装が「ローソンの制服に似ている」ことからよくネタにされる点が挙げられよう。また、初音ミクのオリジナル曲「コンビニ」の手書きPVでも、ローソンがモデルとなっている。
プレミアムアカウントのチケット課金の際や、ウェブマネーを購入をする場合はLoppiで支払うと簡単である。
なお、ゲーム「ファイアーエムブレム外伝」の敵ボスにローソンという名前のキャラが登場するが、その中で敵キャラをローソンだらけにした物も存在する。
「水曜どうでしょう」関連の商品を取り扱う唯一のコンビニチェーン店でもあり(47都道府県にあまねく出店していることに加え、鈴井貴之がローソン店舗を題材に映画作品を制作していることも無関係ではないだろう)、関係グッズの発売日には「討ち入り」と称し、購入者「どうでしょう藩士」が押し寄せることとなる。ほかに「名誉店長」に就任した秋月律子が「1/6の夢旅人」をカバーしている点もポイントが高いと言えよう。
そして、2011年8月24日「ローソンチャンネル」を開設した。予告編の内容が病気である。
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最終更新:2024/10/12(土) 11:00
最終更新:2024/10/12(土) 11:00
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