ワーム(遊戯王) 単語

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ワーム

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ワーム(遊戯王)とは、遊戯王OCGに登場するカード群である。

概要

ワームとは遊戯王OCGデュエルターミナル世界における外宇宙からの暴な侵略者のことである。
OCGにはワームと名の付くカードはこれら以外にも存在する(《ニードルワーム》など)が、この記事で取り上げているワームはデュエルターミナルで登場したカテゴリーおよびそれに属する属性爬虫類族のモンスターカード群をす。その為、ワームをサポートするカードは効果の及ぶカードに「ワームと名の付いた爬虫類族」を定している場合が多い。
ちなみにこのカテゴリー以外でワームと名の付いた爬虫類モンスターは《ワーム・ドレイク》のみである。

リバース効果とそれに関連する効果を持ったカードが多いのが特徴。
また「ワーム・」の後に続く名前頭文字アルファベットに対応しており、アルファベット順に発売している。
現在は26種類全てのアルファベットが登場している。

主なカードの説明 

ワーム・アポカリプス/Worm Apocalypse
効果モンスター
1/属性/爬虫類族/攻 300/守 200
リバースフィールド上の魔法またはカード1枚を破壊する。

効果だけをみるとお父さんライトロードハンター ライコウ》の劣化だが、ワームのサポートを共有できる。2010/03/01の禁止・制限カード定によって強魔法除去カードである《大嵐(2011年制限復帰)》が禁止になり、多くのプレイヤーが大量にカードセットするようになったため発動機会は多かった。

現在(2017年以降)は2015/01/01に制限カードとして復帰した《ハーピィの羽根帚》や、第九期から登場した《ギャラクシーサイクロン》などがあるため、やや厳しい。

ワーム・カルタロス/Worm Cartaros
効果モンスター
4/属性/爬虫類族/攻1200/守 500
リバース:自分のデッキからレベル4以下の「ワーム」と名のついた
爬虫類モンスター1体を手札に加える。

 その場の状況に合わせてレベル4以下のワームをサーチすることができるため、【ワーム】デッキでは必須カードとなる。リバース効果であるため用意してから発動するまでが遅いのが欠点である。

ワーム・イリダン/Worm Illidan
効果モンスター
5/属性/爬虫類族/攻2000/守1800
自分フィールド上にカードセットされる度に、
このカードにワームカウンターを1つ置く。
このカードに乗っているワームカウンターを2つ取り除く事で、
相手フィールド上のカード1枚を破壊する。

召喚後に、魔法カードが手札にあれば実質ノーコストカードを破壊できる。
モンスターセットでもカウンターは貯まる為、頻繁に自身をセットするサイクルリバースモンスターやワームとは相性がいい。《デス・ラクーダ》なら自身の効果でドローしたカードセットできる可があるため、より相性がいい。


ワーム・ジェートリクプス/Worm Jetelikupse
効果モンスター
3/属性/爬虫類族/攻1200/守   0
リバース:このターン、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
このカードを自分フィールド上に守備表示で特殊召喚する。

ワームにおけるリリース要員。
爬虫類族のサポートカードである《の供物》とも相性がいい。


ワーム・キング/Worm King
効果モンスター
8/属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類モンスター1体を
リリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
自分フィールド上に存在する「ワーム」と名のついた
爬虫類モンスター1体をリリースする事で、
相手フィールド上のカード1枚を破壊する。

効果自体は優秀だが、《ゴヨウ・ガーディアン》に奪われるギリギリの攻撃、展開が苦手なワームでは効果を発動し辛いなど切り札としてはやや不足である…と言われたのも昔の話。 今や《W隕石》でデッキからいきなり特殊召喚され、相手の場を荒らせる強モンスターへ変貌している。


ワーム・リンクス/Worm Linx
効果モンスター
2/属性/爬虫類族/攻 300/守1000
リバース:このカードエンドフェイズ時に表側表示で存在する場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。

一番の特徴は相手のエンドフェイズでもドロー出来る点。数ターン維持するだけで大なアドバンテージを得ることが出来る。ドローしすぎてデッキ切れを起こさないよう注意しよう。

