ワルサーP38 単語

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ワルサーP38とは、

  1. ドイツ銃器メーカーカール・ワルサー社が開発した軍用自動拳銃
  2. ルパン三世 ワルサーP38の略。誘導先で解説

である。本記事は1.について説明する。

概要

1937年にワルサHPの名称で完成1938年ドイツ陸軍に制式採用され名称をワルサーP38にめる。加工が複雑で生産コストに難があったドイツ軍制式拳銃ルガーP08を置き換える的で開発され、実際に製造コストを抑えることには成功したものの、第二次世界大戦中にP08を全に置き換えるには至らなかった。

9mmパラベラム弾を使用する大自動拳銃としては初のダブルアクション機構を取り入れるなど先進的な設計を多く取り入れ、後の拳銃開発に大きなを与えた。ダブルアクション/シングルアクション切り替えのトリガーメカニズム、ファイアリングピン・ブロック・セフティ引き金を引かない限り撃針が固定されていて撃発しない)、マニュアル・セフティなどは、同社が開発したベストセラー中拳銃ルサPP/PPKから引き継がれている。

PP/PPKとことなり、強9mmパラベラム弾を使用するためにショートリコイル式の動作機構を備えているが、現代では流となったブローニング式(ティルトバレル式)のショートリコイルでなく、プロップアップ式と呼ばれるものを備えている。このプロップアップショートリコイルは後にイタリアベレッタM92にも用いられた。

ダブルアクションによる暴発リスクの軽減、軍用拳銃としては高い命中精度などの長所をもち、先進的な拳銃として評価されるが、一方でスライド上部のカバーの構造が簡易的で連続で射撃を行うと外れてしまうことがあるなどの欠点も存在した。特に第二次大戦末期、生産の省化が極端に進められた頃の品質は相当悪かったようである。

終戦によってP38の生産は一時中断されたものの、後に再開され、各所に良を加えながら戦後ドイツ警察ドイツ連邦軍でも使われた。

 日本では「トランスフォーマー」の初代メガトロン変身したり、「ルパン三世」でルパンが使用する拳銃として有名だったりする。

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最終更新:2024/04/25(木) 21:00

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