ヴァイオレット(Fate)単語

ヴァイオレットサンハライダーサンニニテイマスガベツジンデス

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ヴァイオレット(Fate)とは、「Fate/EXTRA CCC」に登場するはずだったキャラクターである。

人間でもサーヴァントでもない、ハイサーヴァントと呼ばれる複数の女神情報BBの精の一部から作られた「純潔のアルターエゴC」。Cとはcashcool、constrictionの三つを意味している。

断じてあの人ではない。ただし、全く関係というわけではない。

概要

パッションリップメルトリリス同様、BBにより生み出された属たるアルターエゴ。ゆえに、その容姿は彼女ら同様に間桐桜のもの……なのだが、BBや他のアルターエゴたちとは違い、その外見は成人のものとなっている。いわゆる大人。そんな大人びた容姿に、メガネキラリる知性的な雰囲気を持った長身美女。そして、その装は扇情的ではあるものの、他の面々が極めて淑女的な格好であるせいで較的落ち着いた印を受ける……と思いきや、実は背中フルオープンに半ケツという背面痴女NGワード:びんぼっちゃまくん

問題児だらけなアルターエゴたちの中で、BBに対して忠実であり彼女を第一に行動している。そんなヴァイオレットBBも信頼しており、彼女にSE.RA.PH.内のマナの管理を任せているほど。そんな有能秘書然とした見たそのままの生な性格をした、遊び心のないクールビューティ。当然ながら、BBの敵は自分の敵でもあるため、情け容赦なく淡々と排除する。とはいえ、主人公に対しては関心というわけではなく、むしろ独占したい気持ちが見え隠れしている。つまりはクーデレ。ただし、あくまで「清く正しい交際」している点からも、彼女の実直さが伺える。その一方で、自身の長身かつ大人びた容姿に強いコンプレックスを抱いており、女の子らしい可らしさへの憧れを抱いている。はい、かわいい

能力

:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:B
クラックアイスEX id_es(イデス)と呼ばれる、アルターエゴたちが生まれながらに持つ特殊スキル魔眼」が進化して生まれたチートスキル。通常の魔眼は“対と見つめる”“対が合う”などの条件を満たすことで発動するが、このは“ヴァイオレットが視界に納めた”そのものに作用する。魔眼としての効果は“魅了による麻痺”であり、間そのものとその中の事を絶対停止させる。要は『時間停止である。この停止した時間の中で動けるのはヴァイオレットだけで、例外は存在しない。なお、対となった間内の人間は意識があるため、自分の身に何が起きているのかを把握することだけはできる。
束縛願望:A 戦闘において麻痺・封じ・石化などの拘束系の物理攻撃や特殊の成功率が上昇するスキル。反面、『縛り付ける』ことを日常にし過ぎているため、通常攻撃で相手に与えるダメージが10低下する。
騎乗:EX 乗り物を乗りこなすEXランクになると乗騎と同化・融合することすら可で、あらゆる物を乗りこなす。
変身:A 自らのカタチを変えるスキルヴァイオレットは自在に繊維状の身体に変身で、打撃系の攻撃を受けた時、ダメージを大幅に削減することができる。また、このスキルと『騎乗』を組み合わせることで隠された解放する。

変身スキルを用いて腕を繊維化させることで、や鋼糸などに変形させて攻撃を行う戦闘スタイルの持ち。その変化させた腕は伸縮自在であり、なおかつ自由自在に曲げることも可。これで相手を拘束することは論、腕を螺旋状に変化させることでドリルのように穿ったり、ワームホールを出現させることで死からの攻撃を可としたりするなど、スピーディかつトリッキーな戦法を得意とする。ただ、本人の遊びのない性格が災いして、攻撃が単調になってしまいがち。また、弱点という意味ならば、自身のid-esである「クラックアイス」も物陰に隠れられると姿が見えないため効果が現れない、などで自分の姿が写された場合にはその効果が自分自身に作用してしまう、発動の際の消耗が大きいせいで使用回数に限りがある、など決して絶対無敵の万というわけではない。ただし、その一方でトライ&エラーは本人の得意とするところであり、こうした学習によって攻撃パターンを増やすことでそれを補っている。つまりは、短期決戦よりも長期戦の方がその本領を発揮できるタイプである。

また、全身を繊維化させることで、何億ものが集まったかのようなゴルゴン化」と呼ばれる形態へと変化する。決戦時にてこの姿を見せることから、どうやらの手としているのだろうか。

宝具

現時点では不明。

現実

さて。ゲーム中にこんなステキなメガネがステキに似合うステキなお姉さんのステキな姿など見覚えがないはず。それもそのはず。彼女も巨体を持つキングプロテア子供の姿をしたカズラドロップ同様、ボツになってしまったのだから。

もう一度言うよ。
ボツになってしまったのだから。

BBの言うことをちゃんと聞いてくれるだけでも彼女にとってはかなり重でありがたい存在であるばかりか、密かに(おおっぴらに?)好意を寄せている主人公の味方になる展開が用意されていたらしい。最終的には二人のことを護り抜こうとする「いいアルターエゴ。それこそが々がにしていたかもしれない彼女の姿である。だと言うのに、どうして登場させなかったの おしえて BBちゃん×2 おしえて SE.RA.PH.虚数

こうして、彼女の存在は“EXTRA MATERIAL”のみに刻まれることとなった。当然ながら、彼女のことをあの御大が見逃すはずもなく、結果アンソロへの登場を果たした。

