不死鳥のフランメとは、TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」の劇中歌である。
戦姫絶唱シンフォギアGの第1話でのライブシーンにて歌われた楽曲。作中時間にて第1期から3ヶ月経ったある日に行われた世界最大規模の音楽の祭典「QUEENS of MUSIC」にて、デビューから2ヶ月ほどで米国チャートの頂点に登り詰めた新進気鋭の歌姫マリアと、日本を代表するトップアーティストとなった翼との一夜限りのユニットを組んで歌われた楽曲である。
タイトルの不死鳥、そしてフランメ(Flamme、炎)が示すように、未来への飛び立ちや火炎などをイメージした歌詞が主に取り上げられた形となっている。またそれぞれのキャラのCVを担当した日笠陽子と水樹奈々の歌唱力の高さも相まって、強烈なインパクトを残す楽曲ともなった。
ファン的には7月17日にCDも発売され、生で聴けるのは12月のシンフォギアライブか、もしかすると両者が出演する8月25日のアニメロサマーライブ2013か、と予想がなされていた……のだが。
2013年8月3日、西武ドーム。水樹奈々のライブツアー「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」の埼玉公演1日目でのこと。アンコールで1曲歌ってMCの後、水樹は「準備がある」と、マイクをハーフマイクスタンドに挿して持ち、防人の声となって叫んだ。
「来るがいい、マリア!!」
その直後にイントロが鳴り響く中ポップアップで現れたのはマリアのような髪型をし、同じくフレディマイクを持った日笠陽子であった。cherry boysの演奏のもと、日笠は水樹と互角に渡り合う歌唱力を見せ、2人して第1話でのライブシーンを再現するがごとくのライブパフォーマンスを見せた。
一般の観客はもちろんのこと、関係者席にいた楽曲作者の上松範康でさえも知らされておらず、まさかのビッグサプライズに大歓声が上がったのは言うまでも無い。翌4日のWアンコールでの西川貴教が加わった生Preserved Rosesも話題を呼んだが、こちらの方はツアー中西川パートを音源再生する形で歌ってきていており、またT.M.Revolutionのツアー日程もその日は空いていたため、「もしかすると」という予測はあった。それとは逆に本曲においては何の前触れも無く、全く予測ができなかった形となる。
余談ながら、日笠は4年前のLIVE DIAMONDでは観客として西武ドームに来ており、まさかこのステージに立つとは思っていなかったという。そうした中水樹にアフレコ現場で誘われたのだった。相当緊張したらしく、ライブに出たことを知った浅沼晋太郎が日笠にメールで聞くと、「怖かった…」と震えた返事が返ってきたという。
勿論、シンフォギアライブでも唄われている。2期のライブだけでなく、3期のライブでも唄われているのはこの曲の人気の高さの証明に他ならないだろう。
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最終更新:2024/12/28(土) 00:00
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