ワカメを冷ます曲

ワカメを冷ます曲とは、冷めるどころか熱くなった音楽ゲームネタである。

概要

 さまざまな音楽ゲームに収録されているセツナトリップ。当然ながらメーカーによって曲のカット部分が異なる。コナミの音楽ゲーム(具体的な機種は関連項目参照)にも収録されているが、終盤のカット部分が以下のようになっている。

・・・・・・　わかっているんだ　言い訳だって
手札なんて自分次第なんだ、って
いつまでユメに逃げてるんでしょ？
そろそろおはようの時間だろう？

目を覚ませ　セツナトリップ
飛べない　わけない　今眩しい
現実（Real）にDive！
脇目も振らず　逃げずに勝負！
絶対　命題　撤退はしない
覚悟キメて負けず生きるから！！

 ※セツナトリップの記事より引用。赤字部分がカットされた部分。

 そのため「・・・・・・ わか目を覚ませ(以下省略)」となり、そこから「ワカメを冷ませ」と呼ばれるようになった。ワカメ音源とも言われる。
 何故このようなことになったか。ライセンス曲はゲームの都合上で尺を2分程度に収めて収録する必要があり、そのカット過程で違和感無く繋げた結果だと考えられる。

増えるワカメちゃん

コナミの音楽ゲーム「BEMANI」シリーズにおいて、2012年にSOUND VOLTEX BOOTHへ「セツナトリップ」が収録。これが上述のワカメ音源の始まりであった。

その翌年より、この曲はREFLEC BEAT colette -Summer- & REFLEC BEAT plus、pop'n music Sunny Park & ポップンリズミン、GITADORA、ミライダガッキ、jubeat saucer & jubeat plus、DanceDanceRevolution (2014)と次々と収録され、数多くのBEMANIに広まっていった(ただし一部機種は音源が異なる・後述)。

再度記すが、ワカメ音源だったのはコナミの音楽ゲームのみであり、他のメーカーの音楽ゲームでは聞けない。
また同じコナミ音楽ゲームでもスマホ版REFLEC BEAT plusは音源のカットそのものが大きく異なっており、GITADORAは音源こそ類似しているが「目を覚ませ」から始まっているため(このことから音源そのものが変わっていると考えられる)、やはり聞くことができない。
なお、GITADORA音源のセツナトリップは前述の理由から、「消えるワカメちゃん」「ワカメの消失」「ワカメを覚まさない曲」等と呼ばれていた。

2014年7月に稼働を開始したBeatStreamにも収録され、これからも盛り上がると思われていた。のだが……

ワカメの消失

2014年8月にjubeatにて、音源がワカメの消されたバージョン(GITADORA音源タイプ)へ差し替えられた。

これを皮切りに次々と他のBEMANIでもワカメの駆逐が開始され、同年9月中旬頃までにはすべて変更されてしまった。

その翌年に稼働したMÚSECAにもセツナトリップは収録されたものの、当然ワカメフリーの音源である

その後もワカメ音源はiOS版ポップンリズミンでのみしばらく残存していたが、そちらも残念ながら2016年8月31日にサービス終了を迎え、最終的に全てのBEMANIからワカメが一掃されてしまった。

そのうちこれを知っているかどうかで何時から始めたか分かる時代が・・・。

作者公認・・・だと！？

 時は流れ2016年6月、TAITOのアーケードゲーム「グルーヴコースター」に収録されることになったのだが、作者告知において「ワカメを冷ましているのか、それとも冷ましていないのか……！？」という記述さがれている。

　作　者　公　認　が　確　認　さ　れ　た　瞬　間　で　あ　る　

関連動画

参考；GITADORA音源(通称ワカメを冷まさない曲)

関連商品

関連項目

• セツナトリップ

　ワカメ音源だった機種

• SOUND VOLTEX
• REFLEC BEAT
• pop'n music
• ミライダガッキ
• BeatStream
• jubeat saucer
• Dance Dance Revolution