中華民国国軍とは、中華民国(台湾)の軍隊である。一般には単に台湾軍と呼ばれることが多い。
総兵力は2018年時点で約19万人。陸軍・海軍・空軍・憲兵隊の四軍で構成され、上部組織として文民機関である国防部がある。戦時には海巡署(沿岸警備隊)を編入できる。
中華民国は1912年に辛亥革命によって成立したがその実権は旧清朝の北洋軍を母体とした北京政府によって支配されていた。
その北京政府も国内を纏めきれず、いくつもの軍閥が群雄割拠する軍閥時代になった。その後北京政府と各地の軍閥は孫文が創設した中国国民党が1926年に北伐を起こすと国民党の軍隊である国民革命軍(国民党軍もしくは国民政府軍、国府軍)によって打倒もしくは編入され、中国の統一がなされた。現在に至るまでの中華民国国軍はこの国民革命軍を祖としている。
その後1927年からの第一次国共内戦で中国共産党と、1931年から1932年の満州事変と第一次上海事変では日本軍と戦い、1936年12月の西安事件以降は中国共産党と国共合作を結んだ上で1937年の盧溝橋事件及び第二次上海事件によって日本との間で日中戦争が起きると首都を南京から重慶まで移動させながら1945年まで抗戦を続けた。
1946年に現在の名称である中華民国国軍に改称。その後の第二次国共内戦では中国共産党の人民解放軍に敗北。台湾へ遷台し現在に至る。
総兵力約10万人。装備は基本的にアメリカ製かその独自改良型が多いが独自開発の装輪装甲車CM-32雲豹や台湾版MLRS雷霆も配備している。
長らく戦後第2世代戦車が主力だったのが悩みの種だったが2020年代に入ってM1エイブラムス戦車の配備が開始された。
アメリカ製の基隆級ミサイル駆逐艦4隻と成功級フリゲート10隻、フランス製康定級フリゲート6隻を中心とした大型艦艇を保有する一方、沱江級コルベットを始めとする国産対艦ミサイル『雄風』を装備した国産ミサイル艇も多数保有している。傘下には海兵隊にあたる海軍陸戦隊を保有。
国産艦艇(潜水艦、フリゲート、揚陸艦)と艦対空ミサイルの開発を進めている一方で既存艦艇の魔改造にも定評がある。
米仏から購入したF-16、ミラージュ2000と国産開発のF-CK-1 経国の3種の戦闘機を保有。パイロットの平均飛行時間は自衛隊より上とか。
本来は陸軍の1部だが平時は三軍と同格。軍隊の治安維持、暴徒鎮圧、テロ対応も担当している。部隊分類としては装輪装甲車と迫撃砲、携帯式対戦車火器を備えた軽歩兵部隊。
1969年に設立された台湾版TRDIともいうべき国防部管轄の研究機関。
生産の終了した海外製兵器のアフターサービスや改修を元に国産各種兵器を開発した。
AFV | 艦船 | 航空機 | 火砲・誘導弾 |
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最終更新:2025/04/26(土) 21:00
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