ヴァルシオン 単語

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ヴァルシオン

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私とヴァルシオンを倒さぬ限り、DCは滅びぬ!!

ヴァルシオン(VALSION)とは

  1. ゲームスーパーロボット大戦シリーズに登場するロボット
    開発者兼パイロットであるビアン博士については、「ビアン・ゾルダーク」を参照。
  2. シリーズにおいて、に1のロボット戦闘時に流れるBGM

ここでは双方について解説

ロボット概要

バンプレストオリジナルを代表するロボットで、第2次スーパーロボット大戦ラスボスとしての登場が初出。

第1作の「スーパーロボット大戦」はパイロットと言う概念く半ば擬人化されたキャラクターであり、また現在スパロボシリーズストーリー上でも何のつながりもい作品であったため、実質的に「現在あるスーパーロボット大戦シリーズ最初のラスボスキャラロボット)」であり、その後も継続して長く登場している名機体である。
スーパーロボット大戦シリーズを語る上で欠かせない機体の1機と言っても過言ではない。

「究極ロボ」の異名を持ち、初登場からOGシリーズに至るまで一貫してトップクラスを持つボスクラスユニットとして活躍している。
なおこの究極ロボと言う異名は単に強いからと言うだけではなく、開発に至る経緯にも関連している。

を基調としたカラーリングで、全体的にトゲトゲしい威圧感のある外見が特徴。

ストーリー・背景

天才科学ビアン・ゾルダーク博士が異人の侵略を予見し、それに対抗するために建造された。

人との戦いにおいてフラグシップ的な存在になるべく、知的生命体に対して心理的威圧感を与えるための外見のインパクトを重視して開発した結果、かなりトゲトゲしい外見になった。
(このせいのリューネに大不評を買ってパイロットになるのを拒否され娘用の機体として全く別の外見でヴァルシオーを開発する事となっている。)

外見だけではなく、実際の性の方も1機で戦局を左右できる機体として開発されており、凄まじい性を誇る。
それでいて拡性にも優れ、ヴァルシオーネを始めとした後継機や「改」の開発、その他DC開発していた兵器などの基礎ともなっている。

なお機体開発の経緯から、ディバイン・クルセイダーズ(DC)の結成と密接な関わりを持つ。
第○次シリーズOGシリーズでは大元の流れは共通しているものの、細部が異なる。

スペック

全長 57.0m
重量
(全備重量)
550.0t ※1
(615.0t)
登場人員 1人
移動タイプ ・陸 ※2
武装 ディバインアーム
クロスマッシャー
メガ・グラビトンウェーブ
その他装備 Iフィールド ※3
シールド ※4
フィールド ※5

機体のバランスとしては重武装・重火力に寄っている節がある。
火力は凄まじいが機動余り高くなく、腕の可動域が広くないため、動きに柔軟性があまりい。
(そのため、2号機であるヴァルシオーネは機動性を重視した設計になっている)

武装

ヴァルシオン改

一部のシリーズには「ヴァルシオン改」が登場する。オリジナル機共々、詳細は後述させて頂く。

「第3次」で初登場するのだが、「第4次」ではなんと改と付いていないのにカラーのヴァルシオンが登場。
このヴァルシオンは何故かメガ・グラビトンウェーブビッグバンウェーブも搭載されておらず、後述のOGシリーズにおける量産機としての「改」のような性に仕上がっている。

この「改じゃないのに」ヴァルシオンはF・F完結編でも引き続き登場する。
これらの作品にはちょうどオリジナル機としてのいヴァルシオンが登場しないため、オリジナル機のヴァルシオンのカラーにと設定そのものが変更されたのか、単に改と呼ぶのが面倒くさくなっただけなのかイマイチはっきりしなかった。

しかし、第2次・第3次・EXの3作をPSリメイクしたコンプリートボックスで事態が斜め上に覆る。第3次とEXの2作はいずれもノーマルのヴァルシオンと「改」とが両方登場するが、その全てにおいてノーマル機がで「改」がカラーと、逆になっていた。
どうやら、EXの後に設定が変更され、ノーマルカラーとなったというのが正解だったようだ。つまり、第4次やFに登場したヴァルシオンは「改」ではないと言う事だろうか?

