不来方賞(こずかたしょう)とは、秋に岩手県競馬組合主催で3歳限定・ダート2000mで行なわれる地方競馬の重賞競走である。基本的には盛岡競馬場での開催だが、水沢競馬場でも数回開催されている。格付けはM1。1着賞金は1000万円(2023年)。
2024年からは地方・中央競馬交流のJpnII競走として施行される予定である。
岩手競馬誕生の1964年から5年後の1969年に「不来方賞典」として創設。競走名の由来はかつて盛岡市にあった不来方城(盛岡城の前身)からとされる[1]。
マイルチャンピオンシップ南部杯やダービーグランプリなどの全国的な知名度を誇るレースよりも、更に昔から存在している「岩手競馬で最も歴史ある重賞レース」ということもあって、同地では非常に権威的な3歳競走として定着している。
1986年に初の地方全国交流競走となるダービーグランプリが設立されると、そのステップレースとなった。
2024年には全日本的なダート競走の体形整備によりジャパンダートクラシックのステップレースとしてダービーグランプリと統合され、ダートグレード競走JpnIIの格付けが与えられる予定。
地方重賞時代の勝ち馬からは何といってもメイセイオペラがGIをのちに勝利しており、そのほかにも90年代岩手競馬全盛期の嚆矢として活躍を重ねたスイフトセイダイ、トウケイニセイの好敵手として知られるモリユウプリンス、悲運の岩手三冠馬ロックハンドスターなど各時代の岩手競馬を代表する馬たちが名前を連ねている。
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最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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