中西太一 単語

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ナカニシタイチ

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中西太一とは、キャプテン翼の登場人物である。

概要

大阪代表、難波FCデブゴールキーパーペコちゃんのように常時出ているベロが特徴。
小学生時代に身長170cm、体重70kgとの事だが、どう見ても身長3mぐらいありそうなコマがある(漫画的な表現のためなのだろうが)。それはともかく称値でも小学6年生としては異常な巨・重量である。
この巨体から来る迫存在感もかなりのもので、松山日向に殴られて一触即発の雰囲気になった時、その場に中西が姿を現すだけで場が鎮まったという一幕がある。そりゃこんな化け物を加えて殴り合いなんかもやりたくないだろう。

そんな巨体でありながら動きは俊敏で、いわゆる動けるデブシュート阻止し、フィールド後方から味方に的確な示を与える指揮官としての才も見せた。
若林が負傷して出場できず、またこの時点では若島津が登場していなかったため、大会ナンバーワンキーパーされており、昨年の若林と同じく失点優勝すと宣言。

これが逆鱗に触れ、「若林以上のゴールキーパーなどいるわけがない」という事を明するため、ペナルティエリア外からのシュートを決められてしまい、失点優勝宣言は打ち砕かれる。その後も、出した示の裏を掻かれて指揮官としても上を行かれたり、連携による揺さぶりで修哲トリオからも失点を喫するなど、序盤の活躍ぶりをことごとく踏みにじられる形で試合を展開される。
全になぶり殺し状態にされた中西の右足を狙って拳を振り下ろすという暴挙に出るが、これすらもあっさりとかわされて失点。とどめに「その気迫をボールに向けていれば、もしかしたら取れていたかもしれないよ」と天使のような笑顔告げられる。もしかしたらと。どうせそうだったとしてもかわしてシュートを決めていただろうに。
これで中西全に心が折れて、試合は終わった。
後年、は他人の技を即座にパクったり相手選手の心情を踏みにじる行為を(天然で、悪意く、邪気な笑みを浮かべて)繰り返すようになるのだが、それにしてもここまで底的に叩き潰した事はこれ以降にもい。しかもこれは「中西が自分を若林と同格だと言ったから」という理由付けがあり、今回に限っては天然ではく故意だったとしか考えられないのだ。

ともかく中西太一の試合はここで終わった。
同時に、彼のサッカー人生そのものが潰されてしまったと言っても過言ではかった。

アニメ映画版

アニメ映画第一作「ヨーロッパ決戦」では、小学生時代の全日本とヨーロッパ選抜の試合が描かれ、ここでは中西日本代表に選出されている。試合に出ることはかったが、画面に出るだけでもその大柄な体格はよく立った。

この話は正式な歴史の中には含まれず、金髪でなく黒髪ピエールや、若林ドイツ留学をする前なのでまだ若林と面識がシュナイダーなど、その後のジュニアユース編とは少し変わったヨーロッパキャラを見る事ができる。

中学時代

難波中学校に進学、二年連続で全大会出場を果たす。
……が、その二年間は漫画では描かれずに飛ばされてしまった。

三年は東一中との大阪大会決勝戦で突。田のしいマークによりセンターフォワードの選手を潰され、得点を失ってしまう。それでも東一中の攻撃を防ぎ続けるが、最後は田のカミソシュートを防ぎきれず失点。全へは進めず、ここで敗退した。

ジュニアユース大会では日本代表に選抜されず、日本の控えGK森崎が選ばれた。これについてファンの間では「中西の方がいいだろ」と長年になる。

日本代表チームを作る時にMFとFWとGKには強いキャラを出したが、DFには強いキャラがいないという状態になっており、中学生編では田、次とDFのキャラが追加されていき、同じMFに配置していたらキャラがかぶっての活躍を奪ってしまう可性がある危険分子の松山をDFに放逐。
そしてGKが複数名いても若林しか活躍する事はいため、若林以外のGKである中西は作中に不要とされてしまったのである。

かくして中西存在すらしていないかのような作者からの扱いを受け、それを不憫に思うファン記憶の中にのみあり続けた……。

なお、アニメ映画第二作「危うし!全日Jr.」では控えGK森崎だった。

高校時代

立浪高校に進学。奇しくも自分を破ったも同校に入学し、堅い守りのチームを作る。
三年の全大会では日向が率いる東邦学園が、かつての南中学のように強校のことごとくと対戦して日向が削られまくる展開になったが、その様子は
1.タイガーショット田のカミソリタックルに阻まれる
2.中西ダブルハンマーパンチで吹っ飛ばされる(小学校時代にに繰り出したアレ日向に直撃)
3.松山マークされる
4.日向の前に立ちはだかる次
といった描写で、描写を見る限り日向に最も深刻な被害を喰らわせたのは中西である。
的には次、因縁で言えば松山がもっと酷そうだが)
このため高校選手権の決勝と、続くオランダユースとの善試合で日向が負傷のために大苦戦することになってしまった。中西は密かに日本の足を引っっていたのかもしれない……。

