ヴァレットとは、遊☆戯☆王VRAINSに登場する鴻上了見(リボルバー)が扱うカード群であり、遊戯王OCGのカテゴリである。英語カテゴリ名は「Rokket」。(Rocketではない)
カテゴリ名の由来はおそらく「弾倉(barrel)」の「主君(lord)」である《ヴァレルロード・ドラゴン》に仕える「弾丸(bullet)」の「従者(valet)」であろう。
OCG/TCGでは、CIECUIT BREAKから登場したドラゴン族テーマである。「○○ヴァレット・ドラゴン」の共通効果を持つタイプと、「ヴァレット・○○」からなるサポートになるその他のモンスターと「ヴァレット」ではない関連するカードが存在する。アニメに登場する本人も「ヴァレット」ではないカードを使用することも多々ある。また、使用キャラ本人のリンク召喚先に「ヴァレル」、「トポロジック」が存在するが特に対象を取る効果を持つ「ヴァレル」と相性が良い。また、「ヴァレル」にはシンクロモンスターが存在しており、それに関連するチューナーも用意されている。
2019年6月22日発売の「ストラクチャーデッキ-リボルバー-」や2019年6月21日発売のVジャンプ2019年8月号の付録カードによって大きな進化を遂げている。
また、ドラゴン族なため「守護竜」との相性が良く、ヴァレットの《リボルブート・セクター》を合わせることで大きな展開能力を発揮する。その場合、手札次第で《ヴァレット・トレーサー》や《ヴァレット・シンクロン》を用いてレベル5の《聖杯の神子 イヴ》をシンクロ召喚することになるか。
破壊する条件の一つとして「リンクモンスターの対象となる」というものが用意されており、こちらは主に「ヴァレル」たちの効果で満たすことになる。この状態を成立させると、それぞれ独自の効果を発揮する。
共通の破壊された後のリクルート効果は特にこの条件を必要としておらず、破壊する手段を他で用いることでも効果を発揮する。ただし、発動タイミングが遅いので展開するまでに破壊して、「ヴァレル」と並べる体制を作っておきたい。
アネスヴァレット・ドラゴン/Anesthrokket Dragon(CIRCUIT BREAK)
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。
そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「アネスヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
テーマ内で唯一、効果を止められるカードである。他のヴァレットに比べてアドバンテージが取りにくく、レベルも噛み合いにくい欠点があるが、そこを逆手に取って「ヴァレット・トレーサー」と組み合わせてレベル5シンクロする枠として導入するのも手。
シェルヴァレット・ドラゴン/Metalrokket Dragon(EXTREME FORCE)
効果モンスター
星2/闇属性/ドラゴン族/攻1100/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、このカードが存在していたゾーンと同じ縦列のモンスター1体を選んで破壊し、
その隣のゾーンにモンスターが存在する場合、それらも破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「シェルヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
レベルが噛み合いにくいためシンクロ・エクシーズ素材としては扱いにくいが、横と縦問わずに隣であればよくモンスターを3枚まで除去が可能な側面が他より勝る。トークンを効果の条件を整えるのに使ったり、「ヴァレット」で並んでいる状態で破壊のトリガーにしていくのも有効だろう。
オートヴァレット・ドラゴン/Autorokket Dragon(CIRCUIT BREAK)
効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで墓地へ送る。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「オートヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
魔法・罠を「墓地へ送る」なため、破壊して効果を発動するカードの発動を避けることが出来る。レベルが噛み合いにくいためこのカードを素材とする場合はリンク召喚が既存のものとは合いやすいであろう。レベル7シンクロ導入するのも手か。
マグナヴァレット・ドラゴン/Autorokket Dragon(CIRCUIT BREAK)
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「マグナヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
モンスターを破壊を介さずに対象を取らない墓地へ送る効果を持つため、除去範囲自体はとても広くボードアドバンテージの取りやすいカードになる。ただし、相手の効果でチェーンされた場合、自分のモンスターを墓地へ送ることになってしまうので注意が必要。
メタルヴァレット・ドラゴン/Metalrokket Dragon(EXTREME FORCE)
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、このカードが存在していたゾーンと同じ縦列の相手のカードを全て破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「メタルヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
縦列のカードの除去なため上手く配置されていればEXモンスターゾーン、メインモンスターゾーン、魔法・罠ゾーンの3枚まで破壊できる。《無限泡影》や【機界騎士】警戒と同じような状態を相手に強制出来るのは地味なポイントか。「守護竜」と組み合わせた場合には《星遺物の守護竜》で位置をずらして調節するのも手。
シルバーヴァレット・ドラゴン/Silverrokket Dragon(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで除外する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「シルバーヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
