七輪 単語

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シチリン

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七輪とは、木炭や豆炭を燃料にしたコンロである。

概要

移動が可な加熱器具であり、秋刀魚を焼いているイメージが強い。加熱器具なので暖をとることも可

材料珪藻土であるため断熱性が高く、加熱中であってもあまり熱くならない。また、断熱性が高いため保温性にも優れている。加熱は炭の遠赤外線珪藻土からの赤外線によるものである。燃焼効率が高いとされており、コストが低いからというものがある。ホームセンターでも売っている。当然だが品質は日本製のほうが高い。

現在の形の七輪となったのは明治頃であり、現在な産地は石川県愛知県である。

海外でもコスパの良さが評価されているようだ。

語源

諸説ある。

  • 七厘(現代換算で約140円)で十分な燃料を買えたため。(有)
  • 七厘(約0.2625g)の燃料で十分な火力を得られたため。
  • 底に空気が7つあったため。

製法

製法には2つの方法がある。

切り出し製法

伝統的な製法であり、一つ一つ手作りなので価格が高くなる。軽く、耐久性が高い。

  1. 地中から珪藻土ブロック状で採掘する。
  2. 専用のノミで七輪の形に切り出す。
  3. 2釜で焼く。

練りだし製法

昭和の初め頃に開発された製法であり、大量生産が可なため価格が安い。重く、古くなると外側から崩れる。

  1. 珪藻土粉末状に砕く。
  2. に流し込み成形する。
  3. 焼成する。

使用方法

木炭や豆炭、七輪用の練炭を七輪に入れて着火する。着火には火熾し器や着火剤を使用する。

熾火になってから調理を始める。熾火になるまでは30分~1時間ほどかかる。

消火する際は中の炭を火消しの入ったバケツ等に入れる。

手入れは基本的に不要だが材料が土であるため、気はできるだけ避ける。

火鉢との違い

七輪と同じように持ち運びができる器具として火鉢がある。海外では七輪をHIBACHI(火鉢)と混同しているケースがある。違いは以下となる。

七輪 火鉢
調理 暖房
使用場所 本家の外 本家の中
材質 土(珪藻土) 陶磁器、木、金属
空気 ある ない

練炭自殺

練炭自殺を図るときに七輪が使われることが多い。室内で練炭を燃やしても火災が発生しない器具として使われるからであるだろう。

また、七輪で通常の練炭を使用すると構造上一酸化炭素が大量に発生する。これを狙っているという考え方もできる。

なお、練炭自殺では楽に死ぬことはできない。それ以前に自殺を考えるほど追いつめられているなら的な機関などに一度相談を。まもろうよこころexit

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練り七輪

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