ヴィガジとは (ヴィガジとは) [単語記事]

ヴィガジとは、スーパーロボット大戦シリーズに登場するオリジナルキャラクターである。
登場作品は第3次スーパーロボット大戦、スーパーロボット大戦OG2、及びOGS、ジ・インスペクター。
CVは草尾毅。

概要

第3次スーパーロボット大戦で初登場したインスペクター四天王の一人。自称「表のリーダー」。搭乗機はガルガウ。
シカログと同じような禿頭の強面だが黒目が無く、禿頭は本人曰く剃っているとの事。
自信家で非常にプライドが高く、しかし頭に血が上りやすい性格でちょっとした挑発にもすぐ乗ってしまう。
自称リーダーの中では一番リーダー向きではない性格なのだが、それでも指揮官の体を保てているのは部下がバイオロイド兵である為か。
言行が完全に野蛮人のそれなのに、地球人を見下して野蛮人呼ばわりする様には誰もが「お前が言うな」と突っ込みを入れた事だろう。
一歩間違えば噛ませ犬に見られても仕方ないのだがパイロットとしては優秀で、搭乗機のガルガウも強力なので侮ると痛い目を見る。
劇中では最も交戦回数が多く、四天王の中では真っ先にリタイヤする。最期まで地球人を見下しながら散っていく様はいっそ清々しい。

OG2、OGSでも役割は殆ど変わらないが、此処ではゼンガー・ゾンボルトがダイゼンガーに乗り換える際の、第2次αで言うところのククルのポジションを担当する。何度と無く翻訳機とその内容に翻弄されると言うコントを見せてくれる（武神装攻とか謎の食通とか）。

ジ・インスペクターでも役割は同じだが、ダイゼンガーの雲耀の太刀と竜巻斬艦刀の連発で撤退するシーンが雲耀の太刀でガルガウを一刀両断にされて脱出ポットで離脱すると言う演出に変わり、後に強化型であるメガガルガウに乗り換えて再登場する。
また、原作では真っ先にリタイヤしていたのが此処ではメキボス除けば最後まで生き残り、シカログとアギーハの死に怒るなど意外と仲間思いな所が明らかになった。翻訳機コントも当然再現されており、レーツェルのカットインのワイプを手で引っ込めたり、テスラ研を制圧した際に紙の資料の山に埋もれそうになったりと、コミカルな面も強調されている。

ジ・インスペクターのドラマCDの方では、私立「インスペクター学院」の四天王として登場。四天王の中ではリーダー振りを発揮していたメキボスを差し置く程のリーダー振りを発揮。ゲーム、アニメ本編ではボイス化されなかった「リーダー漫才」も他の四天王と絡んで披露。その一方、マサキからは「絶対に30（歳）過ぎてる」「15話で尻尾切られてた」と罵詈雑言され、OG 本編のカチーナとの「白目ハゲ」関連のやり取りもボイス付きで再現された。

ガルガウ

まるで金色の恐竜のような外見をしたヴィガジの専用機。第3次スパロボではメカザウルスに例えられていた。
大出力ブースターと一体化した両腕の大型クローが特徴的で、特に突撃・格闘戦に特化している。
ドルーキンほどではないが堅牢性にも定評があり、ゲーム版ではダイゼンガーの雲耀の太刀でさえ致命傷を与える事が出来なかった。
当然ビーム吸収能力も備えているが、インスペクター四天王専用機の共通武装であるフォトンビーム砲は装備していない。

ジ・インスペクターでは逆にダイゼンガーに一刀両断されたが、後に強化型であるメガガルガウが登場している。
此方は銀色の塗装が施されているのだが、元々こういう色なのか金色に塗る時間が無かったのかは定かではない。
間違えられやすいがメカガルガウではない。ガルガウは元からメカである。

スペック

形式番号	不明
全長	60.3m
重量	287.4t
登場人員	1人
移動タイプ	空・陸陸（OGシリーズ）
装甲材質	不明
動力	不明
開発元	インスペクター（ゾヴォーク）
パイロット	ヴィガジ