下北沢暴力団員殺害事件とは (シモキタザワボウリョクダンインサツガイジケンとは) [単語記事]

この項目は同性愛を含むショッキングな内容を取り扱っています。
18歳以下の方は閲覧にご注意下さい。

忘れるな、下北沢暴力団員殺害事件。

概要

下北沢暴力団員殺害事件とは、2001年夏頃に東京都世田谷区内で発生した殺人事件である。大学生3名が暴力団員から拳銃を強奪、同暴力団員を繰り返し強姦した末、肛門に向け回転式の拳銃を発砲し射殺して失踪した。

同性同士による余りにも凶悪な事件であったため、当時のTV ニュースや新聞などのマスメディアではほとんど報道されず伏せられていたが、2008年頃に当該事件の一部始終が収められたスナッフビデオがゲイ向け動画とニコニコ動画に流出した。匿名掲示板「２ちゃんねる」にて2001年頃に既存スレッドと書き込み内容・雑誌に掲載された報道内容との同一性がほぼ確実視されたことから、多くのネットユーザーにその存在が知られるようになった。

暴力団員の男性が同性の学生らを強姦したというだけでなく、その学生らが報復として暴力団員を輪姦し殺害するといった極めて特異かつ異常な事件性は、当時の2ちゃんねると各方面に多大な衝撃を与えた。2016年の8月10日の11時45分14秒に時効が成立した。15年間有力な情報も挿入入らず、下北沢警察署は当時在籍していたR大学を捜査したが加害者と顔が一致する人物を特定する事が出来ず、捜査も完全に難航しており、そもそもR大学と関連するかも不可解な未解決事件となっている。

事件

当時R大学野球部員（ユニフォームからサッカー部員との説もある）だったT、D、Hら3人が、停車中だった暴力団員Tの車に誤って追突。部員Dの免許証の提示を求め恫喝するなど、暴力団員Tが示談を持ちかけ、3人の部員は組の事務所らしき場所に誘導された。

やがて野球部員Tが暴力団員Tに凌辱される。暴力団員Tは、DとHにも先輩部員のTに対して淫らな行為を強要。口淫、肛姦などの性行為を繰り返した。

しかし、行為中にDが椅子の下に隠された拳銃を発見したことから事態は一変。暴力団員Tが服を着替える隙に、Dが拳銃を突きつけ脅迫。その後、部員T、D、Hらが暴力団員Tを繰り返し輪姦。3人は「感じてんじゃねぇよ」「もっとしゃぶってやれよオラ」「しゃぶらなきゃ撃つぞゴラァ！」「うまいぞフェラ」などと容赦なく性的暴行を加え、その後暴力団員Tは部員の1人に拳銃で肛門を撃たれ無言で絶命した。司法解剖の結果、弾丸は直腸を貫き、腹大動脈まで達していた事が後に一部匿名掲示板でリークされた。

スナッフフィルムの存在

本件の最大の証拠は、事件の顛末が克明に収められたビデオフィルムである。殺人事件の始まりから終わりまでが収録された映像は、それ自体が重要な証拠になっており、学生らが男性を輪姦後射殺するという事件自体の凶悪さも相まって、本件においては事件の早期解決が期待されていた。だが、事件から20年が経った今も、犯人らを特定出来ず逮捕されていない。

ネットの不確定な情報では、容疑者の3名の学生のうち、主犯格と思われるDは事件後消息を絶ち、その後密かに大手塗装会社に就職したという。Tは一時海外に逃亡し今は日本に帰国しているとの噂。残るHは大手メガバンクに就職したと、まことしやかに囁かれている。
しかし、これらが真実であるのか、ただの風説であるのかは、20年経過した現在でも定かではない。

主犯格Dは全国指名手配されており、報奨金893万円が懸けられていた。また、映像には出てこないビデオの撮影者を当局は重要参考人として捜査していた。