一肇(にのまえはじめ)とは、ライトノベル作家である。ニトロプラス所属。
あとがきによれば元々は映像制作系の仕事をしており、企画脚本から撮影編集や舞台演出までもしていたなんでも屋であったらしい。男の子が魔法少女となる「桜ish-推定魔法少女-」という、企画・安曇小石、ゲーム化・デジターボ、ノベライズ・角川書店のメディアミックス企画で、デジターボからゲームシナリオライターとして声をかけられたが、その企画は中止となって紆余曲折を経て一肇の希望もあり一部設定を使用したノベライズのみが実現、これが小説デビューとなった。
桜ish-推定魔法少女-は単行本化に際して改稿してあるが、連載分が全て単行本化されたわけではなく6話分は未収録であり、連載版でも完全に解決したわけではないいわゆる打ち切りとなっている。が、根強いファンが存在している。
その後ガガガ文庫に舞台を移しているが1年に1作あるかないかの寡作傾向である。寡作気味なのはブロットが書けない作家であるためらしく、書き終わるまでどうなるかわからないためであるという。
作風の特徴は独特のキャラ回しと伏線を撒きつつ後半の展開のどんでん返しに定評がある。
デビューからずっとデジターボ所属となっていたが、小説版まどか☆マギカではニトロプラス所属としてクレジットされている。
フェノメノに関しては第1巻第1話がニトロプラスによりビジュアルノベル化されニトロプラスのフェノメノ公式ページで無料でダウンロードできる。http://www.nitroplus.co.jp/game/phenomeno/
2014年には桜ish第2巻以来ほぼ7年ぶりに角川書店より単行本『少女キネマ-或は暴想王と屋根裏姫の物語-』が発売された。(執筆は2008年からということなので数年単位で改稿を重ねていた模様)2017年に角川文庫より文庫版としても刊行されている。
2015年1月10日発売の電子書籍雑誌文芸カドカワ2015年2月号(文芸カドカワVol.2)から5月号まで『黙視論』を連載していたなお単行本において改稿するようだ。なお2017年5月31日に単行本として発売された
また文芸カドカワ2015年11月号2016年3月号まで『僕だけがいない街Another Record』を連載していた。原作とは別人物の視点によるストーリー展開となっている。同年6月に単行本として発売されている。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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