一畑バス

一畑バスとは、島根県で営業しているバス事業者である。鉄道事業については「一畑電車」を参照のこと。

概要

ばたでんこと一畑電車のグループ企業の1つであり、バス事業（路線バス）を電鉄から分社化するために1999年に設立され、2000年4月1日より路線バス事業の営業を開始した。
営業エリアは松江・出雲であるが、美保関町（当時。現在は松江市）の路線バスや境港の路線は営業開始翌年にコミュニティバスや鳥取県の日ノ丸バスに移管している。それ以外の営業エリア路線も開設路線もあれば松江市交通局などに移管した路線も存在する。
なお、2024年には乗務員不足の問題などもあり路線の再編などが実施された。

また、高速バス事業も行っており、出雲・松江から大阪・岡山・広島の路線を他社と共同運行している。岡山便のみ米子駅を経由しているため、鳥取県にも顔を出している。
かつては京都や福岡と松江・出雲を結ぶ高速バスも運行していたが撤退し、他社（JRバス）の運行となっている。

グループの一畑電車が交通系ICカードが有人駅の券売機のみの利用なのに対して、2021年5月末よりICOCAを路線バスで利用可能とし、ICOCA定期券も取り扱っている。
が、2025年1月には「鳥取県内のバスにICOCA導入へ」という内容のニュースを日本海テレビが配信した際に、ICOCA導入済みの一畑バスの画像がサムネイルとして使用されてしまった（後に修正）。

ちなみに、米子空港・出雲空港・隠岐空港への空港連絡バスは一畑バスではなく、同じ一畑グループの松江一畑交通・出雲一畑交通・隠岐一畑交通が行っている（米子空港路線は鳥取県の日ノ丸ハイヤーとの共同運行）。

関連動画

関連リンク

• 一畑バス

関連項目

• バス事業者の一覧