三国アイドル列伝とは (サンゴクアイドルレツデンとは) [単語記事]

「三国アイドル列伝」とは、カントクPが2007年 9月30日投稿した「【アイドルマスター×三国志Ⅸ】三国アイドル列伝　序章」からスタートしたアイドルマスターと三国志IXwit hPKを使用したiM@S架空戦記シリーズ。

高ダメージの押収が繰り広げられるインフレバトルと、本作発祥のネタタグの多さに定評がある。

概要

カントクP作の三国志IXにアイドルマスターのキャラを登場させたプレイ動画＋紙芝居。

三國志IXの醍醐味である兵法連鎖による大ダメージが連続するインフレバトルに定評があり、一騎当万の呂布をはじめ、アイドル達や公孫一族ら武将達の理不尽極まるダメージの押収が楽しめる。

その兵法連鎖ぶりは、ツールによるデータ改竄によるものと思われるが、改造の方向性については、カントクP自身が楽をする為ではなく、本作のオリジナリティを強調する為の改造であり、敵側勢力に兵数や勢力兵法を追加する等の逆チートも行い、コーエー歴史 SLGの中盤以降の宿命である「絶対的兵力差による盛り下がり」を抑制し、高ダメージの押収による爽快な内容を実現させている。

１部隊５人編成もあって戦闘中にはアイドルと非常に多くの武将が登場する。
また、カントクP自身がマイナー武将好きなことや、能力的に優秀でメジャーの武将の多くを登用しないと言うプレイの方向性もあって、他のiM@S架空戦記シリーズではあまり日の目を見ない武将達が戦闘で活躍する様を楽しめるのも本作の見どころの一つである。

また、数多くのネタタグが誕生している架空戦記であり、それだけ「インパクト」のあるシリーズと言える。

インフレバトル

上記にもある通り、本作の一番の売りは、兵法連鎖＋クリティカルによる高ダメージの押収である。

三国志IXの兵法は、発動した際に画面が切り替わり、専用演出の後ダメージ（＝兵数減）が表示される。
この際、最初に発動した武将につづいて、同じ部隊に所属する武将が兵法を連鎖させて、さらに
ダメージ量がアップするのだが、本作の場合は度肝を抜く値が連発する為、非常に爽快且つ大きな魅力である。

以下に印象的な記録のピックアップを掲載する。（約一名人間じゃないのがいます）

【ダメージ”13116”】
呂布軍名物兵法「飛射」の４連鎖、通称「最矢死祭り」による５桁ダメージのレコード。
ちなみにこの時のダメージをくらった武将は猛将「張飛」。

【ダメージ”10000”】　
公孫一族（非公式通称：イナゴ一族）による兵法連鎖”究極白馬陣（非公式通称：アルティメットイナゴバースト）”
によるダメージで攻め寄せ来た黄忠の部隊１万が吹き飛ぶ瞬間の記録。出て来て即消滅余裕でした！

【ダメージ”10161”】
呂布が”単独”で記録した兵法ダメージの最高記録。なんという種族：呂布。

【ダメージ 10231】・【ダメージ”14911”】
■美希・亜美・真美のアイドル３人と黄如玉（女性の抜擢武将）による「突撃」兵法４連鎖＋クリティカル攻撃
通称「スーパーおんなのこタイム」！によるダメージ。初弾は陳武隊に、二弾目は黄忠隊に与えた数値。

【ダメージ”24945”】
呂布を先頭に呂玲綺・亜美・真美の４人で記録したグループ単位での兵法連鎖＋クリティカル記録。
BGMが「THEME OF LU BU -呂布のテーマ-」になった際の期待以上の値に驚愕するコメント多数。

ストーリー

西暦 280年、戦が続き疲弊した世の中に、民に活力を与え、人を率いて国を栄えさせる歌や踊りを披露する
不思議な魅力をもつ存在”アイドル”が出現し、救世主と謳われた。

