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ワールドベースボールクラシック

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ワールドベースボールクラシックWorld Baseball Classic略称WBC)とは、野球世界一を決める世界選手権大会である。

概要

2006年からメジャーリーグベースボールMLB)の世界進出(グローバル化戦略)の一環として開始された。オリンピックと同様、4年に一度(夏季オリンピックの翌年)開催される。2009年まではMLB催する16ヶ参加の大会だったが、2013年の第3回大会からは野球連盟(IBAF)認の世界選手権として行われるようになった。出場も28ヶに増加し、予選も導入されている。

決め細やかなルールが多く、中でも投手には球数制限と、登板制限(30球未満は1日、50球以上投げたら中4日)が設けられている。そして毎回のようにルール変更が行われる。

また代表資格も非常に幅広く、「自籍の保持」のほか「永住資格」「出生地」、さらには「籍」「の出生地」の代表になることも可。このため、アメリカ人選手を中心に複数の代表資格のある選手が数多い。日本でも父親オランダアメリカ人、母親日本人という事情でラーズ・ヌートバーが第5回大会で代表入りしている。キューバからの亡命選手は第4回まで規制されていたが、第5回からキューバ代表として出場できるようになった。

2015年には世界野球ソフトボール連盟(WBSC)により、新たな世界野球大会、WBSCプレミア12が開催。WBCの中間年に行われる。

ルール

大会結果

開催年 優勝
第1回 2006年 日本 日本
第2回 2009年 日本 日本
第3回 2013年 ドミニカ共和国 ドミニカ共和国
第4回 2017年 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
第5回 2023年

日本代表の結果

開催年 成績 監督
第1回 2006年 優勝 王貞治
第2回 2009年 優勝 原辰徳
第3回 2013年 3位 山本浩二
第4回 2017年 3位 小久保裕紀
第5回 2023年 栗山英樹

大百科に記事のある出場選手一覧

ア行 カ行 サ行
タ行 ナ行 ハ行
マ行 ヤ行 ラ行
ワ行

2006年

詳細
2006ワールドベースボールクラシック
基本情報
開催 日本日本
プエルトリコプエルトリコ
アメリカ合衆国アメリカ合衆国
日程 2006年3月2日
-2023年3月20日
本選出場 16チーム
WBCテンプレート
出場チーム
A組 日本 日本 /  大韓民国 韓国
チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ / 中国 中国
B組 メキシコ メキシコ / アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
カナダ カナダ  / 南アフリカ南アフリカ
C組 プエルトリコ プエルトリコ / キューバ キューバ
オランダ オランダ / パナマ パナマ
D組 ベネズエラ ベネズエラ / ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 
イタリア イタリア / オーストラリア オーストラリア

王貞治監督の下、「王ジャパン」として強と立ち向かった。

第1ラウンドA組では2勝1敗で2位通過。

特筆すべきことは、第2ラウンド1組での日本アメリカエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム)でのデービッドソン審判員による判定問題である。日本アメリカの8回表に、日本側攻撃で西岡剛タッチアップを行った際、二塁塁審がセーフとしていたところ、球審のボブ・デービッドソンによって覆された。この試合は3-4で敗れた。アメリカメディアでもひどい判定だと批判されている。

問題のシーン

メキシコアメリカでもデービッドソン審判員がメキシコ選手が放った本塁打二塁打に覆される判定を下したことにより、メキシコ選手たちが奮闘し、2-1で勝利日本アメリカメキシコは1勝2敗で並んでいたが、チーム間の失点率が低かったことにより日本はまさかの準決勝進出となる。

準決勝・決勝

準決勝 決勝 優勝
日本 日本 6 日本 日本 10 日本 日本
大韓民国 韓国 0
キューバ キューバ 3 キューバ キューバ 6
ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 1

準決勝では韓国にここまで2連敗していたが、代打で出場した福留孝介が2ランホームランを打って先制。この時の実況は生き返れ福留!と叫ばれていた。福留のホームランをきっかけに猛攻で5点を先制し、6-0で下し、決勝に進出した。


決勝ではアマチュア最強キューバと対戦。9回表には川﨑宗則捕手タッチを搔い潜って10点を獲得。右手と称された。9回裏のマウンドには大塚晶則が上がり、1点を献上したが二者連続でゲームセット。10-6でキューバを倒し、初代王者にいた。

スコア

リーグ 日付 対戦相手 結果 場所
1次リーグ 3月3日 中華人民共和国 中国 ○18-2 東京ドーム
3月4日 チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ ○14-3
3月5日 大韓民国 韓国 ●2-3
2次リーグ 3月12日 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 ●3-4× エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム
3月14日 メキシコ メキシコ ○6-1
3月15日 大韓民国 韓国 ●1-2
準決勝 3月18日 大韓民国 韓国 ○6-0 ペトコ・パーク
決勝 3月20日 キューバ キューバ ○10-6

