「やるか」
この項目では、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」に外部出演した刀剣乱舞のキャラクター「三日月宗近」の解説をする。
出典作品については「刀剣乱舞」、キャラクターの設定については「三日月宗近(刀剣乱舞)」の項目を参照。
あくまでゲスト出演であるため、刀剣乱舞のキャラクター自体が惑星クレイの存在として扱われるわけではない。
したがって、TCGの舞台「惑星クレイ」に三日月宗近の設定があるわけではない。
ノーマルユニット
クラン:刀剣乱舞 種族:刀剣男士-太刀
グレード:2 パワー:10000 クリティカル:1 シールド:5000
「まあ、人も刀も大きいことはいいことだ、そうだろう?」
2015年4月1日に、唐突にヴァンガード公式ホームページで公開されたカード。
誰もがエイプリルフールと判断したその翌日・・・正式にヴァンガードと刀剣乱舞がコラボレーションすることが告知された。
史上初のコラボレーションに誰もが混乱した。当日は公式ホームページが刀剣乱舞仕様に染まっていたため、誰もがエイプリルフールネタと判断していた矢先である。
特徴として、惑星クレイの6大国家全てから外れた特異なクランであり、通常所属国家の表示される部分には、刀剣乱舞のタイトルロゴが存在する。
また、公式大会において予選を勝ち抜く条件の一つである「国家別戦績1位」枠が刀剣乱舞には用意されていない。
クランリーダーを決めるクランファイトも当初は制定されていなかったが、2016年以降は審神者リーダーを決める大会が公式で企画されている。
このカードは2015年のイベント「大ヴァンガ祭×大バディ祭!!」の入場者特典であり、月刊ブシロード2015年8月号に同じ仕様で再録している。そのためか、タイトルブースター「刀剣乱舞 -ONLINE-」には収録されていない。
パワー10000のバニラ(効果を持たない)ユニットであるため、刀剣乱舞版ギャラティンさんといえる。グレード1~2止め戦術における使用感覚もそれに準ずる。
タイトルブースターにおいては、別の刀剣男士が同様にパワー10000のバニラであるため、このカードを入手していないからといってバニラを積めないというわけではないため安心されたし。
後列に《堀川国広》をコールすることで、その効果で11000パワーとなった彼のブーストを受けて21000ラインを形成できるのは覚えておきたい。
Gユニット
クラン:刀剣乱舞 種族:刀剣男士-太刀
グレード:4 パワー:15000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】:[【CB(1)】,あなたのGゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] そのターン中、あなたのGゾーンの表のカード1枚につき、このユニットのパワー+3000。あなたのGゾーンの表のカード2枚につき、相手の前列のリアガードを1枚選び、退却させる。あなたのGゾーンの表のカードが2枚以上なら、そのターン中、このユニットのクリティカル+1。
「やるか」
2015年7月17日発売のタイトルブースター「刀剣乱舞 -ONLINE-」で登場する、特殊レアリティ「ジェネレーションレア」のGユニット。おGちゃん。
特殊レアリティである以上封入率は最も低いが、類似した封入形式を持つクランブースター「歌姫の学園」のジェネレーションレアとは違い、1枚でも機能するのが救いである。
カウンターブラスト1と、Gユニットを1枚表返すことで自己強化を行うことができる。最初に超越した際に使うと、コストを払った時点で1枚表側になっているためパワー+3000。これだけでは大した旨味は感じないだろう。
だが、このカードの強さは段階的に効果が解禁されることだろう。
既に1枚表になっている状態で再び効果を使用した場合、パワー+6000されるだけでなく、自身の効果によりクリティカルが1上昇、加えて相手の前列リアガードを1枚退却させることができる。
前列しか対処できないといえど、1枚のアドバンテージを得た上でクリティカルとパワーの上がったアタックが飛んでくるのは脅威である。
表のカードが3枚の状態で発動したならば、退却が2枚に増え、前列が焼け野原になったところでパワー+12000、クリティカル2の攻撃が飛んでくる。ルール改訂によりそれ以上の強化も現実的に可能になり、Gガーディアンを踏み抜けて攻撃をヒットさせることすら可能。じじいが本気出したら相手は死ぬ。「殺るか」
脳筋乱舞と言われる程「パワーを上げてアタックする」ことを重視した刀剣乱舞の切り札としては十分だろう。前列全てにアタックできる《岩融》とこのカードの存在のせいで、刀剣乱舞を相手にした場合前列の維持は困難となる。
刀剣乱舞のユニットは、ジェネレーションブレイクの一切が存在せず、原作再現を重視した独自能力「真剣必殺」と「誉」で調整されているため、類似カード《スノーエレメント ブリーザ》《超宇宙勇機 エクスタイガー》のようなジェネレーションブレイク(2)補佐には使用できない。その分、Gゾーンの表のカードを重ねた時の爆発力に重点を置いたカードとなっている。