君主達はアイドル探しに精力を出し、絶える事のなった戦が収まり、人々は歓喜した。

しかし・・・平和は長く続かなかった。

アイドルを自軍に加えた君主達は、アイドルの力をもって再び戦を始めた。

－君主たちにとってアイドルは戦の道具に過ぎなかった－

混迷を極める世の中で、人中の呂布と春香が、張遼と千早が出会った。

第一部

■魔王薫卓打倒に立ち上がる春香と千早を擁する呂布軍。戦いが続く中、次々とアイドル達が合流する。

「三国アイドル列伝」のはじまり

烏丸ブートキャンプスタート！呂布軍を象徴する「飛射」連鎖はここから鍛えた成果です。

序盤（第一部）クライマックス。とかちライジングがうなる！

律子の策略により発生する神展開で序盤終了！

第ニ部

■全員揃ったアイドル達の尽力による復興の最中。事態は急変。統一に動き出す燕軍。

第二部開始

うなる「とかち無双」。（ここから兵法発動時の顔グラがMAジャケになって絵にも勢いがついた）

関羽によって窮地に陥る千早。（貞操が）絶体絶命の時、おとうさん（同様の人）がんばります！

速攻魔法発動！イナゴジェットストリームアタック！
駆け回るイナゴの嵐に２つの城が一気に陥落。高順涙目。

「ディフェンスに定評ある」満寵の伝説はここからはじまる

第二部最終編。倭國襲来の危機。

第三部

■倭国、そして孫家との戦い。苦手な水上戦に苦しむ燕軍。

雪歩の身に危機が・・・

櫓の守護神、実際に何とかする男その名は満寵

古代日本滅亡のお知らせ

第三部完。ダメ無小鳥さん、やよいゾーンに陥落。

第四部

■戦いは終結へと向かうのか・・・

第四部開始

↓

続きはシリーズマイリストから

登場人物（アイドル）

■天海春香

当初より呂布（燕）軍に所属するアイドル。千早、呂玲綺とユニットを組む。
アイドルの存在を毛嫌いしていた呂布を漂白する程のしっかりとした芯をもっている。
弩を得意として、張任・李厳・満寵と組んでの狙撃に定評がある。
呂布が皇帝となって燕を建国した際に丞相を拝命した。

■如月千早

張遼の推薦で呂布（燕）軍に加わり、春香・呂玲綺とユニットを組む。
当初は指揮官志望でアイドルに興味は無かった為度々悩む事になるが、その都度師匠の張遼の薫陶をうけ将として成長する。
燕建国時には、三公のうち軍事を司る太尉に任ぜられ、水軍を率いて倭国を攻略した。

■高槻やよい

張燕軍所属のアイドルとして登場。張燕が呂布に降った際、彼やあずさらと共に加わる。
張燕ととても仲良しで出陣時には仲良く弓を撃ちまくる。
呂布親子を加えた「飛射」四連鎖は、俗に「最矢死祭り」と呼ばれている。

■三浦あずさ

張燕軍所属のアイドルとして登場。張燕が呂布に降った際、彼ややよいらと共に加わる。
「治療」を得意とし、兵法発動時には多くの味方の傷を治す戦場の女神様。
しかし登録名が「あずさ」の為アカイナンシステムの影響をうけて、計略をくらいまくる為、原作のあずさ同様、偽報で迷子状態になることが多い。でもあずささんだから仕方が無い。

■双海亜美・真美

袁紹軍配下のアイドルとして登場。袁家滅亡時に二人共揃って呂布（燕）軍へ。
「とかちガード」と呼ばれる兵法防御でや五虎将軍の攻撃を防ぎ、「とかちライジング」と呼ばれる双子連鎖を得意とする。沮授が制作した「しょっぴんぐかーと」のおかげでさらに凶悪な戦力に。

■萩原雪歩

薫卓軍から呂布（燕）軍に加わる。
基本的には内政・後方担当で、燕建国時には土木事業を司る司空に任命される。
何かあるたびに穴を掘って埋まる為、長安の中には穴がたくさんある。

■菊地真

馬騰軍所属として登場し、薫卓軍の捕虜になった際に律子に協力する為に配下となった。
律子のクーデターにより薫卓が滅んだ後、呂布（燕）軍に加わる。
馬の扱いには長けているものの、呂布（燕）軍で最重要な弓の腕が今ひとつな為、本作ではなかなか名勝負数え歌を演じることができない。
（呂布親子や双子、おじさんとやよい、イナゴ一族が目立ちすぎと言う事もある）