だが喜べ少年少女。君たちの望みはやがてうだろう。

凝視、そして開眼

現在月刊コンプエース』にて連載中の漫画作品『Fate/EXTRA CCC FoxTail』(作:たけのこ人)にて登場を果たす。ゲーム本編開始時にて、タイガーこと藤村大河の名を殺生院キアラが名乗っていたのだが、本作においては何とこのヴァイオレット藤村大河を名乗って登場。その時は流石時の格好ではなく、ジーンズのタートルネックと、どこかで見覚えのある装に身を包んでの登場だった。その後、主人公である岸波白野の所持不自然銭の流れを感知してから何者かと接触。その何者かに何がしかの同意を示すと、キングプロテアと共に野を襲撃。しかし、らがキャス狐ことキャスターの介入により野を逃がしてしまう。なお、先ほどの野のの所持増加が、ヴァイオレットを焚き付けるためのBBの仕業であることが発覚する。

その後、しばらく姿を見せなかったが、再登場は迷宮となった。みんなのJKセイバー戦を繰り広げている野とキャスターの前に、BBの策略により間桐慎二らが離反したことが発覚。その慎二のサーヴァント(ただし令呪の繋がりはない)として登場。数の利を活かして二人を追い詰めようとするも、謎の痴女介入者の手により逃げられてしまう。

なお、JKセイバーが勝手に設立した生徒会だが、四四面なヴァイオレットがこれを容認するはずも・・・・めちゃくちゃあった。というか、自分から会計紀に立補しています。このアルターエゴノリノリである最終的に彼女会計の役職に就任。なお、紀はセイバーが担当することになった。
ラニ「順当な人選ですね」
ラニ以外「解せぬ
しかし、肝心の人間関係については、自由奔放なセイバー生理的にアウトな慎二、といった具合にあまり芳しいとは言えない。特に慎二への扱いはそのもの。対する慎二も慎二で「デカ女ってだけでアウトと断言するほどであり、もはや前世で何かあったとしか思えないレベルの相性の悪いさである。だが、後に聖杯戦争に身を投じたマスターとして野のライバルたらんとする慎二の新たな決意と覚悟を知ると、その認識をめる。

そして、唐突に髪型ツインテールへと変えた(おかげでセイバーと打ち解けました)矢先に、迷宮に侵入してきた野とキャスターらを迎え撃つべく、慎二と共に先を切る。慎二の采配と援護によりキャスターを苦戦させるものの、密かに抱いていた野への好意が暴かれてしまう。はい、知ってます。ともあれ、頑なに規を重んじるAIであろうとすることにより生じた心の隙や先述の弱点を突かれていき、徐々に形勢を逆転されていってしまう。そうして、追い詰められた彼女ゴルゴン化を発動。その姿は前述したようなの群体というよりは、むしろ魔物に成り果ててしまった女神を彷彿とさせる(ちなみに、同じ号での某魔法少女マンガにおいても、主人公が似たようなを発動していました)。その暴威を振るって反撃に転ずるものの大敗を喫してしまう。キャスターから、たとえAIであってもその心が成長し変われる可性を秘めていることを諭されて……。

しかし、ヴァイオレット戦の直後にセイバーの策により重傷を負ってしまったキャスターBBの突如の乱入などによって、結果だけ言うならばキャスター野は分断されてしまう。諸々の状況により、キャスターを人質として活用することが有効としてひとまずは彼女の命は保されることに。そう提案した一人である慎二はセイバーらと別行動を取り、野を救う決意を固める。そんな慎二に命じられる形でヴァイオレットは同意を示し、彼に従う。

そうして彼らが向かった先では、野を捕らえるべく追ってきたBBから彼を逃がそうとするレオとガウェインの姿があった。当然ながら、慎二らはレオたちに加勢。野を逃がすことに成功し、BBを足止めすべく共闘する。双方の巧みな連携により優位に立ち回っていたものの、両者共に連戦による疲弊がしく、次第に不利になっていく。そうしてヴァイオレットを取り込もうとBBが放った食虫植物を彷彿とさせる触手から、慎二がその身を呈して彼女を守り抜く。自身にトモダチである野のことを託した慎二の最期を看取り、彼の意志を継ぐべく野の味方となることを決意。そうしてBBへ反旗を翻し、怒涛の反撃に打って出る一番BBに近い存在であったため、今対峙しているBBの正体が本作の黒幕だと踏んでいた彼女だが、そのBBメルトリリス亡骸を利用したダミーであったため、本当に足止めを食らっていたのはヴァイオレットたちの方だった。BBの撤退後、レオから回復アイテムを受け取り、しばらくは彼らと別行動を取ることに。
ここからが本当の反撃の始まりである・・・・。

ちなみに、たまに裸眼でいることがあるが、実は彼女のかけているメガネには度が入っていない=伊達メガネであるため。なので、気分のよってメガネを着用していたり、外していたりする。ただし、メガネに対してはそれなりにこだわりがあるのか、様々なメガネを数多く所持している。なので、御大将。何卒のお溢しを。

余談

ここまで本記事を読んでいた気付いたかもしれないが、その雰囲気といい特徴といい立ち位置といい、これでもかと言う程あの人との共通点が立っていることだろう。それもそのはず。ヴァイオレットを構成している女神情報のうちの一柱が彼女なのだから。(あとの二柱はメリジューヌとアプサラス)というよりも、ヴァイオレット自体その人オマージュキャラだという。とはいえ、その顔立ちは大人びているとはいえ、やはりであることを実感させられる。

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