相手のエクストラデッキを確認し、1枚除外できる。リミットレギュレーションの関係や対応範囲を広げるために1枚しか入れないことも珍しくないので、ピンポイントで除外できるモンスターは少なくはないだろう。ただし、エクストラデッキの依存度の低いデッキに対しては効果は薄い。
エクスプロードヴァレット・ドラゴン/Exploderokket Dragon(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、お互いに2000ダメージを受ける。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「エクスプロードヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
お互いへの2000バーンは火力が低いわけでもないので、ゲームエンドに持ち込むカードにもなり得る。このカードの一番の取り柄は《ヴァレット・シンクロン》で蘇生可能な「ヴァレット」であり、そのまま《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の素材になれることが大きいだろう。
ヴァレット・シンクロン/Rokket Synchron(SAVAGE STRIKE)
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル5以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
「ヴァレット」と「シンクロン」の2つに属しているチューナーで、《ジャンク・シンクロン》と類似する効果を持っている。
召喚成功時にレベル5以上のドラゴン族・闇属性を蘇生させる。主にレベル7を蘇生させることで《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のシンクロ召喚を行うことが出来る。また、効果は使えなくなるが《クイック・リボルブ》から飛んでくるレベル1チューナーとしても優秀。
ヴァレット・トレーサー/Rokket Tracer(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「ヴァレット・トレーサー」以外の
「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
レベル4の多い「ヴァレット」として非常に嬉しいレベル4チューナーで、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のシンクロ召喚に繋がりやすい。
場のカードを破壊することで「ヴァレット」のリクルートを行う。破壊するカード自体はなんでもよく柔軟性が高いが、「ヴァレット」を破壊しておくことで、共通効果の発動に繋がる。EXデッキからの特殊召喚が闇属性に縛られるが「ヴァレット」、「ヴァレル」、「守護竜」3つとも闇属性であるためこの制限自体には困らないことが多いだろう。(少し展開に困るルートもあることも考えておこう)
ヴァレット・リチャージャー/Rokket Recharger(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守2100
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは元々のカード名が異なる闇属性モンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。
(2):EXデッキから特殊召喚された闇属性モンスターが自分フィールドに存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
自身を墓地に送ることになるが、闇属性モンスターの蘇生効果だが効果の発動条件自体はテーマ内なら難しくなく、手札からも発動出来る奇襲性も兼ね備えている。また、フィールドにいれば攻撃対象に選択されないことで(1)効果の発動を更にしやすくされている。
スピードローダー・ドラゴン/Speedburst Dragon(SAVAGE STRIKE)
効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が効果ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与え、
与えたダメージの半分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ヴァレット」モンスター2体を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
LPを大きく変動させる効果を持ち、アドバンス召喚をすれば「ヴァレット」を2体手札に持ってくることが出来る。このカードは《ヴァレット・シンクロン》の蘇生対象となるが、このカードを介して《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を出すのに更に別途レベル1のモンスターが必要である。レベル7シンクロを導入するのも一つの手だろうか。
アブソルーター・ドラゴン/Absorouter Dragon(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ヴァレット」モンスター1体を手札に加える。
手札からの特殊召喚も出来てかつ、墓地に送られたら「ヴァレット」を手札に加えるレベル7のモンスターと、非常に《ヴァレット・シンクロン》と相性の良い条件がそろっている。
また、このカード自体に特殊召喚の制限も召喚ルールでついているわけではないため、《守護竜 エルピィ》からこのカードをデッキから特殊召喚して、さらに「ヴァレット」のサーチに繋げるという芸当も可能にしている。
スリーバーストショット・ドラゴン/Triple Burst Dragon(EXTREME FORCE)
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リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/ドラゴン族/攻2400
【リンクマーカー:上/左/下】
トークン以外のモンスター2体以上