登場作品

第2次スーパーロボット大戦

ラスボスとして登場。パイロットビアン・ゾルダーク博士

この作品でのヴァルシオンはHPが6000と後のシリーズからすると非常に弱いように見えるが、ここでは「味方や雑魚ユニットHPは3桁が基本、多くて1000」と言うシステムだったので、こちらの10倍弱のHPがあるという点で見れば後のシリーズと変わらない。

後に発売されたリメイク版、第2次スーパーロボット大戦Gでは第3次や第4次のようなバランスに改められ、こちらのユニットHP3000とか5000と言う機体が標準になったが、ヴァルシオンのHPは40000。やはり10倍前後である。
さらに後のコンプリートボックス版でも40000である。

第3次スーパーロボット大戦

パプテマス・シロッコ機としてラスト付近で登場する他、ウェンドロシュウがお供として引き連れてくる事もある。
今思えばもうこの時点でヴァルシオン量産化のフラグが立っていた気がしなくもない。

ヴァルシオンの改良たる機体「ヴァルシオン改」が本作で初登場。ルートによって、シロッコインスペクターの技術を利用してヴァルシオンを更に改造した機体として登場する。
オリジナルのヴァルシオンがを基調としたカラーリングであったのに対し、「改」はを基調としたカラーリングになっている。

また、シロッコが登場するルートには2種類あり、シロッコ自身がラスボスとなるルートでは通常のヴァルシオンではなく、ヴァルシオン改に乗り換えて出てくる。
シロッコなんだからジ・Oに乗れよと言うが一部で上がるが、この作品のジ・Oラスボスるにはちょっと物足りないので仕方がい。と言う言い訳をたまに聞く。

武装はメガ・グラビトンウェーブが外されてビッグバンウェーブが追加。
ビッグバンウェーブMAP兵器であるため単体攻撃としては使用せず、そのため異常な命中率を誇り反撃でガンガンこちらのユニットを落として行く・・・と言う事がくなったため、正面から殴りあう分には逆に楽になった感がある。
しかしビッグバンウェーブも似たような高命中率を持っているため、調子に乗って群がるととっても悲しいことになりかねない。特にコンプリートボックス版ではMAP兵器の使用に遠慮がくなっているため、その確率がさらに上がっている。

コンプリートボックス版ではシュウが連れてくるのが「改」にバージョンアップしている。
パイロットAIなのでシロッコが乗っている「改」にべれば幾分かマシだが、機体性は何ら変わっていない。不用意に群がるとビッグバンウェーブを連発されてしまう点はシロッコとのタイマンよりも面倒臭くなっている。
なお、後述の通りコンプリートボックス版ではノーマルと「改」のカラーが入れ替わっているため、機体は「改」にバージョンアップしているのに見た(色)は全然変わっていない。

スーパーロボット大戦EX

ラスボスのお供として登場。ノーマルと「改」と両方登場する。

リューネの章にて、普通シナリオを進めるとラスボスになるのは魔装機エウリードを駆るカークス将軍であり、コイツのお供としてノーマルが4機登場する。
召喚された地上の機動兵器およびそのパイロットには「元DC」と言う肩書きが頻繁に登場し、壊滅したはずのDCが未だに残っている事が伺えるが、かつてのDC徴でもあった究極ロボが4体に増えてボスのお供として何の前触れもく出てくる。

ISSを使って特定ルートを通るとラスボスマサキの章と同じ、デュラクシールを駆るフェイルロードになる。
マサキの章で普通に戦うとただの雑魚しか従えていなかった彼が、リューネの章でマサキにくっついて行き戦う事になると、何故かいきなりヴァルシオン改を4体引き連れている。
召喚された地上の兵器およびパイロットは原則としてラ・ギアスの情勢を知らないため、召喚された地点の勢に保護されそのまま成り行きで参戦するという形がど。従って、召喚事件が起きた当時の勢圏が広ければ広いほど地上の兵器を自軍に引き入れられる確率が高くなるという事なのだが、当初より勢を拡大しつつあったカークス軍はともかく、召喚事件が発生した当初は潜中の身であり、その後のマサキらの協なんとかを盛り返せたはずのフェイル軍がヴァルシオン改を4体も確保していたのは、宝くじでも当てたかのごとき豪運である。

このヴァルシオン改は当然のようにMAP兵器ビッグバンウェーブを装備している。
しかも4機とも2回行動し、1ターンから全で動いてくるため、「改」4機で一斉に接近してきてビッグバンウェーブの乱れ撃ちと言った理不尽な事がたまに起こる。

 

それにしても、この作品においては地上で開発された機動兵器は皆「召喚された」と言う位置づけであったため、召喚される前に地上で建造されていた事になるのだが・・・。
ノーマルのヴァルシオンはともかく、「改」の方はビッグバンウェーブを装備している事から明らかに第3次でシロッコ開発したインスペクターの技術が入った機体なのだが、シロッコ機以外に4機も量産されていたのだろうか?

