亀山駅(三重県)とは (カメヤマエキとは) [単語記事]

概要

亀山市の代表駅である。関西本線と紀勢本線の接続駅となっており、このうち関西本線を所属線としている。JR東海とJR西日本の境界駅であるが、JR東海の在来線境界駅では唯一相手方ではなくJR東海の駅管轄となっている。
JR東海の駅としては直営駅で、関西本線南四日市駅から井田川駅と紀勢本線下庄駅を管理している。JR西日本の駅員配置はなく、伊賀上野駅が事務を担っている。ただし、かつては亀山鉄道部が設置されており、現在も亀山司令所と吹田総合車両所京都支所亀山派出所が設置されている。

関西本線は、当駅を境に運転系統が分かれている。JR東海側は電化されていて名古屋駅まで直通しているが、JR西日本側は当駅から加茂駅まで非電化であり、気動車によって運行されている。
2006年 3月18日のダイヤ改正で急行かすがが廃止されたことにより、当駅を介してJR東海・JR西日本両社を直通する定期列車が消滅した。

紀勢本線は、名古屋方面から来た列車がスイッチバックしなければ入線出来ない配線のため、特急南紀や快速みえは伊勢鉄道を経由するようになった。このため、紀勢本線の起点ではあるものの優等列車は一切発着しない。

駅周辺には亀山市の中心市街地が位置し、亀山城跡などがある。