ヴァンダム(ゼノブレイド2) 単語


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ヴァンダム

2.8千文字の記事

レックス お前聖杯ドライバーだ」

「戦は常について回り、決して離れないだろう」

概要

ヴァンダム(ゼノブレイド2)とは、任天堂より発売されたNintendo SwitchRPGゼノブレイド2」の登場人物である。
CV:玄田哲章

本作に登場する国家の一つ『インヴィディア』を拠点として世界中に傭兵派遣しているフレースヴェル傭兵団の団長
屈強な体格とその実力は傭兵の間では有名らしく、パートナーであるスザク武器であるツインサイスの使い手としても知られている。

性格は気さくでその場での感による判断も多いらしい。
しかし、それぞれ個人の様子を観察し彼なりのアドバイスや人手をそっと回すなど周囲の様子をきちんと観察している。
また、傭兵団の仕事中に出会った難民だけではなく孤児も保護しており、傭兵団の拠点であるフレースヴェル大人になるまできちんと育てている。

なお、『ヴァンダム』と言うキャラクター過去ゼノブレイドシリーズにも登場しており、特徴として体力筋肉)にこだわることと直トレードマークであったが、前者についてはそのまま受け継がれているものの、後者に関してはパートナーであるスザクに受け継がれている。

レックスたちとの関係

主人公であるレックスたちとは物語序盤~中盤で初対面を果たす。
その際、レックスの持つ聖杯ことホムラを手に入れるため部下のユウとズオと共に戦闘を仕掛けてくる。戦闘中レックスを挑発することによりホムラエーテル切れを誘い、その隙をついて首を狙うが寸前で止めた。
実は彼には聖杯を手に入れるつもりはなく、たまたま物資探索中に出会った聖杯ドライバーであるレックスの腕を確かめるために勝負を仕掛けたにすぎなかった。
戦闘後、レックスたちを拠点であるフレースヴェルへと案内し、そこでドライバーとして未熟なレックスパーティに加入することによって戦闘ブレイド、さらにアルスに関しても様々なことを教えてくれることになる。

ネタバレ注意 ※※注意※※
この先には、ゼノブレイド2についてネタバレが含まれております。
覧は自己責任でお願いします。

 

 

 

 
 

 

 

 

「いいかレックス お前の戦を 戦ええぇぇぇっ!!」

ヴァンダムの最期とその後

レックス一通りの導を終えると世界樹レックス達のために、かつての戦友であるコールのいるインヴィディアの首都『フォンス・マイム』へと案内する。
事に首都に到着してコールと面会するが、そのイーラメンバーであるメツとヨシツネホムラを一人にするためにコールの養子であるイオン誘拐ホムラだけをカラムの遺跡へと誘い出す。

レックス達はイオンホムラを助けるためにカラムの遺跡へと向かい、事に二人と合流する。
しかし、エーテルの流れを操るヨシツネカムイに力を削がれ窮地に立たされることになる。そして、ヴァンダムエーテルの流れを阻されずに自身の体内に直接にエーテルを送り込むため、エーテルを溜めこんだ自身の獲物であるツインサイスを自ら部へと突き刺し捨て身の戦闘を開始する。
当初はスザクと共にメツとザンテツを圧倒しレックスを逃がそうとするが、レックスヴァンダムを一人にするわけにはいかないとそれ拒否。
やがて、武器に込められたエーテル尽きるとともに、自身へ武器を突き刺したこともありメツに追い詰められる。そして、最後にヴァンダムレックスに『自らの戦いをしろ』との意味を込めた言葉を言い残し、メツにより止めを刺されることになった。

その後、傭兵の決まりにより彼の墓標カラムの遺跡に建てられることになるが、そこでレックスヴァンダムに対し自らの戦いである『ホムラと共に楽園すこと』を約束した。また、彼の死はとあるキャラクターにも大きな思いを残すことになった……
一方でヴァンダムも何かあってもいいようにとユウとズオに遺言を残しており、何かあった際はフレースヴェル傭兵団の団長の後継にレックス名していた。これによりユウとズオをはじめ多くの団員の手を借りながら、最終的に彼が率いていた頃以上にアルストに名をかせる傭兵団となることも可

ヴァンダムはメレフと共に発売前はキャラ紹介されていたのみでパーティキャラクターとはして紹介されてはいなかったものの、海外戦闘紹介で彼のパートナーであるスザクレックスが使っていたり、CMであからさまな死亡フラグが立っていたことから発売前よりパーティ加入々よりも死亡するのではと話題になっていた。そのため一時的とはいえヴァンダムの名を持つキャラクターパーティに入ることはシリーズ初だったこともあり、彼の加入はプレイヤーを驚かせただろう。同時に脱落の心配も増しただろう

パーティキャラクターとしての特徴

ヴァンダムステータスは見た通り体力や筋力が高くなっている。
使用できる期間が短いためぜひ使ってみたいところではあるが、使用可ブレイドスザクだけとなっており運用する際はアタッカーのみとなるので少し工夫が必要となる。

ちなみにアーツ名にはすべてマッスル文字が入っている。

ヴァンダムの過去

傭兵団の団長を務めるヴァンダムであるが、実はインヴィディア公家の一つであるバローの人物であり、本名はアクィラ・バローネ・ソルエスティオーレ。

かつて息子がいたと話しており、その息子の死が傭兵業を始めるきっかけになった模様。
また、レックスくなった息子を重ねていたようで協力する理由の一つとなっているようである。ちなみに『ヴァンダム』の名は幼い頃に好きだった有名人からとったらしい。

傭兵団を大きくしていくと傭兵団任務でラゲルト女王からの依頼が来るのだが、案外ヴァンダムの出自の関係も多少あるのかもしれない。

余談

パートナーであるスザクには戦闘開始時のセリフで『俺は生まれた時からスザクだ!』というものがあるが、ヴァンダムにも戦闘開始時に『は生まれた時からヴァンダムだ!』というセリフがある。どちらが言い出したかは不明であるが仲が良かったことがうかがえる。

ヴァンダムを演じている玄田哲章氏はゼノブレイドシリーズでは皆勤賞であり、『ゼノブレイド』では冒険序盤の強敵となるゾードを演じていた。『ゼノブレイドクロス』では主人公たちが所属する民間軍事組織ブレイド』の官であるヴァンダムを演じており、奇しくも二作品続けて同名のキャラクターを演じたことになる。

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