環境の変動がしくなり、2、3ターン以上維持するのも大変になった現在も、しっかりとカウンターなどで防御しつつ時間を稼げば、いい働きをしてくれる。


ワーム・クィーン/Worm Queen
効果モンスター
8/属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類モンスター1体を
リリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
ターンに1度、自分フィールド上に存在する「ワーム」
と名のついた爬虫類モンスター1体をリリースする事で、
リリースしたモンスターレベル以下の「ワーム」
と名のついた爬虫類モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。

ワームをリリースして発動する特殊召喚効果を持っており、リリースするのはこのカード自身でも構わない。
別の《ワーム・クィーン》をリクルートし続けることで、《継承の印》の発動条件を容易に満たすことができる。


ワーム・テンタクルス/Worm Tentacles
効果モンスター
4/属性/爬虫類族/攻1700/守 700
自分の墓地に存在する「ワーム」と名のついた
爬虫類モンスター1体をゲームから除外して発動する。
このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

ワームの下級モンスターでは較的高い攻撃を持ち、墓地のワームを1体除外すれば2回攻撃も可
オネスト》などと組み合わせると強なフィニッシャーになりうる。


ワーム・ヴィクトリー/Worm Victory
効果モンスター
7/属性/爬虫類族/攻   0/守2500
リバース:「ワーム」と名のついた爬虫類モンスター以外の
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
このカードの攻撃は、自分の墓地に存在する
「ワーム」と名のついた爬虫類モンスターの数×500ポイントアップする。

爬虫類族には《スネークレイン》などの強墓地肥やしカードが存在する為、高い攻撃を維持しやすい。

ワーム・ウォーロード
効果モンスター
6/属性/爬虫類族/攻2350/守1800
このカードは特殊召喚できない。
このカード戦闘で破壊した効果モンスターの効果は効化される。
このカード戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう1度だけ続けて攻撃できる。

後述の《ワーム・ゼロ》とべると知名度は高くないが、アドバンス召喚が強化された第八・九期以降から、油断ならない存在になった上級ワーム。特殊召喚できない縛りと""に僅かに及ばない打点など、気になる部分はあるもの、効果は強で《帝王旋》などでカバーすれば侮れない存在になり得る。《読命》やウィップバイパーで表示形式などを変更されても、簡単に戦闘破壊されない守備も利点。


ワーム・ゼクス/Worm Xex
効果モンスター
4/属性/爬虫類族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「ワーム」と名のついた
爬虫類モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が表側表示で存在する場合、
このカード戦闘では破壊されない。

ワームのアタッカーとしてよく採用されるが、その一番の理由は後述する《ワーム・ヤガン》とのコンボだろう。


ワーム・ヤガン/Worm Yagan
効果モンスター
4/属性/爬虫類族/攻1000/守1800
自分フィールド上に存在するモンスターが「ワーム・ゼクス」1体のみの場合、
自分の墓地に存在するこのカード
自分フィールド上に裏側守備表示でセットする事ができる。
この効果によって特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードリバースした時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を持ちの手札に戻す。

なんと《ワーム・ゼクス》を召喚して効果でこのカード墓地に送ればすぐに蘇生できる。較的高めの守備バウンス効果も持ち、今もなお強
《ワーム・ゼクス》とあわせて今日のワームを支えるモンスターである。


ワーム・ゼロ/Worm Zero
融合・効果モンスター
10/属性/爬虫類族/攻   ?/守   0
「ワーム」と名のついた爬虫類モンスター×2体以上
このカードの攻撃融合素材にしたモンスターの種類×500ポイントになる。
このカード融合素材にしたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地爬虫類モンスター1体を
裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地爬虫類モンスター1体をゲームから除外する事で、
フィールド上のモンスター1体を墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

始まりのワームと言われるカード(発売は一番最後だが)。 同胞であるワームを喰らう巨大で禍々しい存在。初の爬虫類族の融合モンスターにして初のデュエルターミナルオリジナル融合モンスター
扱い方としては《未来融合-フューチャーフュージョン-(2017年エラッタされた状態で復帰)》で大量の墓地肥やしを行い、《ワーム・ヴィクトリー》の強化の手助けをすることなどがあげられる。

ワームには魔法を除去・妨するカードに対する対処手段に乏しいため、他のカテゴリーカードによるサポートや汎用カウンターなどでうまく守りつつ、墓地肥しなどを狙いたい。

デュエルターミナルストーリーにおいて、このワームを最後にワーム達は姿を消した。

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