2009年

詳細
出場チーム
A組 日本 日本 /  大韓民国 韓国
チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ / 中国 中国
B組 オーストラリア オーストラリア / キューバ キューバ
メキシコ メキシコ / 
 / 南アフリカ南アフリカ
C組 カナダ カナダ / イタリア イタリア
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国  / ベネズエラ ベネズエラ
D組 ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 / オランダ オランダ
パナマ パナマ  / プエルトリコ プエルトリコ

原辰徳監督の下、「SAMURAI JAPAN」としてタイトル防衛をした。

変則的なトーナメントのため同じと最大5回戦う可性があり、実際5回対戦を行い、「本当にWBCか?」と疑問となる組み合わせであった(16ヶ出場のうち中国韓国キューバアメリカの4ヶしか戦っていない)。韓国とはA組だけでも2回、第2ラウンドで2回、決勝ラウンドで1回と5回も戦っている。バド・セリグMLBコミッショナーは大会終了後、トーナメント善とチェココロンビア等を含めた24ヶ2013WBCを開催するとった。

準決勝・決勝

準決勝 決勝 優勝
ベネズエラ ベネズエラ 2 大韓民国 韓国 3 日本 日本
大韓民国 韓国 10
日本 日本 9 日本 日本 5
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 4

準決勝では前回敗れたアメリカ、決勝では韓国を延長10回の末破り、日本が劇的な2大会連続2回優勝を決めた。

イチロー(2009WBC決勝)

日本チームになくてはならない存在。いわゆる。いつもはクールだが、この大会では情熱的に取り組み、チームを引っっている。イチローの発言も、JAPANを背負って戦う意気込みを強く感じさせる。第1回、第2回共に予選から決勝まで尻上がり調子を上げていき、予選では低打率で周囲を不安にさせたが、第1回決勝キューバ戦では、中押しのきっかけとなる2塁打と、1点差に詰め寄られた後に突き放すタイムリーヒットを放ち、第2回決勝韓国戦では、6打数4安打、延長10回に決勝の2点タイムリーを放つなど絶好調となる。

2009年決勝の2点タイムリー


イチローWBC関連項目

スコア

リーグ 日付 対戦相手 結果 場所
1次リーグ 3月5日 中華人民共和国 中国 ○4-0 東京ドーム
3月7日 大韓民国 韓国 ○14-2
3月9日 大韓民国 韓国 ●0-1
2次リーグ 3月15日 キューバ キューバ ○6-0 ペトコ・パーク
3月17日 大韓民国 韓国 ●1-4
3月18日 キューバ キューバ ○5-0
3月19日 大韓民国 韓国 ○6-2
準決勝 3月18日 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 ○9-4 ドジャー・スタジアム
決勝 3月20日 大韓民国 韓国 ○5-3

2013年

詳細
2013ワールドベースボールクラシック
基本情報
開催 日本日本
台湾台湾
プエルトリコプエルトリコ
アメリカ合衆国アメリカ合衆国
日程 2013年3月2日
-2013年3月19日
本選出場 16チーム
WBCテンプレート
出場チーム
A組 日本 日本 / キューバ キューバ
中国 中国 / ブラジルブラジル
B組 大韓民国 韓国 / オランダ オランダ
オーストラリア オーストラリア / チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ
C組 ベネズエラ ベネズエラ / プエルトリコ プエルトリコ
ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 / スペイン スペイン
D組 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 / メキシコ メキシコ
イタリア イタリア  / カナダ カナダ

山本浩二監督の下、3連覇をす。当初はスポンサー収入を巡って出場辞退しようとしていたが、「侍ジャパン」が常設化されたことにより、出場が決まった。

しかし日本人メジャーリーガーは全員出場辞退となり、NPBメンバーのみで挑むことになった。

第1ラウンドA組ではキューバに敗れ2位で通過。第2ラウンド1組ではチャイニーズタイペイ戦で9回2死で井端弘和が起死回生の同点タイムリーを放ち、延長10回で中田翔犠牲フライで勝ち越し、4-3で勝利オランダ戦では一発攻勢で16-4で7回コールド勝ちし決勝トーナメント進出を決めたが、敗者復活戦で勝ち上がってきたオランダと再戦。10-6で2連勝した。

準決勝・決勝

準決勝 決勝 優勝
日本 日本 1 プエルトリコ プエルトリコ 0 ドミニカ共和国 ドミニカ共和国
プエルトリコ プエルトリコ 3
ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 4 ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 3
オランダ オランダ 1

3期連続で決勝ラウンドに進出したが、準決勝でプエルトリコに敗れ、3連覇はならなかった。

決勝戦ではプエルトリコドミニカ共和国が対戦し、3-0でドミニカ共和国完封リレー勝利。史上初の全勝でドミニカ共和国が初優勝した。

予選ラウンドが開催

2009年大会にある通り、本大会に先立つこと1年前、はじめて予選ラウンドが開催された。

前回大会で全敗だった台湾チャイニーズタイペイ)、パナマカナダ南アフリカと、新たにスペインフランスイスラエルチェコドイツイギリスブラジルコロンビアニカラグアニュージーランドフィリピンタイを加えトーナメント形式で予選が行われた。台湾カナダは順当に勝ち上がったものの、南アフリカスペインに、そして大会史上屈の番狂わせであるパナマブラジルに敗れ、本大会出場を逃した。

