乱藤四郎(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞」のキャラクターである。
ストロベリーブロンドのロングヘアにスカイブルーの瞳が印象的。
戦装束は粟田口共通の軍服をベースにしているが、他の兄弟とはだいぶ趣が異なる。
下がスカートになっていたりフリルがついていたり、黒のオーバーニーによる絶対領域など、少女と見まごう可愛らしい出で立ち。
刀剣男士は多々あれど、いわゆる「男の娘」は彼だけである。この差異は、粟田口吉光作の中でも珍しい「乱れ刃」である事に由来するのかも知れない。
初見で可愛い女の子にしか見えない姿を前にし、驚かされた審神者は多い。
ちなみに次郎太刀(刀剣乱舞)はあくまでも「女形(おやま)風」であって、中身はガチの男性である。
内番衣装も、他の兄弟とは少しデザインが変わっており、フリルつきのパフスリーブになっている。
ちなみに下はスパッツ。誰ですか舌打ちした奴は。
長い髪をリボンで束ねており、こちらも愛らしい。
本人も自分の特性を理解しているのか、口を開けば愛らしくも小悪魔的な台詞が飛び出す。
「そんなに、服の下が気になるの…?」「ボクと乱れよ?」と誘われたチェリーな審神者を悶絶させたとか何とか。
ただし性格は至って素直。ちょこちょこワガママを言いつつも、万屋に連れて行けば主の手伝いをし、畑仕事も真面目にこなしてくれている様子。
戦場に出せば「怖いから、こっそり隠れて進もっか」と言いつつ、攻撃する際には一転して「見ーつけた」と、ちょっと怖い事を言いながら刃を振るう。
真剣必殺ともなると、妖艶かつ剣呑な目つきに一変。
「ボクさぁ……あなたみたいな人、大っ嫌いなんだよね!」と叫んで敵を屠る一面を見せる。
ちなみに、台詞の端々こそ妖しげではあるが、口調そのものは女の子ではないのでご注意。
なお、中の人もリアル男の娘と呼ばれている。
必殺・偵察・隠蔽の値はそれぞれ35と、オールラウンダー。
しかし初期打撃力18を持つ短刀の中では、最も高い衝力を持つという中々アグレッシヴな一面も持つ。
ニコニコ動画のコメントやTwitterなどでは、審神者たちから「乱ちゃん」「乱くん」などと呼ばれていることが多いようだ。
本来「みだれとうしろう」なので「みだれちゃん」「みだれくん」と読む人が多いと思われるが、発音しやすさの為か「らんちゃん」「らんくん」と読んでいる人も居る(参考リンク:1,2)。
2020年3月1日に実装された鬼丸国綱(刀剣乱舞)との間に回想「粟田口の」が発生。
「鬼丸さん」と呼んで懐き、吉光と国綱は年代は離れてても同じ粟田口である事、いち兄や平野とは共に長くあった事を挙げ、「僕たちが鬼丸さんのことをとても身近な存在だと思ってもいいんじゃない?」と発言した。
鎌倉時代中期の刀工・粟田口吉光(あわたぐちよしみつ)作の短刀。
短刀作りの名手として知られており、兄弟が多いのはこの為。
直刃(すぐは)が多い粟田口吉光作としては珍しく乱れ刃(みだれば)となっているのが特徴。
室町時代の守護大名、細川勝元(ほそかわかつもと)が所用し、「乱吉光」と命名した事から「細川の乱れ藤四郎」とも呼ばれた。
名家当主として室町幕府管領を務め、足利将軍家を支えてきた勝元だったが、将軍の後継者争いに端を発し、彼と山名宗全を総大将に据えた応仁の乱へと発展。十年以上続いた戦の結果、京は戦火によって灰燼と帰してしまう。その後戦の終結を待たずして細川勝元が死去した後、足利将軍家に献上された。
織田信長が足利義昭を奉じて上洛後、信長の留守を狙った三好三人衆が義昭を襲撃する「本圀寺(ほんこくじ)の変」が発生する。
この時、護衛についていた武将・朽木元網が義昭を救出した恩賞として与えられ、その後豊臣秀吉に献上された。
そこからの経緯は不明だが、武蔵国忍藩(現在の埼玉県)藩主・阿部家に伝来。その後、昭和7年に市井に流れる。
現在は重要美術品に指定され、法人蔵となっている。
