中森銀三とは (ナカモリギンゾウとは) [単語記事]

概要

怪盗キッドを先代のキッド時代から追いかけている警部で、まじっく快斗のヒロインである中森青子の父親。キッドが8年振りに登場した際には殺人事件よりもキッドの案件にこだわるなど、怪盗キッド逮捕には並々ならぬ執念を燃やしている。後に警視庁に異動、キッド専属となっている。
推理力はなかなかのもので、基本的に他の警官が引っ掛かるようなキッドのワナなどは簡単に見抜くことが多く、キッドの難解な暗号めいた予告状も解読、キッドの空中歩行トリックに対してコナンと同速で同じ推理をしたこともある(間違っていたが)。
原作でもなかなかに優秀で、魔女の小泉紅子がキッドに化けて犯行を行った際は中森銀三から自力で逃げられず、ロボットを使って追跡した時にはキッドが数日家に帰れないほどに追い詰めたこともある。
が、いつも最後のツメを誤り逃がしてしまう。

もともとはまじっく快斗のキャラだったが、後にキッドと共に名探偵コナンにも登場。初登場時にはコナンよりも先に暗号を解くなどまじっく快斗では滅多に見られない活躍をしている。
目暮警部とは旧知の中であるが一課の目暮警部がキッドの事件に関わる事は好んでいない他、白馬探や工藤新一が関わる事も好んでいない。毛利小五郎に至ってはお互いに「キッドの変装確認」と言って頬をつねりあうなど子供の喧嘩レベルをする犬猿の仲状態である。一方で江戸川コナンの介入は特に嫌悪感を示さず、むしろコナンがキッド撃退の新聞記事で頭を撫でている写真が掲載されていた事があるなど頼りにしているようである。