不敬罪とは (フケイザイとは) [単語記事]

不敬罪とは、皇族など君主の一族に対し、その名誉や尊厳を害するなど、不敬とされた行為の実行により成立する犯罪である。
大日本帝国憲法下では刑法73～76条にて明文化されていたが、終戦後の1947年に廃止されている。

つまり、今の日本に不敬罪という罪はない。
（※一般人同様、名誉毀損・あるいは侮辱罪として扱われる。怒らせていいわけではない）
（※刑法 188条1項に礼拝所不敬罪という神社、寺、墓等に対する不敬行為を取り締まる罪は存在する）

概要

存在しないがゆえにニコニコ動画内においては皇族・国歌等を粗略に扱う不謹慎なうｐ主に対してネタ的に使われる。

「これは不敬罪で捕まるな」「宮内庁に（うｐ主が）消されるぞ・・・」

不快感を限界までソフトにした表現と言えなくもないので、題材への敬意は忘れずにいてほしいもの。
まあ特高警察も近衛師団もない世の中だからこそこんなことも冗談で言い合えるのである。今日も日本は平和です。

天皇、皇后、皇嗣への名誉棄損や侮辱の行為に対しては内閣総理大臣が代わって告訴する制度になっているが、過去にどのような事例があったのか首相官邸に問い合わせた人物がいるが「宮内庁に聞いてください」と変な答えが返ってきた。なので宮内庁に問い合わせたら「首相官邸に聞いてください」と言われたという。
それ以外の皇族は名誉棄損罪・侮辱罪を自分で告訴できるはずだが内閣の答弁でそんなことはしないだろうと決めつけられてしまっている。