(1):1ターンに1度、ダメージステップにモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードをリリースし、自分の墓地のリンク2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、手札からレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果はこのカードが特殊召喚したターンには発動できない。
このモンスター自体は汎用であるが「ヴァレット」の展開の都合上、《ソーンヴァレル・ドラゴン》の破壊対象として非常に扱いやすい側面がある。また、このカードがあれば、戦闘破壊時に発動する効果を封じたり貫通効果を持っていたりと言った他にない側面もあるため、幅を持たせやすいだろう。
ツイン・トライアングル・ドラゴン/Twin Triangle Dragon(CIRCUIT BREAK)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1200
【リンクマーカー:右/下】
トークン以外のレベル4以下のドラゴン族モンスター2体
(1):このカードがリンク召喚に成功した時、500LPを払い、
自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターン攻撃できない。
このモンスター自体は汎用であるが、自ずと「ヴァレット」でも扱いやすいリンクモンスターではある。他のドラゴン族デッキでは蘇生させたいモンスターを一度に用意してから使うというのもポイントか。
リローダー・ドラゴン/Overburst Dragon(LINK VRAINS EDITION)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1800
【リンクマーカー:左/右】
「ヴァレット」モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。
手札から「ヴァレット」モンスター1体を、
そのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材にできず、
エンドフェイズに破壊される。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
手札から特殊召喚する効果だがこのカード以外にリンクモンスターが存在してかつ、そのモンスターのリンク先が空いている必要がある。
この効果で特殊召喚した「ヴァレット」はリンク素材にできないため破壊リクルートを狙うのが主になるか。また、リンク召喚以外の素材にしても良い。また、効率は良くなくおまけだが破壊された場合に「ヴァレット」をサルベージできる。
ブースター・ドラゴン/Booster Dragon(LINK VRAINS BOX)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1900
【リンクマーカー:左下/右下】
「ヴァレット」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカード以外の
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
自身以外の単体強化で「ヴァレット」の起動に繋がる効果と破壊で墓地に送られた場合に墓地のドラゴン族を蘇生する効果を持っている。アドバンテージは稼げるカードで《水晶機巧-ハリファイバー》以外の斜め下リンク2手段としては悪くはないだろう。
ショートヴァレル・ドラゴン/Miniborrel Dragon(CYBERNETIC HORIZON)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻 800
【リンクマーカー:左/右】
「ヴァレット」モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドに「ヴァレル」リンクモンスターが存在する場合、
自分フィールドのリンク3以下のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
リリースしたモンスターとリンクマーカーの数が同じモンスターのリンク素材にできない。
自身蘇生の条件として「ヴァレル」が必要になる。また、このカードから新たな「ヴァレル」に派生しておくのが全体の展開としては狙い目になる。
デリンジャラス・ドラゴン/Dillingerous Dragon(DARK NEOSTORM)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1600
【リンクマーカー:上/下】
ドラゴン族・闇属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手エンドフェイズに、このターン攻撃宣言をしていない
相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
相手の攻撃を止めている状態であれば数値バーン与える効果と、「ヴァレット」の特殊召喚をトリガーに自身を墓地から特殊召喚する効果を持つ。エンドフェイズに帰還して不意打ちで発動するのが現実的ではあるが、現在の「ヴァレット」なら特殊召喚手段に困らない可能性も高く、純粋な展開手段にもなり得る。
ソーンヴァレル・ドラゴン/Quadborrel Dragon(ストラクチャーデッキ-リボルバー-)
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
「ヴァレット」モンスターを含むドラゴン族モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果でリンクモンスターを破壊した場合、さらにそのリンクマーカーの数まで、
自分の手札・墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで特殊召喚できる(同名カードは1枚まで)。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はリンク2以下のモンスターをEXデッキから特殊召喚できない。
