ロードフォンス(Lord Fons)とは、2020年生まれの日本の競走馬。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2025年:かきつばた記念(JpnⅢ)
2026年:さきたま杯(JpnⅠ)、根岸ステークス(GⅢ)
父ロードカナロア、母オーシュペール、母父ダイワメジャーという血統。
父は言わずと知れた日本競馬史上最強スプリンターの1頭。種牡馬としては母系の特徴が出やすいタイプで、産駒の活躍馬はアーモンドアイを筆頭に芝が中心だが、レッドルゼルやコスタノヴァなどダートでも活躍馬を出している。ロードフォンスはコスタノヴァと同じく6年目の産駒。
母は父と同じくロードホースクラブの馬で、主にダート1800mを走って28戦3勝。ロードフォンスは第5仔。
母父は喘鳴症による不振から復活してGⅠ5勝を挙げ、早熟な芝のマイラーを出す種牡馬としても大活躍した2004年の皐月賞馬。母父としての産駒にはナミュールやスターアニス、ダートではショウナンナデシコやグランブリッジがいる。
母母父にFusaichi Pegasusの名前が見えるのがなかなか面白いところ。
2020年4月27日、両親と同じく新ひだか町のケイアイファームで誕生。オーナーも両親と同じ一口馬主クラブのロードホースクラブで、1口7.6万円×500口(=3800万円)で募集された。
父を管理した安田隆行元調教師の息子である、栗東・安田翔伍厩舎に入厩。2022年9月10日、中京芝1400mの新馬戦で西村淳也を鞍上にデビューしたが、2番手で先行したものの直線沈んでブービー8着撃沈。
中1週でダートに切り替え、松若風馬を迎えて中京ダート1400mの未勝利戦へと向かうと、8番人気に留まったが、好位から直線外に出して2番人気バールデュヴァンとの熾烈な追い比べをクビ差制して勝ち上がり。以降はダート1400mに絞ってコツコツと条件戦からステップアップを目指すことになった。
1勝クラスからはブリンカーを装着、西村が戻って12月の同条件の寒椿賞を2着、明け3歳初戦の同条件平場1勝クラスを3着として、一息入れて横山和生が騎乗した4月の東京の平場1勝クラスを中団から直線大外を差し切って勝利。
菱田裕二が騎乗した2勝クラス初戦は7着に撃沈したが、5ヶ月休んで坂井瑠星と3着、明け4歳初戦は川田将雅と3着。4歳2戦目の中京・鈴鹿特別を好位から鋭く抜け出して快勝。
3勝クラスでは菅原明良と臨んだ昇級初戦の東京・鎌倉ステークスをハナ差2着に惜敗、続く同条件のBSイレブン賞から後方から6着に終わったが、5ヶ月休んで10月の東京・テレビ静岡賞で久々に横山和生を迎えると中団から鋭く差し切って勝利。オープン入りを果たす。
オープン入り初戦の霜月ステークス(OP)では大野拓弥のテン乗りとなったが、ここも好位から鋭く抜け出して勝利。オープンで一発回答を果たして4歳を終えた。
明け5歳初戦は初重賞挑戦となる根岸ステークス(GⅢ)。鞍上は再び横山和生を迎え、以降は和生が主戦に固定されることになった。コスタノヴァに次ぐ6.6倍の3番人気と支持を集め、レースはコスタノヴァと同じような位置で進めたが、直線入口でカラ馬になったタガノビューティーに前をカットされてしまう不利を受けてしまう。そこから脚を伸ばしたものの、コスタノヴァには4馬身ちぎられて2着。
続いてはフェブラリーSではなく、その翌日の名古屋1500m・かきつばた記念(JpnⅢ)へ。ロードフォンスは右にもたれる癖があり、これまでずっと左回りの中京と東京だけを走ってきたが、右回りのテストを兼ねての選択だった。前年覇者サンライズホークと人気を分け合って2.8倍の1番人気に支持されると、好位から3角で先頭を奪い、直線でシャマルを競り落とすと、内のサンライズホークとの追い比べを最後まで譲らずクビ差押し切って勝利。嬉しい重賞初制覇を飾った。
これで勇躍かしわ記念(JpnⅠ)に挑戦。5.7倍の3番人気と支持を集めたが、出遅れたコスタノヴァと直線馬体を合わせて追い込むも、シャマルどころか逃げたウィリアムバローズにも届かず、コスタノヴァにも競り負けて4着。初マイルで0.2秒差なら充分と見るか、GⅠ級の壁は高かったと見るか。