第4次スーパーロボット大戦

最終話シュウ仲間にならないルートに入った上で、最終話シュウ対決する事を選んだ場合にのみ登場。
ラスボスであるシュウネオ・グランゾン)の取り巻きとして5体ほど出てくる。

改じゃないのにカラーのヴァルシオン初登場。
このヴァルシオンは何故かメガ・グラビトンウェーブビッグバンウェーブも搭載されておらず、後述のOGシリーズにおける量産機としての「改」のような性に仕上がっている。
また、この「改じゃないのに」ヴァルシオンはF・F完結編でも引き続き登場する。
本作では従来と違い、段々ボスキャラの威厳が薄れてきてしまったと言われる。要因を挙げると、

  1. 武装がディバインアームとクロスマッシャーの2つしかない。
    デフォと改が両方登場する第3次やEXではどちらにもグラビトンウェーブないしビッグバンウェーブと言った必殺兵器が搭載されていたのが、本作では取り外されている。
    なお、後のOGシリーズではカラーの改は「ヴァルシオンをデチューンした量産機」と言う設定であり、そのために上記兵器がオミットされていたのだが、こちらは「改はヴァルシオンの改良機」となっている第3次やEXと同じ時系列世界です。
  2. ユニット自体の性ライグ=ゲイオス微妙に負けている。
    ライグ=ゲイオもゲスト軍令官専用機であるため相当な高スペック機なのだが、こちらは中盤から割とちょくちょく登場する機体であるため、最終話にしか登場しない伝統のスーパーロボットが負けていてはイメージに関わる相手。
  3. AIパイロットの自動操縦機。
    このルートでの敵軍=シュウ達ご一行は勢の一ではなくあくまで数人で独自に行動を取っているだけのチームであるため、配下がいないのも仕方ないと言えば仕方ないのだが、エリート兵ですらないのはちょっと・・・。
  4. 5機いっぺんに登場。
    オリジナルヴァルシオンはワンオフ機だったのに、もう全に取り巻き用に用意された量産ユニットです。

などなど、かつてのラスボス格がかなり色褪せてしまっている。
ロボット大図鑑でも「安売り感が」とセルフ突っ込みを入れられる始末・・・

しかし、自動操縦と言ってもAI最上位の「AI」でしかもレベル99であるため、総合的には異常に強い。
こちらの攻撃が全く当たらない・・・と言う事はいがヴァルシオンの攻撃もよほど頑張らないと避けられない。しかも、イベントによりシュウAIは全て気力150スタート、こちらは全員気力50スタートと言う逆ハンデまでついているため、何も考えずに交戦しようものなら、にそびえるであろうとも容赦なく一撃で粉みじんにされてしまう。

なおPS移植版の「第4次S」では、シュウレベル60・AIレベル58とかなりの弱体化がされており、いくらか戦いやすくなっている。気力ハンデくなっていない上にネオ・グランゾンが3体出てくるために、MAP自体の難易度はちっとも下がっていないのだが・・・。

スーパーロボット大戦F(完結編)

本作で再びラスボスに返り咲く。
ラスボスルートによってパプテマス・シロッコかシャピロキーツのどちらかになるが、機体はどちらでもヴァルシオン。
攻略本く、「脅威の最強伝説復活!」とある通り、Fに登場するこれまでのボスキャラ裸足逃げ出す程の極悪性を誇る。

この作品では先述のライグ=ゲイオスの更なる発展機であり、ゲスト3将軍それぞれの専用機であるオーグバリューゼイドラム・ビュードリファーが登場しているが、それらと較しても遜色ない性に仕上がっている。
ここでも武装がディバインアームとクロスマッシャーの2つしかが、そんな事など気にならないほどの性

