三菱・デリカスペースギア

三菱・デリカスペースギアとは、三菱自動車が1994年から2006年まで生産していたミニバンである。

概要

1994年発売。
デリカスターワゴンの後継モデルであるが、1999年までは併売されていた。
パジェロをベースに開発されているため、先代同様4WDの悪路走破性は同クラスのライバル車に比べて高い。
他のミニバンに比べて車高が高いため横風を受けて倒れそうだが、そうでもないらしい。
エンジンは直4 2400cc/V6 3000ccのガソリンエンジン2種、2500cc/2800ccのインタークーラ付きターボディーゼルエンジンの4種類。トランスミッションはコラム式の4速オートマチックとフロア式の5速マニュアルが設定されていた。

販売が開始された時期は所謂"RVブーム"真っ只中であり、アウトドアやレジャーに関心のある人から絶大な支持を受け、販売は好調だったようである。

1997年にはマイナーチェンジを実施。
フロントデザインを大幅に変更、4WD車には電動サイドステップが装着された。

1999年には一部改良を実施。
両側スライドドア仕様の「XG」を追加。
また、以前から特別仕様車として主に冬季限定で設定されていた「シャモニー」がカタログモデルに昇格した。

2002年には一部改良を実施。
ディーゼルエンジンと2WDモデルを廃止した。

2004年には一部改良を実施。
ヘッドライトとテールライトのデザインを変更、グレードを「シャモニー」、「スーパーエクシード」の2種に縮小。

2005年初旬には特別仕様車「アクティブフィールドエディション」を追加。
同年冬にはスーパーエクシードの代わりとなる「アクティブフィールドエディションSE」が追加された。

2006年には生産を終了、2007年には後継モデルの「デリカD:5」が発売された。

関連動画

関連商品

関連項目

• 三菱自動車
• 三菱・デリカ
• 三菱・デリカスターワゴン
• 三菱・デリカD:5
• 現代･スタレックス
• 三菱自動車の車種一覧