三菱・シャリオとは、三菱自動車が1983年から1997年まで生産していたミニバンである。
ミドルクラスミニバンの元祖。
RVブーム時には腐るほど売れたが、現在では数が減ってきている。
1997年には後継となるシャリオグランディスが発売されているが、ホンダが当時生産していた初代オデッセイが好調なことを受けてか1クラス大きいモデルであった。
1983年発売。
トレディアをベースに開発されており、当時としては珍しい3列シートのボンネット付きヒンジドアミニバンだった。
エンジンは1600cc/1800ccを設定、発売後しばらくしてから1800ccターボも追加された。
1984年には4WDを追加。
4WDには2000ccエンジンが搭載された。
同年には1800ccディーゼルターボを追加。
1986年には一部改良を実施。
1600ccが廃止され、サイクロンエンジンに変更された。
1987年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインが一部変更された。
1991年発売。先代から基本的なコンセプトは変わっていない。
兄弟車として先に発売されていたショートボディのRVRがある。
エンジンは2000ccのみの設定。
駆動方式はFFとフルタイム4WDを搭載。先代では、4WDはマニュアルのみの設定であったが、このモデルは発売当初から4速オートマチックが設定されていた。
グレードは、MX/MZ(2WDのみ)/MFを設定。
1992年にはディーゼルターボエンジンを追加。
また、MFの設定がなくなり、MZに4WDが追加された。
1993年には一部改良を実施。
エンジンに2400ccを設定した。
また、グレードに「スーパーMX」、グラスルーフである「クリスタルライトルーフ」装着車(クリスタルライトルーフMX/クリスタルライトルーフスーパーMX)が追加された。
2400ccエンジンを搭載する「スーパーMX」シリーズはシャリオ初の3ナンバーモデルであった。
1994年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインが変更された。
1995年には一部改良を実施。
エンジンに2000ccインタークーラターボを追加、このエンジンはマニュアル車で最高出力230馬力を誇る。
グレード面の変更として、上記のエンジンを搭載した「リゾートランナーGT」が追加された。
1996年には一部改良を実施。
リゾートランナーシリーズを拡充、ノンターボ車(リゾートランナーMX/リゾートランナーMS)が加わった。
また、ターボ車には5人乗りモデルである「リゾートランナーGT-V」を追加設定した。
(この5人乗りインタークーラターボエンジンモデルは、後に発売されるレグナムVR-4とバッティングする可能性があったためか、はたまたさっぱり売れなかったからか、次の一部改良でカタログ落ちしている)
1997年初頭には一部改良を実施。
グレードを整理、リゾートランナーGT/リゾートランナーMXフィエロ/リゾートランナーMS/MXフィエロの4グレードとなった。
1997年10月には後継モデルであるシャリオグランディスが発売され、生産が終了した。
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最終更新:2024/04/24(水) 10:00
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