1枚のコストでフィールドを破壊してリンクモンスターであればマーカー分墓地から展開できる。現在の「ヴァレット」+「守護竜」の展開力であれば先攻展開であってもこのカードのリリース先に困ることが少なく、利用しやすい。ただし、この効果を使えば「守護竜」や「ヴァレット」関連のリンクモンスターを出しづらくなるため、もうその先はリンク3以上のモンスターやその他EXのモンスターを使って盤面の仕上げにかかる時だろう。
後攻になった場合、相手のリンクモンスターを使えばリリースもいらないのもポイントである。
ストライカー・ドラゴン/Striker Dragon(Vジャンプ 2019年8月号付録)
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リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左】
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「リボルブート・セクター」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの表側表示モンスター1体と自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのモンスターを破壊し、対象の墓地のモンスターを手札に加える。
「ヴァレット」で非常に出しやすい条件で、デッキとして以前は重かった《リボルブート・セクター》をサーチできる。この1点は非常に大きく、展開の途中で下級ドラゴンを挟んでいる場合にそのモンスターからリンクモンスター展開する場合にこのモンスターに事前に変えておくことで無駄が少ない。(2)効果は「ヴァレット」の起動にもなるが、《アブソルーター・ドラゴン》の起動に繋がりやすい。
スクイブ・ドロー/Squib Draw(CIRCUIT BREAK)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、自分はデッキから2枚ドローする。
「ヴァレット」のドローソース。「ヴァレット」の破壊トリガーにしつつ2ドローが出来ると言ったもの。破壊出来ないとドローできないため、チェーンした効果で妨害される可能性もある。
クイック・リボルブ/Quick Launch(CIRCUIT BREAK)
速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
「ヴァレット」のリクルートカード。特に発動条件もなく、ターン制限もついておらず、さらに展開の制限もついていない速攻魔法でこのカード自体のスペックは非常に高い。単純に展開のための素材を揃えたりするために発動するカードとしても非常に優秀。また、そこまでに至る機会は限られるが、エンドフェイズ破壊のデメリットは「ヴァレット」のリクルート効果発動に繋がる。
リボルブート・セクター/Boot Sector Launch(EXTREME FORCE)
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの「ヴァレット」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):自分メインフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「ヴァレット」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
●相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターよりも多い場合、
その差の数まで自分の墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
現在では《ストライカー・ドラゴン》のサーチ効果から繋がり、展開として非常に使いやすいカード。(というかこれがないと「ヴァレット」の強みの展開力が削がれる。)手札・墓地から複数体蘇生する効果を持ち、「ヴァレット」のステータスを上げる効果を持っている。
ヴァレル・リフリジェーション/Borrel Cooling(EXTREME FORCE)
通常罠
(1):自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体をリリースし、
自分フィールドの「ヴァレル」リンクモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「ヴァレット」モンスターをリリースして「ヴァレル」に破壊耐性を付ける罠カード。便利ではあるものの素で耐性の高いリンク4「ヴァレル」に対して使うにも勿体ない上にカードの重さに見合った効果とは言えない側面がある。
リンク・デス・ターレット/Link Turret(CYBERNETIC HORIZON)
永続罠
(1):このカードの発動時の効果処理として、このカードにカウンターを4つ置く。
(2):自分が戦闘ダメージを受ける度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):自分メインフェイズ2に、このカードのカウンターを1つ取り除き、
自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果を発動するターン、自分は闇属性のリンクモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
基本的に最初にあるカウンター4つを使うのがメインで、あまりカウンター貯めることは意識しなくていいだろう。ヴァレットの蘇生が可能だが、既存の《リボルブート・セクター》の存在がチラついてしまう。
タクティカル・エクスチェンバー/Tactical Exchanger(LINK VRAINS BOX)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのモンスターと元々のカード名が異なる「ヴァレット」モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
ヴァレットを破壊してリクルート出来るため、《スクイブ・ドロー》と異なり、場にモンスターが残る。リクルートするカードと言えば《クイック・リボルブ》の利便性が高すぎるため、枠が厳しいか。
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最終更新:2023/06/02(金) 15:00
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