今作のヴァルシオンは先のシナリオで戦ったバラン=シュナイルを思わせる悪性運動300、最長射程距離11、etc...)を持ち、さらにシロッコが乗り込んでくる場合はシロッコニュータイプを持っているので必中が使えないリアルロボットの出る幕などないとばかりに暴れまわる。というより、「必中」しで撃破を狙うのは不可能に近い。
もっとも、精神ポイントさえ温存していれば倒せるボスではあるため、後述するシャピロ搭乗機とべるとさほどのインパクトでもないかもしれないが。

そして、シャピロラスボスになったルートでは、シャピロ機のヴァルシオンにバイオリレーションシステム※が搭載されているという設定になっており、イベントによってこのシステムを停止させるまではターン精神コマンド鉄壁・根性」を使う。そのため、装甲値が13000とか言う何か間違った数値になる上にダメージを与えてもどんどん回復し、こちらのユニットは当たると間違いなく一撃で消し飛ぶ。さらには何とか頑って倒しても自動復活するという、いわゆる「イベントでしか倒せない敵」である。
もちろんイベントバイオリレーションシステムを停止した後でも中々に強い。まあ、ニュータイプを持つシロッコと違いこちらはイベント後ならばシロッコ機とべれば多少はラク。

 

バイオリレーションシステム ・・・ 「重戦機エルガイム」に登場したシステム人間の生体エネルギーを吸収して別の事に転用するというシステム。これがあると人間不老不死になったり、搭乗ロボットパワーを得て無双しだしたりするが、これの下にあった人間突然システム外に出てしまうと、一で老化して死亡する等リスクもある。

スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION

久々ビアン博士の乗るオリジナル・ヴァルシオンが登場。
もちろんメガ・グラビトンウェーブを搭載。それだけではなく、色んな補助武器が追加されている。特に、あらゆる攻撃のダメージを半減させるバリアフィールド」が追加されている事で、撃破がますます難しくなった。
破るにはバリア貫通のある武器で攻撃するか、ENを消費させてガス欠にすればバリアが発動しなくなる。

どこぞの自動操縦兵器と違い、ビアン博士の乗るオリジナルのヴァルシオンは最後までDC徴するフラグシップとしての機体であり、ヴァルシオン撃墜の知らせが入ると、DC部隊は(ごく一部を除いて)全員敗北を悟って撤退する。

また同シリーズではカラーリングのヴァルシオン改、およびヴァルシオン改・タイプCFも登場。
ただし先述のフィールドが搭載されているのはオリジナルただ1機のみ。ちなみにこのバリアは、元々はグランゾンの専売特許とも言えるものであった。
前者のヴァルシオン改はゲーム中盤から登場。こちらにおける「改」はオリジナルの機体をデチューンして量産をした機体であり、ゲーム中には登場せず後のOGsでの設定にあるのみの機体も含めると、全部で7号機まで存在する。このうち13号機には「ゲイムシステム」と言う、人間波を強制的に拡してパイロットの潜在を引き出すシステムが搭載されているが、これはに非常に強い負担をかけて暴走する危険をんでいるため、4号機以降には搭載されていない。

また、搭載された3機のうちシャイン王女が乗っていた1号機は、ゲームの進め方によっては自軍ユニットとして入手可。当然、ゲイムシステムは改修によって取り外され、味方部隊で運用できる機体となる。もっとも、入手条件が熟練度の獲得条件とダブっているため、筆者を含めヴァルシオンが隠し機体である事を知らなかったプレイヤーは少なくなかった。
なお、このOGにおける「改」1号機が、スパロボ史上初めて味方として使用出来るヴァルシオンである。
ちなみに同作の終盤ステージでは、エアロゲイターの制御兵達が同機に乗り込んでくる。テンザンが乗っていた機体を回収しそれを基に作成したのか、DCから機体を直接奪ったのかは不明。

他にも「OG2.5」ラスト、及び「OG外伝」の中盤では上述のタイプCFボスキャラとして登場。オリジナルにも引けを取らない高性で多くのプレイヤーを苦戦させた。
そして同作の最終面にて、「第3次」「第4次」と同様にネオ・グランゾンの取り巻きとしてヴァルシオン改が複数登場する。