球審(プレートアンパイア)へのMLB審判以外の起用

「判定を統一する」という的で、これまでの大会ではMLBでジャッジしている審判(まあ第1回大会のときボブ・デービッドソン氏はマイナー審判だった)が全ての試合で球審を担当していたが、今回はじめてMLB所属ではない審判が球審を務めた。それは、日本プロ野球NPB審判である次郎である。台湾ラウンドの開幕戦で球審を務めた。またプエルトリコラウンドでは、オーストラリアポールハイマン氏が球審を務めた。

欧州勢の躍進

この大会、なんと言っても立ったのは欧州勢の躍進である。カリブに浮かぶキュラソー出身者と本土出身者との融合チームであるオランダは、ウラディミール・バレンティンアンドリュー・ジョーンズと言ったNPB組と、アンドレルトン・シモンズイグザンダー・ボガーツと言った若手有望トッププロスペクト)を擁し、欧州勢初となるベスト4入りを果たした。特にキューバとの相性は抜群で、WBC直前の練習試合やIBAFワールドカップなどを含めると5戦5勝であった。


イタリアは、オリックスアレッサンドロ・マエストリエースに据え、初戦のメキシコ戦でレフトエドガー・ゴンザレス(元巨人本職は内野手である)のG.G.佐藤 落球もあって逆転勝利を収めると、その勢いをかって同初、前回大会のオランダに次ぐ2次ラウンド進出を果たした。2次ラウンドでも、全勝優勝したドミニカや準優勝を果たしたプエルトリコに対して3点~4点のリードを奪ったものの、負けを喫してしまった。

史上初の乱闘

1次ラウンドのカナダメキシコ戦では、「不文」を犯したことによる史上初の乱闘が発生した。これは、大量リードしているカナダの選手がバントヒットを仕掛けたのが発端である。「不文」では、「大量リードしている方がバントヒット」する行為を「傷口にを塗りこむ」、つまり「相手に対する侮辱行為」であるとされ、その報復に次の打者へ故意の死球が与えられた。これをきっかけとして両チーム選手が大乱闘。7名の退場者を出す結果となった。

史上初の「開催」

今大会では、これまでに開催されてこなかった場所でも試合が行われた。1次ラウンドでは福岡福岡ドーム)と台中(インターコンチネンタル球場)、2次ラウンドで東京(1次ラウンドの開催実績はあり)、決勝でサンフランシスコAT&Tパークである。台湾の台中では、台湾の試合に猛なほど観衆が押し寄せ(韓国戦では23,341。なお収容人数は20,000人。おかしいだろ。ちなみに3試合とも「収容人数」オーバーであった)、台湾の2次ラウンド進出に大きく寄与した。一方で福岡ラウンドでは高すぎるチケットのせいで席が相次ぎ、日本戦でも満席にならず。他同士の試合では屋根のついた川崎球場と化してしまった。これは例えば台湾ラウンドの台湾戦が絡まない試合などでも同様であった。まあそれでも、東京ラウンドの台湾キューバ戦とか、オランダキューバ敗者復活戦は筆者の想像以上に入っていた。おそらく、「日本が負ける」と踏んで買ったものの、実際には勝ち上がったので日本戦は行われなかった、しかし高額なチケットなので駄にしたくないという心理も働いたものと思われる。


WBC2013関連項目

スコア

リーグ 日付 対戦相手 結果 場所
1次ラウンド 3月2日 ブラジル ブラジル ○5-3 東京ドーム
3月3日 中華人民共和国 中国 ○5-2
3月6日 キューバ キューバ ●3-6
2次ラウンド 3月8日 チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ ○4-3 東京ドーム
3月10日 オランダ オランダ ○16-4
3月12日 オランダ オランダ ○10-6
準決勝 3月17日 プエルトリコ プエルトリコ ●1-3 AT&Tパーク

2017年

詳細
2017ワールドベースボールクラシック
基本情報
開催 日本日本
大韓民国韓国
プエルトリコプエルトリコ
アメリカ合衆国アメリカ合衆国
日程 2017年3月6日
-2017年3月22日
本選出場 16チーム
WBCテンプレート
出場チーム
A組 大韓民国 韓国 / オランダ オランダ
 / チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ / イスラエルイスラエル
B組 日本 日本 / キューバ キューバ
中国 中国 / オーストラリア オーストラリア
C組 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 / ドミニカ共和国 ドミニカ共和国
カナダ カナダ / コロンビア
D組 ベネズエラ ベネズエラ / プエルトリコ プエルトリコ
イタリア イタリア / メキシコ メキシコ

第4回大会を迎える2017WBCは、前年の2016年に第3回から引き続き予選ラウンドが4ラウンド開催。2013WBCにて予選免除となった12カを含め、16カによって争われた。

