岩手県の最南端に位置し、県内では県庁所在地に次ぐ人口を抱える、盛岡市と仙台市の中間地点にある市。
地名の由来はこの辺りに関所があったからという説と、照井堰にちなむ説、大きく分けて2つある。
江戸時代は一関藩の支配下にある城下町として栄えた。あちこちの地名にその名残をとどめる。
隣町に平泉があるため、観光拠点とする人が多い。松尾芭蕉も平泉を訪れる際、この地に2泊している。
岩手県南部と宮城県北部の中心的な街で、文化的にも経済的にも割と影響力が強い。
高速道路や新幹線に直結しており、アクセスは良好。新幹線なら東京からの日帰りも可能な距離にある。
南端にあるため岩手県の中では比較的気候が温暖。市の西側は日本海側の気候の影響を受け降水量が多く、冬は雪に覆われる。 市の中央から東側にかけては太平洋側の気候に属し、冬でも晴れ間が多い。
西部に奥羽山脈が走り、街の中央を磐井川が流れるなど、豊かな自然を体感できる。
市域は広大で、東西に約63km、南北に約46kmの広がりがある。
川沿いに広がる北上盆地の中にあるため、米作りやリンゴの栽培が盛ん。
工業原料の石灰石が大量に採掘され、電子製品の製造も行われている。
メインストリートの大町通りは江戸時代からの繁華街で、それに合わせるかのように蔵造風の店舗があったりと、昔ながらの面影を残す。
伊達藩から伝わったもち食文化が今も受け継がれている。もちに関する儀礼や言い伝えも多い。
主な特産品はピーマンや小菊、リンゴ、米、ごま摺り団子、名代厚焼せんべいなど。
「えびもち」という、池や川で獲れる小さなえび炒めてもちにからめたものが代表的な郷土料理。
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最終更新:2024/04/20(土) 03:00
最終更新:2024/04/20(土) 03:00
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