久保利明 単語

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もしかして久保利光


久保利明とは、将棋棋士である。棋士番号207兵庫県出身。淡路仁茂九段門下。関西を代表する強棋士の一人で、2018年3月現在はA級。

通算獲得タイトル7期棋王3期、王将4期)。また、タイトル挑戦は13回にも及ぶが、まだ名人戦挑戦は果たしていない。また、一般棋戦優勝は6回。

概要

先手石田流と中飛、後手ゴキゲン中飛戦法とする現代振り飛車党のトップであり、「捌きのアーティスト」の異名を取る。石田流をはじめとした三間飛における定跡開発研究がよく知られるところである。

1975年生まれ。1986年に行われた小学生将棋名人戦ではベスト4という結果を残し、同年に奨励会入会した。
17歳で四段昇進(プロ入り)すると、その翌年度には勝率が全棋士の中で1位という快挙を成し遂げる。

しばらくタイトルと縁がい時期が続くが、2000年度にタイトル初挑戦。その時の相手は羽生善治で、1-3で敗北
その後7年間で3度のタイトル挑戦を果たすも、そのすべてで再び羽生が相手となり、すべて敗北を喫した。
「もう飛を振る場所がない」と嘆くこともあったと言われている。

2008年度に佐藤康光を破って念願の初タイトル棋王を獲得すると、翌2009年度には羽生を破り王将も獲得する事になる。関西所属棋士で二冠を達成した事があるのは久保以外では、谷川浩司南芳一などごくわずかである。

2012年3月A級順位戦陥落、棋王失冠、王将失冠という悲しすぎる1ヶとなった。なおこのとき、A級順位戦史上初めてとなる「二冠を持ちながらA級陥落」という不名誉な記録も作ってしまった。だが、その後のJT杯は二連覇を果たし、立ち直りのきっかけとなり、2012年度の順位戦ではB級1組を10勝2敗の成績で2位となり、A級に復帰となった。その後も陥落と復帰を繰り返し、王将タイトルも復位するなど、七転び八起きの棋士人生を歩んでいる。

棋風

先手では石田流、後手ではゴキゲン中飛を多用する振飛車党。軽い捌きを特徴としており、本人のイケメンも相まって振飛車党のファン多数である。振飛車の左を働かせることに気を使っている。

師匠淡路不倒流を受け継いでいるようで、悪くなってもなかなか土俵を割らないり強さを持つ。

一方で、棋戦に遅刻したり、時間にルーズだったりと、やらかすところまで師匠譲りである。

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最終更新:2024/04/25(木) 14:00

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