日本2013WBC後に就任した小久保裕紀監督の下、2大会ぶりの優勝した。

しかし、日本人メジャーリーガーは青木宣親以外出場辞退。本大会全体の玉として注された大谷翔平や、正捕手としてされていた嶋基宏ロースター発表後に出場辞退を表明した。特に大谷の辞退は、小久保監督に辞退の連絡が行き届いていないなど、多くの混乱・憶測を招く事態となった。メンバー選出では、前回大会からは野手若返り化が進んだ。NPB/MLB史上初、2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人2016年本塁打王打点王の二冠を獲得した筒香嘉智2015年シーズン最多安打記録更新した秋山翔吾、さらには広島の25年ぶりの優勝に貢献した田中広輔菊池涼介鈴木誠也巨人の正捕手に定着した小林誠司など、若い野手が代表に選出された。

本大会前の強化試合を初めて負け越すなど、2年前のに開催された2015WBSCプレミア12での失敗もあり、今大会は史上初の2次ラウンド敗退ないし1次ラウンドでの敗退もあるのではないかとのも上がっていた。しかし、1次ラウンドは史上初の全勝、2次ラウンドも全勝を決め、6戦全勝にて決勝ラウンドに進出する。

準決勝・決勝

準決勝 決勝 優勝
オランダ オランダ 3 プエルトリコ プエルトリコ 0 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
プエルトリコ プエルトリコ 4
日本 日本 1 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 8
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 2

準決勝は2大会ぶりの顔合わせとなった日本アメリカだったが、日本打線菊池涼介ソロホームランのみ沈黙し1-2で敗戦。日本は2大会連続でベスト4敗退となり、アメリカは初めて決勝に進出した。

オランダプエルトリコは延長11回に及ぶ死闘となったが、プエルトリコタイブレークを制して決勝に進出。

決勝戦ではアメリカは8点を取ったのに対してプエルトリコは0点、これがプエルトリコ一の廃線となり、アメリカが初優勝を飾った。

野球新興国の躍進と強豪国の落日

今大会も、予選を勝ち上がり進出してきた初出場が大会に大きなインパクトを残した。

イスラエルは、前回大会出場のブラジルを予選で下し出場。両ユダヤ人などのユダヤマイナーリーガーで構成されたチームは、WBC全体の開幕戦となった韓国戦を2-1の接戦で制すと、内のプロアマ組織の対立でボイコット者が続出したものの前回大会2次ラウンド進出のチャイニーズ・タイペイ(台湾)やベスト4のオランダ相手に3連勝。さらに2次ラウンド開幕戦のキューバ戦も勝利し、破の4連勝を飾るなど大会に旋を巻き起こした。その後オランダ日本に敗れ2次ラウンド敗退となったが、クローザー役をに務めていたジョシュ・ザイドが大会ベストナインに選出された。


コロンビアは、パナマスペインと言った本大会出場経験のあるを下し出場。ドミニカ共和国アメリカカナダと同じ組に入れられる無理ゲーを強いられたが、あにはからんや、カナダ相手に大会初勝利を飾る。初戦のアメリカ戦と、最終戦ドミニカ共和国戦ではそれぞれ延長にもつれ込む大熱戦を繰り広げ、敗れはしたものの次回大会の予選免除を見事勝ち取った。


一方で、これまで「強豪国」とされていたの不振も立った。

その最たる例が韓国。前回大会はまさかの1次ラウンド敗退となったものの、直近のプロ参加際大会であるプレミア12では初代王者にき、今回は韓国初のドーム球場・高尺スカイドームを引っさげ1次ラウンドの開催権を取得。秋信守や姜正浩などメジャーリーガーは呉昇桓以外(直前でKBOに復帰した李大浩も居るが)辞退という不安要素はあったもののオランダとともに2次ラウンド進出は確実なものと思われてきた。しかし、初戦のイスラエル戦でまさかの敗戦を喫すると、続くオランダ戦にも敗れ、々に2大会連続の1次ラウンド敗退が決定。最終戦ライバル台湾と予選行きを賭けた一戦をするハメになり、なんとか延長で勝ちをもぎ取ったものの、ただでさえ大統領スキャンダルで揉めに揉めている内を活気付けることはできなかった(も勝とうが勝てまいが、正直WBCどころではなかったようだが)。

失点率をめぐる順位の混乱

1次ラウンドD組(メキシコハリスコ)にて、「失点率」をめぐり順位の確定が二転三転する事態が発生した。

D組はプエルトリコが3勝0敗で1位通過。残り12位通過)を、イタリアベネズエラメキシコの3カが1勝2敗同士で争う形になった。この場合、今大会のルールではこのように順位を定める。 

3チームが1勝2敗で並んだ場合は、当該3チーム間の対戦にて1イニングあたりの失点率が一番高いチームを最下位とし、残り2チームにてプレイオフを実施する。なお、イニング数には不全なイニング(partial innings)も含める。

