三菱・デリカスターワゴンとは、三菱自動車が1979年から1999年まで生産していたワンボックスカーである。
デリカの乗用モデルとして1979年に追加設定された。
現在では日本国内の他にロシアなどの諸外国でも人気があり、中古車が多く輸出されている。
1979年発売。
9人乗り、2WD、1600ccガソリンエンジンのみの設定で、クラス初の5速マニュアル搭載車だった。
1980年:1800ccエンジン搭載モデルを追加。
翌年にはオートマチック車も追加された。
1982年:4WDを追加。
当時生産されていたピックアップトラック「フォルテ」のシャシーにデリカのボディを乗せているため車高が高く、悪路走破性は他モデルに比べて高かったという。
1983年:4WDのエンジンを2000ccに変更、翌年にはディーゼルエンジンも追加された。
1986年発売。
2WDには標準ボディとロングボディ、4WDには標準ボディのみを設定。特に4WDでは、先代のフレームボディからモノコックボディとなった事で重量バランスが改善された。
エンジンは2000ccガソリンと2500ccディーゼルを設定、トランスミッションは5速マニュアルと、2WDにのみ4速オートマチックが設定されていた。
2WDにはルーフの一部がガラスになっている「クリスタルライトルーフ」が設定されていた。
一部グレードには「オーディオステージ」と呼ばれるオーディオソースセレクターが装着されていた。
1987年:一部改良を実施。
2WDのエクシードのバンパーを大型のものに変更、米国輸出仕様の近い外装となった。
1988年:一部改良を実施。
4WDのディーゼルにオートマチック車を追加した。
1989年:一部改良を実施。
エクシードシリーズのガソリンエンジンを2400ccに変更、ハイルーフ及びクリスタルルーフを追加した。
1990年:マイナーチェンジを実施。
ヘッドライトが角型4灯からプロジェクター式の異型に変更、2WDはバンパーデザインも変更された。
1991年:4WDのガソリンモデルにオートマチック仕様車を追加。
1994年:後継モデルのデリカスペースギアが発売された。
上記モデルの発売を機にグレードを大幅に縮小、2WD、4WD共に1グレードのみとなった。
1997年:マイナーチェンジを実施。
特徴的だった4WDモデルのグリルガードが廃止され、2WDとほぼ同じ顔つきに変更された。
1999年に生産を終了。
この2代目4WDには今なお多くのファンがおり、中古車価格も比較的高値で安定している。
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最終更新:2024/04/25(木) 12:00
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