ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者- 単語

ロードオブドラゴンドラゴンノシハイシャ

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ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-とは、漫画遊☆戯☆王」及びその生作品に登場するカードである。

概要

海馬瀬人が使用するモンスター。このカードフィールド上に存在することで、ドラゴン魔法から守ることができる。
また、このカードの存在を発動条件とする「ドラゴンを呼ぶ」というカードも存在し、「青眼の白龍」の高速展開のために使用されている。

海馬VSデュエルロボ戦で登場。このときは海馬が自らのデッキロボに使用させていたため、デュエルロボがこのカードを使用している。
ドラゴンを呼ぶ」を使用して「青眼の白龍」を展開し、「青眼の究極竜」の融合につないだ。「ドラゴンを呼ぶ」が墓地へ置かれたがデッキからカードドローしなかった。

 VS遊戯では海馬が使用した。
効果によって遊戯カード(「六芒の呪縛」)から「青眼の白龍」を護り、「ドラゴンを呼ぶ」によって「青眼の白龍」を展開した。その後、「ドラゴンを呼ぶ」が墓地へ置かれたのでデッキからカードドローした。

その後も海馬が使用している。

アニメオリジナル乃亜編」のVS大門ビッグ5)では、オリジナルルールであるデッキマスター定された。
その効果は500ライフと引き換えに手札のドラゴンモンスター1体を通常召喚同様の生け贄で特殊召喚できるというもの。「血の代償」でおkとかいったやつは表に出ろ。

サイドストーリーの『遊☆戯☆王R』では、VS天馬夜行で登場。
クロスシフト」の効果で特殊召喚された。そして、このカードの存在を発動条件とする「ドラゴン覚めの旋」なるカードを発動。その効果によってデッキから「青眼の白龍」2体を手札に加え、直後に「ドラゴンを呼ぶ」で特殊召喚した。
その後は終盤までフィールドに残り続けていたが、「の決壊」の効果を受けた「邪神ドレッド・ルート」によって破壊された。

OCG版

1999年12月16日発売の構築済みデッキEX」で登場した。「ドラゴンを呼ぶ」と共にシークレットレアで収録。

効果モンスター
4/闇属性/魔法使い族/ATK 1200/DEF 1100
このカードフィールド上に表側表示で存在する限り、
フィールド上のドラゴンモンスター魔法・効果モンスターの効果の対にできない。

※「ストラクチャデッキドラゴニックレギオン-」収録のカードSD22-JP016)による

ドラゴン族を対にする効果を封じる。

をとる効果からドラゴンを守れるので、ドラゴンを展開しやすくなる。対を取らない「ブラック・ホール」などに対してはであるため注意が必要。この点は「スターダスト・ドラゴン」などと併用するといい。対をとる「強制脱出装置」などはこのカードで防ぎ、対を取らない全体除去はスターダストなどで防ぐことができる。

欠点はこのカードの攻撃が低いこと。容易に戦闘破壊されてしまう。一応「明鏡止水の心」などを使えば守れるが、そこまでするほどの価値があるかが疑問ではある。
また、自身は魔法使い族であることも注意。自身はドラゴンサポートを受けられないほか、「一族の結束」を使用する場合は邪魔になってしまう。

このカードの効果は全フィールドに適用されるため、相手のドラゴンも対を取る効果の耐性を得てしまう。相手が相手自身のドラゴンを対にする効果を使用できなくなるというメリットはあるが、自分が相手のドラゴンを対にできないというデメリットにもなってしまう。

このカードを使用するならば、基本的には「魔人 キングドラグーン」の融合素材か、「ドラゴンを呼ぶ」とのコンボを狙うことになる。
キングドラグーン融合素材であれば、「神竜 ラグナロク」と融合素材代用モンスターという手もある。魔法使いであるこのカードを採用したくない場合はその組み合わせが優先されるが、こちらは闇属性であるため、「終末騎士」などで墓地へ送りやすいというメリットもある。
もちろん両方入れて正規の素材融合してもいい(その場合でも代用モンスターはほしいが)。

ドラゴンを呼ぶ」の発動に必要なカードでもある。成功すればドラゴン族を2体展開でき、海馬のように高レベルドラゴン族を展開すればかなりのもの。しかし、このカードと手札に高レベルドラゴン2体という条件は難しく、上手くそろわない可性が高いため、一種のロマンである。使用したい場合は「召喚師のスキル」などのサーチを有効活用しよう。


後にこのカードの対となる「ドラゴンを攻撃対にできない」効果を持つ「ドラゴン・ウィッチ-ドラゴンの守護者-」が登場した。向こうは自身のドラゴン族にしか適用されない。

効果について

「対」というが使用された最初のカード。当時はルールの整備さえしっかりしていない状況(今でもしっかりしてないとか言ってはいけない)で、いきなり「対にならない」というが飛び出してきたため、大いに混乱した。

例えば、「サンダー・ボルト」は全てのモンスターを対にとるか、というところで、当時発行された書籍では解釈が分かれていた。
ドラゴン族はいったん守られるが、このカードの破壊によって効果がなくなり、時間差でドラゴンモンスターも破壊される」という変わった解釈も存在した。
ちなみに、現在ルール正解を言うと、「サンダー・ボルト」は対をとらない効果であるため、通常通りモンスターは破壊されてしまう。

を取る・取らないの違いは結構難しく、テキストだけ読んでもわからないことが多い(その場合、OCG事務局に質問しなければならない)。そのくせ実際のデュエルではこの違いが重要になることが多いという困りもの。使っていれば対をとる効果の勉強になるかもしれない。


このカードの効果は「ドラゴン族を効果の対にできない」というものである。このカードが存在するとき(かつ効果が効にされていないとき)、ドラゴン族を対にする効果は発動そのものができない。
既に発動され、対にされてしまったものを効にすることはできない。ドラゴンを対にする効果にチェーンして「リビングデッドの呼び声」などでこのカードフィールドに呼んでも、効化はできない。

テキストでは「フィールド上」の言葉が抜けているが、墓地などのドラゴン族にこの効果が適用されることはない。

その他の作品において

アニメGXでは万丈長作が使用した。「魔人 キングドラグーン」の融合素材となっている。

OCG準拠でないゲームボーイDMシリーズでは、効果を持たないモンスターとして登場している。
そこでのテキストは「数多くのドラゴン族を支配するを持っている魔術師」。

また、ゲームキューブソフト遊☆戯☆王フォルスバウンドキングダム ~虚構に閉ざされた王~」(非OCG準拠)でも登場する。そこでの攻撃名は「招来」。

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