さて試合前、メキシコエドガー・ゴンザレス監督は、「ベネズエラに2点差以上つければプレイオフに進出できる」と大会側から伝えられていた。試合は11-9メキシコベネズエラ勝利し、その情報が伝えられていたメキシコナインは大喜び。もが起死回生の状況からプレイオフに進出し、イタリアと最後の1を争う…はずだった。

イニング数 失点数 失点率(失点数/イニング数)
イタリア 19 20 1.05
メキシコ 18 19 1.06
ベネズエラ 19 21 1.11

ところが、その30分後、WBC公式サイト明日の試合予定にあったイタリアメキシコプレイオフTBD(未定)に変更、そしてイタリアベネズエラに変更 されたのであった。当然メキシコ側は困惑、激怒する。「なぜなんだ。お前らがそう言ったから俺達が進出じゃないのか」と。

実は大会側が失点率の計算をミスっていたのだ。というのも、D組のすでに行われたイタリアメキシコ戦で、メキシコは9回裏に4点リードをひっくり返されてサヨナラ負けしているのだが、その9回裏の間アウトを一つも取れていない。これを野球記録上に当てはめると、メキシコイタリア戦で獲得したアウトの数は24であり、つまり3アウトで割ると8イニング。正確には8回と0/3イニングなのである。

ここで「全なイニング(partial innings)も含める」の問題が発生する。この「不全なイニング」は、「イニング途中の1アウト(○回1/3)や2アウト(○回2/3)」であり、「イニング途中の0アウト(○回0/3)ではない」。なぜなら、8回終了して9回が始まる前と同じ状況も、9回がスタートしてアウトが1つも取れていない状態も、同じ8回0/3だからだ。

よって、メキシコのイニング数が1イニング減ることとなり、失点率の計算はこうなる。

イニング数 失点数 失点率(失点数/イニング数)
イタリア 19 20 1.05
メキシコ 17 19 1.12
ベネズエラ 19 21 1.11

もちろん、メキシコにとって到底納得できない話だ。エドガー・ゴンザレス監督は5回もWBC運営電話をかけたがなしのつぶて。エドガー将のエイドリアン・ゴンザレスLAD)は「WBCには二度と出ない。クソみたいな大会からおさらばできて清々している。運営リトルリーグワールドシリーズ以下」とブチギレ。自身のtwitterアカウントからWBC公式アカウントに怒りのリプライを飛ばしまくる事態になった。

さらにこの後行われたプレイオフベネズエラが制して2次ラウンドに進み、メキシコは予選行きの憂きにあってしまったこともあって、好ゲームの続出した大会にを差す出来事となってしまった。

「指名投手枠」の導入

この大会からは「投手」が導入された。MLB所属の投手チーム側から契約シーズン前に投球制限が掛けられている都合上、1次ラウンドから決勝まで帯同し、を背負った戦いの中全投球の登板を重ねる際の故障リスクを考えた場合、辞退を要望されるケースが多い。ただ、例えば「決勝ラウンドの準決勝だけなら登板OK」という条件付きの招集ならばOKという妥協案を球団側から引き出し、大会の盛り上げの一助になればという思惑もあってか、導入された。

  • チームは本登録メンバー28名のほか、「予備登録投手」10名を登録する。
  • 28名中、1名ないし2名を「投手」とし、「予備登録投手」との入れ替えを可にする。
  • 入れ替えは次のラウンドに進出したタイミングで行い、それぞれ2名まで可

他にも故障した場合はリスト外からも選手の入れ替えができた。日本チームの場合、小久保監督は「制度を利用する気はない」と明言。一応システム上、平野佳寿投手になっており、大瀬良大地澤村拓一山崎康晃ら10名が予備登録投手として登録をされていた。

観客によるホームラン性飛球のキャッチ

本大会では2試合にて「観客によるホームラン性飛球のキャッチ」が発生した。

1試合は1次ラウンドプールB(東京)の日本キューバ戦。4回に日本山田哲人レフトスタンドホームラン性の当たりを飛ばすが、フェンス手前でグラブを伸ばした少年に取られ、ホームランからビデオ判定を経て二塁打に訂正される。松田宣浩の生還が認められ1点は入ったが、ボールをキャッチした少年ネット上で炎上する騒ぎとなった。山田はこの件を受け、「気にしていない。またグラブを持って応援しに来てほしい」とコメントした。

2試合は2次ラウンドプールF(サンディエゴ)のプエルトリコドミニカ戦。2回、ドミニカネルソン・クルーズプエルトリコ先発オーランド・ロマンからセンター最深部へ飛球を放つ。これをフェンス手前に手を伸ばした男性二の腕に当たり、そのまま捕球。ビデオ判定に持ち込まれ、結果本塁打として認められた。さらにこの試合はこれにとどまらず、4回にプエルトリコエディ・ロサリオが放った打球が同じくセンター最深部へ飛んでいき、ワンバウンドにて手を伸ばした観客に捕球され、エンタイトルツーベースとなった。なんとこの打球を捕球した男性は、2回にクルーズ本塁打をキャッチした男性と同一人物。単純計算にて32万4900分の1という奇跡を起こした男性は、彼の息子ゲットしたボールを1つずつ手にして、記念撮をしたそうだ(出典exit)。