なお、ワールドユー日本代表の三番手GKにはやはり森崎が選ばれ、中西はまたも出場できなかった。

オリンピック

代表選抜の合宿に参加するが、そこに存在するだけで驚かれるというな扱いを受ける。
なお同時に驚かれていたのは石崎辺。
石崎はこれまで数々の代表でスタメンDFとして出場しており、顔面ブロック日本の窮地を救ってきた。辺はRJ7として格段に腕を上げたところを見せており、ワールドユース決勝のブラジル戦の終盤に出場した経験を持つ。この二人にしてみれば「中西一緒にするな」と言いたかったところだろう。

選考中にニュージーランド代表とのテストマッチが組まれており、描写は割愛されたがその中の一試合に出場している(はず)。三試合が組まれたうち、一試合には日本フルスタメンが出場し7-0で圧勝。二試合と三試合は一軍とべて極端に実の劣る二軍以下での戦いであるはずだが、二試合は5-1、三試合は4-1でいずれも大勝。このどこかに出場した(はず)の中西も1失点で抑えている。「はず」というのは第一試合のGK若林で、残りの試合に若島津森崎中西ミシェル山田GK補が4名いるのでが出場したのか分からないためである。吉良監督は選手を均等に出場させたとあるので、「4名のGKがそれぞれ前後半で交代し、最悪でも1点しか取られていない」といったところか。

しかし、これまで「出場機会に恵まれていなかっただけ。実は高いはずだ」とファンの期待を寄せられていた中西だったが、結局この合宿による選考に脱落。やはり日本の第三GK森崎が務めることになった。

つまり、小学生時代はともかく、現時点では中西の実森崎以下だと監督に判断されたのである。RJ7のミシェル山田も合宿にいたが落選したので、森崎が相当レベルアップしていたのかもしれない。
……その割に、若林若島津が負傷で退場して森崎が出る事になったら森崎を選んだ本人の吉良監督絶望に打ちひしがれて、森崎はあっという間に3点取られて逆転されたわけだが。本当に中西じゃいかんかったのか。大量失点後の森崎は好守備を見せるようになり、とうとう全に中西を上回ったとは言え、それは事前も予想はできなかったし、中西だって使えば伸びるかも知れなかったのに……。

テクモ版ゲーム

テクモ版でもだいたい全日本の控えは森崎であり、中西を使える機会はほとんどい。

初代は中学生編なので登場せず。

名作と名高い2では立浪高校に進学した姿が描かれ、田と共に戦う相手となる。全日本には選ばれず、自軍の選手として使う事はできない。
むしろ中西色違いローリングセーブという変態技を使うジャイッチの方がよほどインパクトがある。

3でも代表に選ばれず、ゲーム中に登場しない。

舞台プロになった4では、日本大学チーム「東都大SV」に所属している。田とはチームが分かれ、チームメイトは次佐野
だが設定上は大学ナンバーワンGKの座は森崎に奪われており、ゲーム内の数値では森崎中西よりも強いGKゴロゴロしている。中には若林若島津に近い実を持つ優秀な選手もおり、彼らが選ばれないのは年齢制限か何かの都合ではいかと推測されている……がジャイロカップサッカーグランプリは年齢制限はかったはず……。
一応、メオン中西>>>森崎アモロレナートであるが、こいつらは全員底辺ザコGKなので自慢にならない。若林たち強GK不等号30個ぶんくらい上にいる。

5ではついに日本代表メンバーに選出された。控えだが。
若林若島津が加入する前なら、とうとう中西日本代表GKとして起用することが可になった。森崎より弱いが。どういう事なんだ!?去年までは勝ってたのに!
あと経験値引き継ぎの関係上、中西を育てても駄に終わる(若林若島津経験値が引き継がれない)ので素直に森崎で戦った方がいい。酷すぎる……。

『Rise of New Champions』

長らくゲームでは出番に恵まれなかったが、『RONC』のDLCにて久々の登場を果たす。
リード時は強いがビハインド時は弱体化する等、明確な弱点とコスト不相応の強さを併せ持つ熟練者向けの性小学生時代の活躍を上手くゲームに落とし込んでおり、交流イベントの描写も素晴らしい

交流イベントを簡潔にめると、難波中として代表選考会に選ばれたものの、体面では全大会期間のブランクがあり、精面では強敵と戦えていない、と心身共に好調とは程遠い状態であり、リーグ戦でも連敗続きでやる気も自信もくしかけていたが、主人公の発破により代表選抜から高校サッカーに視野を切り替えて復活するというもの。

イベントでは『ストライカーの自信を喪失させる程のセービング』、『強肩を活かしたロングカウンター』、そして『味方DFへの的確な示』による先制点を守り抜く活躍が描写されている。
しかし弱点であるメンタル面の課題が大きく、ビハインド時は上述の強みを十全に発揮できなくなる程に判断が鈍ってしまう。

またゲーム中の性も「スピリットが減りにくいが、クリティカルに弱い」「リードで強化、ビハインド弱体化」と顕著。日向に強いが田&天敵
何より森崎とは逆に「劣勢でザル化」するというのは代表入りしなかった理由としては説得があるだろう……。

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