「上を向いて歩こう」とは、1960年代に世界的人気を博したポピュラーソング。
端正だが特徴的なメロディー・覚えやすく普遍性のある歌詞から、現在の日本では誰もが知っていると言ってもいい代表的な愛唱歌の一つである。
1961年に発表された。NHKの人気バラエティ番組『夢で逢いましょう』で「今月の歌」として歌われた、テレビ番組とのタイアップでヒットした最初期の曲でもある。
当初は坂本九の独特の歌い方からかそれほど評価の高い曲ではなかったが、予想外の方向に一人歩きを始める。
1962年頃からヨーロッパ、アメリカでも紹介され、注目を浴びる。
イギリスではトランペッターのケニー・ボールがインスト曲としてカバーし、全英チャート最高10位というスマッシュヒットとなった。
なお、イギリスでは「SUKIYAKI」、ベルギーやオランダでは「忘れ得ぬ芸者ベイビー」と、原題とは大きく異なるタイトルでリリースされている。
1963年にアメリカのラジオ番組で「SUKIYAKI」として原曲がそのまま紹介されると徐々に火がつき、「SUKIYAKA」と誤植されリリースされた(後に修正)レコードも売れ、ついにアメリカの最大手音楽チャート・ビルボードで同年6月15日付から6月29日付まで3週連続第1位を獲得した。
この記録は2012年末現在でも、「日本人で唯一ビルボードチャート1位を取ったアーティスト」として破られていない。
この欧米での人気が逆輸入される形で日本でも再ヒットし、現在に至る評価を確立させている。
坂本九も大ブレークし、60年代を代表する若手歌手として人気を博すことになる。
東日本旅客鉄道東海道本線 川崎駅:坂本九は川崎市の出身であることから採用。
現在でも人気・知名度とも根強く、国内外の数多のアーティストがカバーしている。
これを聞くと元気になれる、そんな定番の歌のひとつとしても長く愛されている。
2011年1月、東日本大震災前に上記CMに『上を向いて歩こう』を採用していたサントリーは、4月に震災復興を願うメッセージとして『見上げてごらん夜の星を』バージョンを加えた、サントリーTVCMにゆかりのある著名な方々にバトンリレー形式で歌っていただいたCMを多数発表。商品宣伝無し、ピアノver奏者坂本龍一をはじめ出演者ギャラ無しで制作された。
まとめ動画→sm14120219、sm14144727、sm14155009、sm14155953
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/07(土) 06:00
最終更新:2024/12/07(土) 05:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。