スコア

リーグ 日付 対戦相手 結果 場所
1次ラウンド 3月7日 キューバ キューバ ○11-6 東京ドーム
3月8日 オーストラリア オーストラリア ○4-1
3月10日 中国 中国 7-1
2次ラウンド 3月8日 オランダ オランダ ○8-6 東京ドーム
3月10日 キューバ キューバ ○8-5
3月12日 イスラエル イスラエル ○8-3
準決勝 3月17日 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 ●1-2 ドジャー・スタジアム

2023年

2023ワールドベースボールクラシック
基本情報
開催 日本日本
台湾台湾
アメリカ合衆国アメリカ合衆国
日程 2023年3月8日
-2023年3月21日
本選出場 20チーム
WBCテンプレート
出場チーム
A組 キューバ キューバ / イタリア イタリア / オランダ オランダ
パナマ パナマ / チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ
B組 日本 日本 / オーストラリア オーストラリア / 大韓民国 韓国
チェコ チェコ / 中国 中国
C組 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 / メキシコ メキシコ /  コロンビア 
カナダ カナダ / イギリス イギリス
D組 プエルトリコ プエルトリコ / ベネズエラ ベネズエラ / ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 
イスラエル イスラエル / ニカラグア ニカラグア

本来は2021年に開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大ので延期。2023年の開催となった。この年から本選出場が16チームから20チームに拡大された。第4回まであった第2ラウンドは止され、第1ラウンド終了後から決勝トーナメントが行われる。

栗山英樹監督の下、2009年以来の優勝す。日本ダルビッシュ有大谷翔平鈴木誠也吉田正尚と言ったメジャーリーガーが参加表明。さらに2022年に56本塁打記録し最年少で三冠王を受賞した村上宗隆、2年連続投手タイトル四冠の山本由伸らも代表入り。母親日本人籍のため日本代表として参加できるラーズ・ヌートバーも代表入りし、チームメイトたっちゃんとしてしまれる。しかし鈴木誠也は大会直前に負傷のため辞退となった。栗林良吏も代表入りしていたが、登板することはないままを負傷し、投手に入っていた山﨑颯一郎ロースターに入った。

2月10日に出場する20チームの最終ロースターが発表されたが、総勢186名のメジャーリーガーが参加することになった。

日本は第1ラウンドを4戦全勝し、準々決勝に進出した。

決勝トーナメント

準々決勝 準決勝 決勝 優勝
オーストラリア オーストラリア 3 キューバ キューバ 2 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 
キューバ キューバ 4
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 9 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 14
ベネズエラ ベネズエラ 7
イタリア イタリア 3 日本 日本 6x 日本 日本 
日本 日本 9
プエルトリコ プエルトリコ 4 メキシコ メキシコ 5
メキシコ メキシコ 5

アメリカ合衆国

準決勝のコロンビア戦では7回まで5-7と劣勢だったが、8回にトレイ・ターナーが逆転満塁ホームランを放って9-7と一気に逆転。9回をライアン・プレスリーが締めて準決勝進出。

準決勝のキューバ戦ではキューバに1点を先制されたが、裏で前年ナショナルリーグMVPポール・ゴールドシュミットが2ラン逆転ホームランを放つ。その後はトレイ・ターナーが2本塁打セドリック・マリンズが1本塁打一発攻勢で圧倒し、決勝進出となった。

日本

準々決勝では大谷翔平先発し、4.2回を2失点と好投。岡本和真が1本塁打5打点と活躍し、イタリアを9-3でくだした。

準決勝ではベスト4に初めて進出したメキシコと対戦。佐々木朗希が先制3ランホームランを打たれたが、吉田正尚が同点3ランホームランを放つ。その後メキシコに3-5と勝ち越されたが、最終回大谷が初球を打って二塁打吉田四球を選んで周東佑京が代走に入る。ここまで不振に陥っていた村上宗隆センター越えタイムリーを放ち、周東がホームインしてサヨナラ勝ち。日本が決勝戦に進出した。

決勝戦

初出場勢

第5回大会はイギリスチェコニカラグアが初出場となる。

イギリスヨーロッパ予選を3連勝で予選通過。本選ではC組に入る。3月11日アメリカ戦で2-6、3月12日カナダ戦で8-18で敗れたが、3月13日コロンビア戦では7-5でWBC本選初勝利グレアム・スプレーカー勝利投手となった。C組で4位に入ったため、第6回大会には予選なしで出場できるようになった。出塁時に紅茶を飲む仕をするパフォーマンスホームランを打ってホームインする前にチームメイトから王冠とローブが与えられるイギリス流のパフォーマンスを行った。


