丸山忠久 単語

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マルヤマタダヒサ

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丸山忠久とは、将棋棋士である。(故)佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は194。

概要

1970年9月5日生まれ。千葉県木更津市出身。九段。

タイトル履歴は名人2期、棋王1期の合計3期。竜王戦では3回挑戦者になるも、いずれも敗れている。その他、棋聖戦王座戦タイトル挑戦者、第3期叡王戦タイトル昇格後初の開催)でベスト4入りを果たしている。一般棋戦では、新人王戦(2回)、将棋日本シリーズ(2回)、全日プロトーナメント(1回)、し選手権戦(2回)、NHK杯(1回)の優勝経験を持つ。

2018年現在竜王戦は1組、順位戦B級2組。

いわゆる羽生世代トップ棋士の一人である。

棋風

換わりなどを得意とする居飛車党。辛い(カラい)受けが特徴的な棋である。

いつもニコニコしていることからニコニコ流、駒音を立てないことから音無流とも言われるが、その実態は一切の取りこぼしをなくそうとすることから「激辛流」と呼ばれる。いわゆる「友達をなくす手」であり、底して勝利にこだわる勝負師の手である。

人物

常にニコニコしている。実は将棋界屈体の持ちで、中川大輔八段と自転車で200キロ走ろうか、という会話をしていたという(中川八段も空手で鍛えた)。一時期は軽井沢に住んでいたが現在は都内在住、突然アイドル結婚する、など、私生活に包まれている部分が多く、棋界関係者もよく知らないらしい。

加藤一二三九段と同様、対局の際の食べ物が固定しているという特徴を持っており、また、よく食べる。順位戦では、食で麻婆豆腐定食シューマイ、夕食でヒレカツ定食なめこ汁・カロリーメイトチョコ味4本入)。その他、ミネラルウォーター寿司、そばなど。これらは通称「丸山定食」と言われている。

また「唐揚げ定食唐揚げ3個追加」という新手を連投していた時期もあり、これは「丸山定跡」と名付けられた(注文先の「みろく」が2019年3月をもって閉店し、メニューとなった)。増量戦術は他にも「冷やし中華チャーシュー6枚追加」などがあるが、最たるものは小食の渡辺明に挑戦した2016年竜王戦(後述するソフトし疑惑で三浦弘行が出場できなくなり、急遽代わりの挑戦者になった)の第3局で、「そばにハンバーグ定食ハンバーグ1枚おかわり」の布で周囲の度肝を抜いた。対局場はハンバーグおかわりにすぐ対応できず、同じハンバーグを注文していた観戦記者のために作っていた分がそのまま提供されたという(ちなみにこの日、午前のおやつとして「饅頭5個」、午後のおやつとして「チョコレートケーキカロリーメイトドリンクタイプ)3本」を注文している)。

ニコニコ動画では順位戦最終局、藤井猛九段との一戦でカロリーメイトを食べながら相手を投了に追い込む、いわゆるモグモグ投了で一躍有名になる。その際、聞き手の千葉子女流三段は「用意周到丸山流」と表現。

・・・と思ったら2011年3月2日A級順位戦最終局で、渡辺明竜王との対局中に頭頂部に「冷えピタ」を貼るという新手を披露。解説佐藤康光九段も「初めて見ました」と苦笑することに。

2016年三浦弘行九段にソフトし疑惑が浮上(のちに冤罪実だと結論付けられる)。疑惑の4局のうち2局が丸山相手のものだったが、丸山はその疑惑を否定した上で、日本将棋連盟の対応を批判している。

成績

タイトル戦登場履歴

タイトル戦登場回数:10回、タイトル獲得数:3回

一般棋戦優勝履歴

優勝回数:12回

将棋大賞受賞履歴

叡王戦成績

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最終更新:2024/04/19(金) 19:00

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