最大の問題は、その封入率の低さからかヴァンガードにおいても三日月宗近難民が発生する可能性がちらついているところである。そんなところまで原作再現しなくていいから。
実際のところ、発売からすぐにスリーブ売り切れ情報が発生している・・・。
なお、SP仕様のカードは担当声優・鳥海浩輔氏の箔押しサイン仕様となっている。通常の商品が箔押しサイン仕様となっているのは今回が初。
また、「歌姫の学園」同様テキスト欄のないフレームレス仕様となっている。両者の仕様はともに刀剣乱舞の全SPカード共通。(カード化されたキャラクターの担当声優がサインしている)
このカードのために、公式ルールに若干の変更点が生まれた。
通常同名カードはデッキに合計4枚しか入れることができない(それが《ドラゴニック・オーバーロード》のように同名別効果だったとしてもである)のだが、このカードはデッキに入る「ノーマルユニット」と、デッキではなくGデッキに組み込む「Gユニット」に1種ずつ同名カードが存在する。
そのため、特殊な判例として「同名別効果はデッキとGデッキで別々にカウントされる」ようになった。
どういうことかというと、ノーマルユニット《三日月宗近》とGユニット《三日月宗近》をそれぞれ同じデッキに4枚ずつ組み込むことができるのだ。
これにより、デッキの《三日月宗近》を投入することで、Gユニットの《三日月宗近》が数を積めない、なんて事態にはならなくなったのだ。とりあえず安心。
Gユニット
クラン:刀剣乱舞 種族:刀剣男士-太刀
グレード:4 パワー:15000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
永【V】【GB(2)】(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットが2枚以上で有効):あなたの【スタンド】しているリアガードが5枚なら、このユニットのクリティカル+1。
自【V】【GB(3)】:[【CB(1)】,手札から2枚選び、捨てる] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのリアガードを5枚まで選び、【スタンド】し、そのターン中、パワー+3000。
「怪我を気遣ってくれるか。いや、嬉しいな」
2016年10月14日に発売されたタイトルブースター「刀剣乱舞-ONLINE-弐」におけるジェネレーションレア2種のうち1枚。こちらもやはりGユニットである。カード化の種類が唯一3種とかすげえよミカは。
単体で完結している元のカードとは違い、リアガードを要求するため、使い分けが肝心。こちらは相手の手札を削る連続攻撃を可能にするフィニッシャータイプのカードである。
特徴として、「リアガード5体がスタンドしている状態」であればクリティカルが上昇する。後述の効果を使うのもそうだが、フル展開した状態で単体で攻撃することで、後述の効果が使えずとも最悪リカバリーが効く。ただし、リアガードをレストしてくるメガコロニーや呪縛を行うリンクジョーカー相手にこの効果を発動するのは難しいため、使い分けを意識しよう。《石切丸 特》とは要件が真逆であるが、ヴァンガード単騎アタックを視野に入れるならばそちらの方が強力。なお、間違っても単騎アタック時はブーストをつけてはいけない。ヴァンガード裏にコールしないことも許されないため、間違えないように気を付けたい。
そしてこのカードの肝となる能力は、カウンターコスト1に加え手札2枚を捨てることで、リアガード5体までを一斉に確定スタンドし、その上で攻撃力を上げる。
無論このカードをブーストしているユニットがスタンドしてもブーストは解除されず、パワーアップの恩恵を受けることが可能。うまくいけば、全列再攻撃可能な状態になり、パワーも上昇する。例えばパワー7000の《陸奥守吉行 特》のブーストを受けた状態のこのカードが効果を使用した場合、パワー+3000された状態でブーストすることになるため、パワー+10000のブーストを受けることになる。《陸奥守吉行 特》の場合後列からのアタックも可能であり、V後列のこのカードがスタンドしても無駄にならないため、そういう意味でも相性は良好。
リアガードの列をスタンドすれば+されるパワーの合計は+6000となり、ガード値を要求する5000刻みのラインが1つ上がる。要求が半端だった場合、さらに上がる可能性すらある。5000刻みのパワーが揃わないラインで先にリアガードを叩き、このカードでスタンドし、上がったラインでさらなる追撃を狙うことも可能。
