三河島駅とは、東京都荒川区西日暮里にあるJR常磐線の駅である。
島式ホーム1面2線の高架駅で、南千住駅寄りのみ改札口が設置されている。
旅客案内上は常磐線(常磐線快速)が停車するのみで、常磐線各駅停車へは北千住駅など快速停車駅で乗り換える必要がある。
貨物支線も含めた場合は田端信号場駅に分岐する田端貨物線と隅田川駅に分岐する隅田川貨物線の分岐駅となる。
1962年に発生した三河島事故の現場となった駅である。簡単にいえば、貨物列車と上下線の営業電車2本が衝突して、死者160人、負傷者296人を出した事故である。
有名な俗説として、『当駅に位置する住所が「西日暮里」なのは、三河島事故の影響で悪いイメージを払拭するために、「三河島」と言う地名を近接する地名に統合したためである』という話がある。
これに関して地図研究家の今尾恵介が資料を確認したところ、三河島の大部分が「荒川」に改称されたのは事故の半年前にあたる1961年のことであり、その後1966年に分割編入されるまで残っていた「三河島」は“たまたま道路の境界からはみ出した小さな面積”[1]に過ぎなかった。これを受けて今尾氏は“誰かが想像した「都市伝説」”[2]だろうと推測している。
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最終更新:2025/02/15(土) 17:00
最終更新:2025/02/15(土) 16:00
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