ワーナー・ブラザーズ (Warner Bros. Entertainment, Inc.) とは、アメリカの映画会社である。
1932年、東欧系ユダヤ人移民であるハリー・ワーナー、アルバート・ワーナー、サム・ワーナー、ジャック・ワーナーのワーナー4兄弟によって創業。
20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント映画、コロンビア映画(現:ソニー・ピクチャーズ)と並ぶアメリカ大手映画製作配給会社。アメリカのみならず、全世界に影響を与える大企業である。
1969年に駐車場管理・レンタカー会社「キニー・ナショナル・サービス」の傘下に入る。このキニー社が後に「ワーナー・コミュニケーションズ」となった後、1989年に雑誌「TIME」を発行する「タイム」と合併し、「タイム・ワーナー」となった。
一時期はアメリカ最大手のインターネットプロバイダーであったAOLとも合併し「AOLタイム・ワーナー」と社名を変更していた時期もあったが、AOL事業が急速に業績悪化したために社名をタイム・ワーナーに戻した後、AOLを分社化して売却している。
世界の三大メジャーレコード会社の一角であるワーナー・ミュージック・グループは元々ワーナー・ブラザーズのレコード会社として設立されたが、2004年に事業再編で売却され、現在は直接的関係が薄くなっている。
日本では、ワーナーエンターテイメントジャパン株式会社 (WARNER ENTERTAINMENT JAPAN INC.) がワーナー・ブラザーズで製作した映画の配給や宣伝、ライセンス管理を行う。
日本ではWarner Bros.を「ワーナー・ブラザーズ」ではなく「ワーナー・ブラザース」と表記する。
かつてワーナー・ブラザーズとマイカルが合弁でシネマコンプレックスチェーン「ワーナー・マイカル・シネマズ」を設立し運営していた。日本におけるシネマコンプレックスの先駆的存在であり、後に東映・東宝・松竹なども追随し、日本にシネマコンプレックスを定着させた。
後にマイカルの倒産とイオングループ入りにともない同社もイオン傘下になる。ワーナーの資本撤退とイオンが展開していたシネマコンプレックス「イオンシネマズ」と統合され消滅した。
2011年よりニコニコ動画内においてワーナー・ブラザーズ社作品の配信が行われてきたが、契約満了に伴い、2017年10月末でワーナー・ブラザーズ社作品のニコニコチャンネルは終了する。
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最終更新:2023/10/03(火) 13:00
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