チェコヨーロッパ予選で初戦はスペインに敗れたが、敗者復活戦から3連勝し予選を2位で通過。本選ではB組に入り、3月10日中国戦でWBC本選初勝利3月11日日本と対戦する。佐々木朗希162km/hの直球ウィリーエスカラの左膝に直撃してしまうトラブルが起き、エスカラは絶していたが、ダッシュで出塁して観客を沸かせた。チェコは2-10で日本に敗戦したが、選手たちはダグアウトから出てきて日本の選手とスタンドの観客に祝福の拍手を行い、称賛するが上がった。大谷翔平オンジェイサトリアと撮し、「Respect」とSNS投稿した。後日佐々木チェコ代表に死球お詫びも兼ねてロッテお菓子を差し入れした。B組で4位に入ったため、第6回大会には予選なしで出場できることになった。


ニカラグアパナマ予選でブラジルに敗れ、敗者復活戦から3連勝し予選を2位で通過。本選ではD組に入る。D組では4連敗し予選から出直しとなったが、デュケ・ハーバートはドミニカ戦でフアン・ソトフリオ・ロドリゲスラファエル・デバースから三振を奪い、デトロイト・タイガースマイナー契約に至った。

キューバについて

キューバの選手は亡命をしてまでアメリカ合衆国などに渡り、MLB球団と契約していた。これまで第4回大会までMLB選手がキューバ代表として出場したことはなかった。

この事態に手を打つため、キューバ2022年3月16日に亡命選手で組織されたキューバプロ野球選手協会(ACPBP)を立ち上げるが、キューバ野球連盟(FCB)はこれを批判2022年12月7日FCBアメリカ合衆国連邦政府許可が要ると通達され、12月24日キューバ代表として出場することを許可されたことを発表された。これにより、MLBで出場経験があるヨアン・モンカダ、ヨエニス・セスペデスルイスロベルトらが代表入りした。

A組全チームが2勝2敗だったが、失点率が最も低い0.42だったため1位通過。準々決勝でオーストラリアに4-3で勝利し、2006年(第1回)以来の準決勝進出となった。

スコア

リーグ 日付 対戦相手 結果 場所
第1ラウンド 3月9日 中華人民共和国 中国 ○8-1 東京ドーム
3月10日 大韓民国 韓国 ○13-4
3月11日 チェコ チェコ ○10-2
3月12日 オーストラリア オーストラリア 7-1
準々決勝 3月16日 イタリア イタリア ○9-3 東京ドーム
準決勝 3月20日 メキシコ メキシコ ○6x-5 ローンデポ・パーク
決勝 3月21日 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 -

表彰

MVP

年度 ポジション 選手名 所属球団
2006年 投手 松坂大輔 日本 日本 西武ライオンズ
2009年 投手 松坂大輔 日本 日本 ボストン・レッドソックス
2013年 二塁手 ロビンソン・カノ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 ニューヨーク・ヤンキース
2017年 投手 マーカスストローマン アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 トロント・ブルージェイズ

ベストナイン

投手
年度 選手名 所属球団
2006年 松坂大輔 日本 日本 西武ライオンズ
ヤデル・マルテ キューバ キューバ ロス・レオネスインダストリアレス
賛浩 大韓民国 韓国 サンディエゴ・パドレス
2009年 松坂大輔 日本 日本 ボストン・レッドソックス
岩隈久志 日本 日本 東北楽天ゴールデンイーグルス
奉重根 大韓民国 韓国 LGツインズ
2013年 前田健太 日本 日本 広島東洋カープ
ネルソン・フィゲロ プエルトリコ プエルトリコ アリゾナ・ダイヤモンドバックス
フェルナンド・ロドニー ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 タンパベイ・レイズ
2017年 千賀滉大 日本 日本 福岡ソフトバンクホークス
マーカスストローマン アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 トロント・ブルージェイズ
ジョシュ・ゼイド イスラエル イスラエル セントルイス・カージナルス
捕手
2006年 里崎智也 日本 日本 千葉ロッテマリーンズ
2009年 イバン・ロドリゲス プエルトリコ プエルトリコ ヒューストン・アストロズ
2013年 ヤディアー・モリーナ プエルトリコ プエルトリコ セントルイス・カージナルス
2017年 ヤディアー・モリーナ プエルトリコ プエルトリコ セントルイス・カージナルス
一塁手
2006年 李承燁 大韓民国 韓国 読売ジャイアンツ
2009年 金泰均 大韓民国 韓国 ハンファ・イーグルス
2013年 エドウィン・エンカーナシオン ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 トロント・ブルージェイズ
2017年 エリック・ホズマー アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 カンザスシティ・ロイヤルズ
二塁手
2006年 ユリエスキ・グリエル キューバ キューバ ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス
2009年 ホセ・ロペス ベネズエラ シアトル・マリナーズ
2013年 ロビンソン・カノ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 ニューヨーク・ヤンキース
2017年 ハビアー・バエズ プエルトリコ プエルトリコ シカゴ・カブス
三塁手
2006年 エイドリアン・ベルトレ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 シアトル・マリナーズ
2009年 李杋浩 大韓民国 韓国 ハンファ・イーグルス
2013年 デビッド・ライト アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 ニューヨーク・メッツ
2017年 カルロス・コレア プエルトリコ プエルトリコ ヒューストン・アストロズ
遊撃手
2006年 デレク・ジーター アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 ニューヨーク・ヤンキース
2009年 ジミー・ロリンズ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 フィラデルフィア・フィリーズ
2013年 ホセ・レイエス ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 トロント・ブルージェイズ
2017年 フランシスコ・リンドーア プエルトリコ プエルトリコ クリーブランド・インディアンス
外野手
2006年 イチロー 日本 日本 シアトル・マリナーズ
李鍾範 大韓民国 韓国 起亜タイガース
ケン・グリフィー・ジュニア アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 シンシナティ・レッズ
2009年 青木宣親 日本 日本 東京ヤクルトスワローズ
フレデリク・セペダ キューバ キューバ ガリョス・デ・サンクティ・スピリトゥス
ヨエニス・セスペデス キューバ キューバ アラサネス・デ・グラン
2013年 アンヘル・パガン プエルトリコ プエルトリコ サンフランシスコ・ジャイアンツ
ネルソン・クルーズ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 テキサス・レンジャーズ
マイケル・ソーンダース カナダ カナダ シアトル・マリナーズ
2017年 ウラディミール・バレンティン オランダ オランダ 東京ヤクルトスワローズ
グレゴリー・ポランコ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 ピッツバーグ・パイレーツ
クリスチャン・イエリッチ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 マイアミ・マーリンズ
指名打者
2006年 アンディガルロボ キューバ キューバ ココドゥリロス・デ・マタンサス
2009年 賢洙 大韓民国 韓国 斗山ベアーズ
2013年 井端弘和 日本 日本 中日ドラゴンズ
2017年 カルロス・ベルトラン プエルトリコ プエルトリコ ヒューストン・アストロズ