ただし、あくまで超越した上でそこからドライブチェック前に手札2枚を使う効果なので、それを忘れて展開しないように注意。現に陸奥守吉行役の濱健人氏(アニメヴァンガードではオリビエ・ガイヤール役)がニコニコ生放送「週刊ヴァンガ情報局NEXT」でこのカードを試みた場面では手札が足りず効果発動を失敗してしまうというオチをつけてしまい、やりたかったことを堀川国広役の榎木淳也氏(アニメヴァンガードでは綺場シオン役)にそっくりやり返されてしまっていた。
効果で元は取れるが、元となる消費がかなり重いため、場面を確実に見極めて使いたいカードである。
「弐」の刀剣男士は多くの脳筋クランの特色を少しずつ持っていることが多いが、このカードの場合ノヴァグラップラーやアクアフォースの得意とする「効果によるスタンド」。ただし、刀剣乱舞は元から下準備をそこまで必要としない脳筋クランであるためか、要求するコストがかなり重くなっている。
ちなみに、このカードのイラストはGユニット版《三日月宗近》と微妙に違う程度のものであるが、これは元ゲームで中傷以上の時の差分イラストを使用しているため(中破・大破絵のようなもの)。
Gユニット
クラン:刀剣乱舞 種族:刀剣男士-太刀
グレード:4 パワー:15000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】真剣必殺(あなたのダメージが3枚以上で有効):[【CB(1)】,あなたのGゾーンから裏の「三日月宗近 -花丸-」を1枚選び、表にする] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの前列のユニットを3枚選び、そのターン中、パワー+3000。あなたのGゾーンに表のカードが3枚以上なら、あなたのリアガードを3枚選び、【スタンド】し、そのターン中、このユニットのクリティカル+1。
「笑っている場合ではないか」
2017年10月6日発売の「刀剣乱舞-花丸-デッキセット」に収録されるバージョン。
アニメ「刀剣乱舞-花丸-」名義であり、そのイラストもアニメの1シーンからとられている。
効果自体は「特」の相互互換。
他の三振りと違い、刀剣乱舞のキーワード能力「真剣必殺」により能力の発動制限がかかっている。使用タイミング上大した痛手ではないが、ダメージが3以上なければ発動できない。
また、スタンドできるユニットも3体と減り、パワー上昇も前列限定になっている。が、「特」の弱点であった手札コストがこのカードには求められていない。小型になったが故にコストが軽くなっており、容易に5連続攻撃を叩き込むことができるようになった。
ただし、同名カードを表にする所謂「Gペルソナブラスト」タイプのため、枠を取る。
Gゾーンのカードのカウントだが、コストを払った後の状態を参照する。
なので、コストを払う前にGゾーンの表のカードが2枚ならば、コストを払うことで表のカードが3枚になり、スタンド効果を発動できる。
また、初回で使用しても前列のパワーを上げることができるが、それだけであればこのカード以上の働きをするカードが多いため、わざわざ使う必要性が薄い。やはり後半の効果を発動してこそのカードである。
こちらの動画は、審神者向けにヴァンガードのルールを解説した動画である。ヴァンガードを始めたい審神者は目を通してみるといいだろう。
掲示板
1 ななしのよっしん
2015/07/18(土) 11:16:09 ID: IE2HbfEu8e
何?同じ名前のカードは合わせて4枚までしかデッキに入れられないのではないのか!?
・・・個人的には、こういう特別措置は嫌いだな。オバロとかもこの例に従うんなら良いんだけどさ。
2 ななしのよっしん
2015/07/20(月) 19:28:33 ID: 6j28XIvT68
>>1
むしろ原作で大人気レア刀を入手しやすいギャラティンさんverと、原作のレアさと強さにふさわしいGユニットverに分けて、両方入れられるようにしたのは評価できるところだと思うんだけどなぁ
ヴァンガード本家のユニットのGユニット化はBRオバロやPBDみたいな特別措置する必要も無く、普通に名前変えても問題ないしな
個人的には「大いなる銀狼 ガルモール」というユニット名は最高にカッコいいからガルモをGユニット化するならこの名前がいいとかは思っているが
3 ななしのよっしん
2015/07/20(月) 19:49:44 ID: r1uj5DyJLE
うーんそうは言っても
例えコラボにしたってヴァンガードのカードであることに変わりはないんだからさ
本家ユニットに倣ってGユニットだけでも少し名前変えるとか(「大いなる銀狼」みたいなのつけたり)
工夫したらどうなんだって思うがな
ゲームやったことはないのでレアキャラってことくらいしか知らないが
ルール変更のきっかけがコラボカードっていうのは個人的に少し気になるわ
PRのG2バニラとGユニットに分けたこと自体は良いと思うぞ
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 23:00
最終更新:2025/12/07(日) 23:00
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