ローマの噴水とは、オットリーノ・レスピーギが作曲した交響詩である。
ローマ三部作(他は「ローマの松」「ローマの祭り」)の一つで、1916年に作曲された三部作の第一作目である。全4楽章を通して演奏され、ローマの一日を様々な場所の噴水の情景が描かれている。
「ローマの松」「ローマの祭り」との決定的な違いは、他2曲の構成『急―緩―緩―急』であるのに対して、「ローマの噴水」だけは逆に『緩―急―急―緩』となっている点である。このため、他2曲が最後に華々しく終わるのに対して、本作は静かに演奏が終わるため大きく異なる印象を与える。
オーケストラの編成人数も他2曲に比べてこぢんまりとしており、比較すると地味な印象も否めないが、華やかな他2曲にはない落ち着いた安らぎを全体的に感じさせる曲でもあり、コンサートでローマ三部作を通して演奏される場合は、松と祭りの間の2番目に演奏される機会が多い。
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最終更新:2024/04/20(土) 07:00
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