個人賞

2006年
名前 成績 所属球団
最多勝 松坂大輔 日本 日本 3勝 西武ライオンズ
最多投球 上原浩治 日本 日本 17回 読売ジャイアンツ
最多奪三振 上原浩治 日本 日本 16奪三振 読売ジャイアンツ
最多安打 松中信彦 日本 日本 13安打 福岡ソフトバンクホークス
最多本塁打 李承燁 韓国 韓国 5本 千葉ロッテマリーンズ
最多盗塁 西岡剛 日本 日本 5盗塁 千葉ロッテマリーンズ
2009年
最多勝 松坂大輔 日本 日本 3勝 ボストン・レッドソックス
最多投球 岩隈久志 日本 日本 20回 東北楽天ゴールデンイーグルス
最多奪三振 ダルビッシュ有 日本 日本 20奪三振 北海道日本ハムファイターズ
最多安打 青木宣親

イチロー

フレデリク・セペダ
日本 日本

日本 日本

キューバ キューバ
12安打 東京ヤクルトスワローズ

シアトル・マリナーズ

サンクティ・スピリトゥス
最多本塁打 フレデリク・セペダ

アダム・ダン

ケビン・ユーキリス
キューバ キューバ

アメリカ合衆国 アメリカ合衆国

アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
3本 サンクティ・スピリトゥス

ワシントン・ナショナルズ

ボストン・レッドソックス
最多盗塁 片岡易之

ジミー・ロリンズ
日本 日本

アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
4盗塁 埼玉西武ライオンズ

フィラデルフィア・フィリーズ
2013年
最多勝 ペドロ・ストロップ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 3勝 ボルチモア・オリオールズ
最多投球 前田健太 日本 日本 15回 広島東洋カープ
最多奪三振 前田健太 日本 日本 18奪三振 広島東洋カープ
最多安打 ロビンソン・カノ ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 15安打 ニューヨーク・ヤンキース
最多本塁打 ホセアブレイ

アルフレド・デスパイネ
キューバ キューバ 3本 エレファンテス・デ・シエンフエーゴス

カンペチェ・パイレーツ
最多盗塁 ランドルフ・オドゥバー オランダ オランダ 5盗塁 ワシントン・ナショナルズ
2017年
最多勝 ダニー・ダフィー

セスルー
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国

プエルトリコ プエルトリコ
2勝 カンザスシティ・ロイヤルズ

ニューヨーク・メッツ
最多投球 マーカスストローマン アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 15回 トロント・ブルージェイズ
最多奪三振 千賀滉大 日本 日本 16奪三振 福岡ソフトバンクホークス
最多安打 ウラディミール・バレンティン オランダ オランダ 16安打 東京ヤクルトスワローズ
最多本塁打 ウラディミール・バレンティン オランダ オランダ 4本 東京ヤクルトスワローズ
最多盗塁 ハビアー・バエズ プエルトリコ プエルトリコ 4盗塁 シカゴ・カブス

関連動画

2006年

2009年

2013年

史上稀に見る名勝負                        史上稀に見る大乱闘

2017年

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