長らく展示される事はなかったが、2016年8月12日・13日、大倶利伽羅と共に限定特別展示が宮城県・中鉢美術館で開催された。
余談ではあるが、かつての主である細川勝元は、戦国大名・細川忠興とその父細川幽斎(それぞれ歌仙兼定(刀剣乱舞)・小夜左文字(刀剣乱舞)の元主)と苗字こそ同じだが、実は約1世紀ほど時代が異なっている。
また、家名も別流であり、非常に遠い間柄となっている。
(勝元は京兆家、幽斎・忠興は和泉上守護家→肥後細川家および奥州細川家)
2016年5月17日、平野藤四郎(刀剣乱舞)・厚藤四郎(刀剣乱舞)・五虎退(刀剣乱舞)とともに、「極(きわめ)」が実装された。修行道具一式を消費して96時間の修行に旅立つことで極の姿になれる。
ステータスが大幅に強化され、刀装スロット数が1つ増えて2スロットに。また、極の短刀男士の特性のひとつとして、昼戦でも遠戦を回避する事がある。
これにより、昼でも運用できる戦力となった。
修行では「自分探し」と称して、室町時代末期・応仁の乱が起きる前の京に向かう。
かつての主にして名を与えた細川勝元の許に赴き、何故か迷子と間違われて保護される。なんとなく世話になるうち、人という存在の不思議さに想いを馳せ、自分がいない間の主を心配する。
改めて主への想いを実感して「自分探し」を終えた乱は、「細川の……いや、あるじさんの乱藤四郎だよ」と宣言し、帰還を果たした。
戦装束は極以前よりも更に華やかとなり、スカートを思わせる大きな草摺やフリル、リボンが追加されて女子力が大幅にアップ。
本体の短刀ををマイクのように構える立ち絵は、白刃隊のアイドル爆誕といった所。極前よりも短くなったスカートから覗くふとももがまぶしい。
台詞も妖しさが大幅にアップ。審神者との親愛度も高まっており、蠱惑的な言動が強まった。
本丸では審神者を何かと構うものになり、目線に困った審神者を「あるじさんたら、可愛い~♡」とからかう甘いやり取りも。お前の方がかわいいよ!
遠征に出せば「寂しくても、我慢しててね?」と出発し、帰還すれば「ボクがいなくて、寂しかった?」とここでも審神者をドギマギさせる。長期留守後御迎では待ちくたびれたと浮気を責めてくる。まるで恋人のような距離感。
戦闘での剣呑な面も健在で、一騎打ちでは敵に対して冷やかに凄むかっこいい姿もある。
中傷グラフィックはボロボロの衣服に、恥じらうように困った表情を浮かべて、負傷にしゃがみこむ色っぽい姿。さらに手入れでは「もう…だめ…お布団まで、運んでくれない…?」とおねだりされる。
改めてチェリーな審神者をノックアウトし、あまりの可愛さに目覚める者も多いとか。手紙での宣言通り彼の魅力にメロメロになるあるじさん続出である。
一方で刀剣破壊となると「消えたくないよ、怖いよ、助けて、あるじさん……!」と悲痛な台詞を叫ぶ。こんな台詞を聞いた日には心が殺されるというもの。惰性と慢心による進軍禁止およびお守りの装備は絶対である。異論は認めない、いいね?
掲示板
32 ななしのよっしん
2020/12/03(木) 09:21:19 ID: DD1Z0JGdbr
>>29
昔の剣だからってことじゃね?
まあそれ言うと「艦これのキャラは戦前~戦中生まれなので幼そうなのは全員ロリババア」って理屈になるが。
33 ななしのよっしん
2020/12/06(日) 02:03:56 ID: 0VUyXTZJkF
>>32
男性なのにババアってどういうことよ…て意味なんじゃないだろうか
34 ななしのよっしん
2024/03/13(水) 11:24:09 ID: GPn3zh0Xon
カービィで例えるとワドルディ感があって好き。
いち兄がある意味デデデ大王様みたいな・・・
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最終更新:2024/04/23(火) 23:00
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