夏休みを挟み、秋は東京ダート1600mのグリーンチャンネルカップ(L)から始動したが、60kgを背負う羽目になり、後方から見せ場を作るに至らず4着。続く武蔵野ステークス(GⅢ)も中団から伸びきれず5着に終わり、うーんやっぱりマイルはちょっと長い?という感じで5歳は終了。
明け6歳も根岸ステークス(GⅢ)から始動。昨年秋の凡走で評価を落とし13.2倍の6番人気に留まったが、好スタートから好位でレースを進め、直線残り100mで抜け出して押し切り勝利。やはり本領は1400m、という感じで重賞2勝目を挙げる。
1400mを求めて今度は高知の黒船賞(JpnⅢ)に向かったが、マテンロウコマンドの逃げを2番手で追うも逆に力尽きてしまい4着。
そこから昨年同様かしわ記念(JpnⅠ)に挑戦、好位から直線もしぶとく脚を伸ばすも、ミッキーファイトvsウィルソンテソーロの現役国内ダートトップ格の争いには全く割って入れずの3着。
続いて向かったのは本領の1400m戦、さきたま杯(JpnⅠ)。ここもウィルソンテソーロがやって来て、実績から1.8倍の1番人気に支持されたが、さすがに1400はちょっと短いんじゃ?という不安要素もあり。他の上位人気勢も海外遠征以降不調のヤマニンチェルキ、1400はちょっと長い気がするママコチャ、8歳でさすがに衰えを隠せないシャマルといった顔ぶれで、1400がベストのロードフォンスは4.6倍の2番人気に支持された。
レースは最内枠のシャマルが出鞭を入れてハナを主張、それに道営の3歳馬ベストグリーンが絡んでいくのを、ロードフォンスと横山和生は虎視眈々と3番手に構えた。前2頭が後ろを離して逃げるのを3コーナーから進出を開始して捕まえに行き、直線入口で捕まえて堂々と先頭。後ろからはウィルソンテソーロが猛然と追い込んできたが、やはりあちらに1400は短かったか位置が後ろすぎ、浦和の短い直線では届かない。そのままウィルソンテソーロに影も踏ませず、堂々1馬身半差で押し切った。
得意の1400mにGⅠ級が出来た恩恵を逃さず掴み取り、嬉しいGⅠ級初制覇。ロードホースクラブは父ロードカナロアの2013年香港スプリント以来のGⅠ級勝利。横山和生はGⅠ級7勝目なのだが、全て2番人気での勝利という珍記録が今回も継続となった。
| ロードカナロア 2008 鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
| Miesque | |||
| *マンファス | *ラストタイクーン | ||
| Pilot Bird | |||
| レディブラッサム 1996 鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | |
| Terlingua | |||
| *サラトガデュー | Cormorant | ||
| Super Luna | |||
| オーシュペール 2009 鹿毛 FNo.25 |
ダイワメジャー 2001 栗毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | |||
| スカーレットブーケ | *ノーザンテースト | ||
| *スカーレットインク | |||
| *レディマーメイド 2002 鹿毛 |
Fusaichi Pegasus | Mr. Prospector | |
| Angel Fever | |||
| Mother of Pearl | Sadler's Wells | ||
| Sisania |
クロス:Mr. Prospector 4×4(12.50%)、Northern Dancer 5×5×5(9.38%)
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最終更新:2026/08/17(月) 20:00
最終更新:2026/08/17(月) 20:00
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