第2次スーパーロボット大戦OG / スーパーロボット大戦OG ダークプリズン

上記の「OG外伝」のアフターストーリーにあたる第2次スーパーロボット大戦OG」では「EX」のストーリーをなぞって、異世界ラ・ギアスへと移っていくが、こちらでも同じくヴァルシオンがラ・ギアスへ登場する。ただし旧シリーズとは異なり、こちらでは「OG外伝」で登場した『ヴァルシオン改・タイプCF』が召喚されており、カークス軍に拾われたことで同部隊の戦として改修・運用されている。
そのためリューネの章ルート最終話(第17話)でカークス軍が誇る魔装機・エウリードと共に出現、総力戦を挑んでくるが、今作では「OG外伝」で登場した『ODEシステム』はバリアの類も搭載されておらず、乗っているパイロットも一般兵なのでさほど苦戦しないだろう。ただしSRポイント獲得を狙う場合は、ヴァルシオンを倒す過程でエウリードや大勢のガディフォー部隊が待ち構える敵本り込む形になるので集中火にされる点に注意しなければならないが。
尚、今作ではヴァルシオンが登場し「ヴァルシオン」のBGMが聞けるのは何気にこのステージのみ。 

 

そして「第2次OG」のストーリーシュウ・シラカワ視点から描いたサイドエピソードOGダークプリズン』でも登場、カークス軍が所有していたヴァルシオン改は2機存在した事が判明する。そして1機はカークスの本へ行ったが、2機カークス軍に雇われていた地上人ことノイエDC兵・オレグ大尉が搭乗した。
(ちなみに今作でもヴァルシオンが登場するのは奇しくも「第2次OG」と同じく『17話』で共通している。
ヴァルシオンの圧倒的戦シュウDCの野望に引き入れるべく部下の兵達やカークス軍の同志と共に戦闘を挑んでくるが、「自分に命する」オレグの態度がシュウ逆鱗に触れた結果、シュウ達に敗れ去った。

BGMの概要

デデデデーン デデデデーン デデデデーン デデデデーン デーン(ドーン!!) 

の出だしで非常にインパクトがあり、他のBGMとは一線を画した重厚感・恐怖感を放っている。圧倒的性ラスボスとして君臨し続けるヴァルシオンの専用BGMと呼ぶに恥じない曲として、多くのプレイヤートラウマを刻んだ。

後の作品ではたまに別のボスクラスユニットとの戦闘時にも流用されたが、基本的にこのBGMが使われる作品では必ずヴァルシオンが登場するので、このBGMはいつまでもヴァルシオンのテーマである。

FC音源の時代から存在する曲であり、SFCPSSSGBAPS2等、音の違ういくつものハードに渡ってリメイクされ続けてきた名曲。各ハードで音がかなり違う為、アレンジバージョンであるかのような別の曲にそれぞれ聞こえる。
強いて言えば、「F(完結編)」をSSからPS移植するに際して、SSよりもサウンド関連の性が低いハードであるPSではSSでの曲をそのまま移植する事が出来なかったため、曲を一からPSで作り直している。そのため、PS版「F」(および、コンプリートボックスでの第2次EX)では特に違う曲に聞こえる。

なお上記のイントロデデデデーン」はSFC版の曲。このバージョンバックの出だし部分のドラムであるかのように音量が大きいためこう聞こえる。後の作品での、ドラムが押さえられているバージョンではどちらかと言うと「(デデデ)ッデーン (デデデ)ッデーン」になる。

どのバージョンが一番好きかと言う質問に対しては様々な意見があるが、トラウマとしてのBGMボスの威圧感と言うイメージとしてのBGMではSFC版(第4次)のバージョンを挙げるプレイヤーが多いようだ。
このバージョンは上記の通り大音量でのドラムに加えき渡る爆発音のような音もアクセントとして挿入されており、かつ曲全体がサラウンドのようにく音になっているため、重厚感が一層強いのだと思われる。
また同作ではゲスト軍の誇るボス機体「ゲイオス=グルード」「ライグ=ゲイオス」や「バラン=シュナイル」など、ゲスト軍のボス機体のBGMとしてもこの曲が使われており、後半ラストにかけてBGMを聴く機会が多いのも一因か。
また、ゲストとは関係いが序盤ミッションで戦うボスドラゴノザウルス戦でもこのBGMが流れる。

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