日本の苗字に一戸姓がある。青森県津軽地方に非常に集中している苗字で、全国の一戸さんの内6割ほどが青森県に在している。特に弘前市周辺に多く、弘前市では約300軒の一戸さんが存在している。また、青森市・五所川原市では約200軒の一戸さんが存在している。西津軽郡鰺ケ沢町では苗字軒数ベスト10入り。
陸奥国の武家に一戸氏があった。清和源氏南部氏の支流。陸奥国糠部郡一戸(現・岩手県二戸郡一戸町)発祥。南部光行の長男・光朝が独立し、その子・義実が一戸氏を称した。一戸氏嫡流は戦国時代末期に南部氏の家督争いに巻き込まれ滅亡したが、津軽氏が南部氏から独立した際に多数の分家筋の一戸氏が津軽氏に従っており、弘前藩士に一戸氏が見られる。
へ(戸)はもともと「家」を指す言葉とされ、のち「牧場」の意味となり、開発順に番号を付けられたという。
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最終更新:2024/11/22(金) 15:00
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