■秋月律子

薫卓軍に仕えるが、クーデーターを起こして薫卓を一気に滅亡させた。
その後、燕建国時に民政を司る司徒に任命された。

■水瀬伊織

拠点防衛に定評があるが、実際には出陣させてもらえないところを
おだてられて調子に乗っている場合が多い。

■星井美希

ＭＡのグラフィックが表示されるようになってからいつも兵法連鎖にギリギリで呼応する為、「かけこ美希」と呼ばれている。張虎に「トラトラ」と渾名をつけたりしている。

登場人物（三国武将）

◆呂布

呂布軍（燕軍）の君主。
最初はある理由からアイドルを嫌っていたが、春香はじめアイドル達を認めた今はよき理解者となる。
北方風味のきれいな格好良いキャラで、iM@S架空戦記シリーズの中でも屈指の主君になってほしい呂布。後に禅譲をうけて皇帝となり燕国を建国する。建国時の呂布らしい演説にしびれる・あこがれる視聴者が多数発生した。

燕皇帝呂布の言葉

必ず勝つぞ！そして勝った暁には・・・
天下を俺たちの手にし、アイドルによる統治を目指す！
俺の目的は武を極め、強さを示すことのみ　最強であればそれでいい
後の世なんざ好きなだけくれてやる　だから
 俺の我侭にとことんついてこい！

「人中の呂布」の強さは三国随一で、本編でも暴れまくる。（単独／軍団単位でのダメージレコーダー）

◆呂玲綺

コーエーオリジナルの呂布の娘。
春香たちと同じく呂布（燕）軍のアイドルで、ダンスは得意だが、ジャイアンボイスらしく歌は苦手。
父と同じ部隊で戦う際の親娘連鎖は、それだけで高いダメージが期待される為、非常に盛り上がる。

◆張遼

呂布軍（燕軍）最古参武将。春香・千早を始めとするアイドルや抜擢された若手の教育係でもある。
特に千早に対しては師弟関係を超え『父子』とも呼べる程の深い心の繋がりを持つに至る。
燕建国の折に千早が太尉に就任した際、その就任祝いとして自身が培った兵法の全てを記した「張遼の書」を彼女に贈っている。以外と被害係になることが多い。

◆高順

呂布軍（燕軍）最古参武将の一人で、部隊長として軍を率いる事が多い。
また、名前が「高木順一朗」→「高順」と言うことで「社長」と呼ばれている。

◆陳宮

呂布軍（燕軍）最古参武将の一人にして筆頭軍師。
己の圧倒的な武勇を頼みにした（そして物事を深く考えない）主君に振り回され続けている。
しかし、そうは言っても呂布の方も陳宮の能力を大いに当てにしている節があるので、史実とは違い君臣関係は良好。
呂布の部隊が最大で４人しか連鎖しない事が多いのは、計略対策員として陳宮が加わっている為。

◆チンクル

独特の愛嬌のある顔グラをした「曹性」の愛称。
呂布（燕）軍の最古参の一人だが、非常事態にオロオロすることも。
しかし経験を重ねて汎用性の高い武将となり、軍団を率いるまでになった。

◆張虎

張遼の息子。美希からはトラトラ、視聴者からは「トラトラ」又は「ちょこたん」と呼ばれている。
父親との能力的な差に悩み、雪歩と一緒に穴に埋まったりしていたが、あずさや春香の励ましで奮起。呂布から七星剣を賜ったりする等一軍を率いる将としての才覚を伸ばし、車旗将軍となった。

◆張燕

早々に呂布に滅ぼされた後、やよいやあずさと共に呂布（燕）軍に加わった「飛射」の達人。
やよいとは同じ部隊を組んで兵法連鎖を連発する為渋かっこいい漢として人気がある。

◆公孫サン（公孫瓚）

張燕と並ぶ、渋かっこいい漢。
呂布（燕）軍に合流後は、公孫越、公孫範、公孫続らと軍の中核部隊の一つとして活躍する。

◆満寵

「櫓の守護神」「拠点防衛にに定評のある満寵」の異名を持つ拠点防衛のスペシャリスト。
奇跡のガード発生率を誇り、度々、敵の攻撃をガードする。
また、身代わりの術も会得しており、狙撃を避ける際に近くにいる味方を身代わりにする事も。

◆馬騰一家

薫卓に滅ばされ配下となった後、呂布（燕）軍に息子の馬休と馬鉄、一族の馬岱、娘の馬雲リョク（馬雲騄）と真の師匠役のホウ徳（龐徳）と共に加わった五人の事。
（長男は記憶喪失で妖怪手長耳長のところに）
一族での兵法五連鎖は「馬家五連」と呼ばれる呂布（燕）軍名物の一つ。
ホウ徳（龐徳）は、後に真を窮地から救う為に片腕が動かせなくなるほど負傷するが、片腕のみで戦場に立ち続けてる。