"予想外の結果/Unexpected Results"を愛用する電波デッカー(ジョニー)。「今週の電波デッキ」タグ常連であり、ハイテンポな動画進行と謝罪が特徴。
デッキには
などのいくつかバリエーションがあるが、おおむね収斂4の"白日の下に"から"予想外の結果"を唱え、"引き裂かれし永劫、エムラクール"をめくり蹂躙するという坊主めくりデッキというのが基本形。
白日の下に――
(3)(緑)(青)のコストを持ち、支払った色の数の値(例えば緑緑緑青白と支払うと3)以下の点数で見たマナ・コストの呪文をデッキから唱えられるソーサリー。ようするにデッキから直接呪文を唱えられる。
基本的に予想外の結果をサーチするのに用いる。
――から予想外の結果!
(2)(緑)(青)のコストを持ち、デッキをシャッフルし、トップが呪文なら直接コストを支払わずに唱えられ、トップが土地なら戦場に出すことができ、自身は手札に戻る……という効果を持ったソーサリー。
このデッキは異様に重いカードがガン積みされているため、大体の場合ひどいことになる。
たまに極楽鳥や桜族の長老がめくれるのはご愛敬。
無限への突入を唱えた後でこれを打てば狙ったカードがめくれる。
エムラが捲れました。申し訳ございません。
言わずと知れた超ファッティ。予想外の結果は「戦場に出す」のではなく「唱える」ので、エムラクールの追加ターンも誘発する。そのうえ最速で2ターン目[1]にエムラクールが出るため、成功すればほぼ投了するしかない。
エムラクール以外にも、新旧ウラモグ、PWウギンなどが入っている。コジレックェ……
全知が捲れました。
(7)(青)(青)(青)で、これが場にある限りあらゆる呪文が踏み倒せるようになるエンチャント。
これが捲れた場合、大体手札からエルドラージが雪崩れ込んで相手が投了する。
たまにマナ加速から素で出る。
煽り圏内です。
(4)(青)(赤)で、カードを3枚引き1枚捨て、捨てたカードのコスト分のダメージを与えるソーサリー。このデッキにおいては、予想外の結果を探しつつエムラを捨てて15点バーンを飛ばせるナイスカード。
その為、このデッキにおいては「ライフ15以下は火力圏内」というよくわからない理屈が成立する。
申し訳ありません(笑)
(1)(青)で、つけたアーティファクトを5/5クリーチャーにするオーラ・エンチャント。
たまに突然出てきて普通に相手を殴り倒したりする。ある意味予想外の結果よりも予想外の結果を生むカード。
(3)(緑)(緑)で、各プレイヤーが土地をタップしたときにマナが2倍出るようになる瞬速エンチャント。
だいたい次あたりに全知が出る。
(5)(青)(青)で、プレイヤーがインスタントかソーサリー呪文を唱えるたびにそれを追放し、その後、今まで嵐の目によって追放された呪文がコピーされ、そのプレイヤーはコストを支払わずにコピー呪文をプレイできる、という効果を持ったエンチャント。
非常にややこしいが、要約すると
「インスタントかソーサリーを唱えたとき、それと同時に嵐の目が場に出て以降唱えられたインスタントとソーサリーすべてをタダで唱える」
といった具合になる。
例として、"嵐の目"が出た状態で"予想外の結果"を使うと、一度"予想外の結果"が追放されたあとそのコピーを唱える。ここでインスタントかソーサリー、例えば"パズルの欠片"がめくれると、それも追放されたあと"予想外の結果"と"パズルの欠片"のコピーを唱えられる。その後適当なソーサリーを唱えると、"予想外の結果"と"パズルの欠片"とそのソーサリーのコピーが……という具合に増え続ける。しかも相手が唱えても同じことが起きるし、相手と自分の区別もない。
"予想外の結果"で土地がめくれても手札に戻れない(唱えた"予想外の結果"がカードではなくコピーなので手札に持てない)、必ず一度追放されてから「マナコストを支払わず」唱えるため"白日の下に"の色数が必ず0になってほとんど役に立たない(ただし"嵐の目"はちゃんと1回誘発する)、と難点もないことはないが、"予想外の結果"や後述の続唱のような「呪文を唱えさせる呪文」との相性は抜群。嵐が果てしなく膨れ上がっていく。
相手にも効果が及ぶため、相手が"稲妻"を唱えたあとで自分が"予想外の結果"を使えば、"稲妻"もコピーされる。
逆に相手もタイミングを見計らって適当なインスタントを唱えれば"嵐の目"の中身をすべて使えるが、デッキの中身の強さで負けることはないのでまず問題にはならない。
すさまじくややこしい。というか相手も巻き込むせいでこれが起こす怪奇現象は説明しきれない。
余りにもややこしすぎるためかMOですら動作がバグることがあるため現在封印中。バグが修正されたため、再び動画に登場。これからの活躍に期待しよう。
(3)(赤)(赤)、各プレイヤーが手札から呪文を唱えたとき、それを追放し、同じタイプの呪文が出るまで山札をめくり、出てきたカードをコストを支払わずに唱えられる。
デッキに"羽ばたき飛行機械"1枚と"引き裂かれし永劫、エムラクール"以外のクリーチャーを入れないことで、0コストでエムラクールを唱えられるようになる潜在能力デッキは以前から存在するが、このデッキにおいては極楽鳥が羽ばたき飛行機械の代わりとして働く(あちらと違って極楽鳥や桜族の長老は複数枚積まれており、確実ではないが)。
すなわち、すべてのクリーチャー呪文がエムラクールになる可能性を持ち、すべてのソーサリーは"予想外の結果"になる可能性を持つ。
また、相手の妨害呪文を高確率で(めくれたのも同じ効果の呪文でない限り)無効化できるのも重要。
ちなみに、"嵐の目"から出てくるコピー呪文では誘発しない。したら大変なことになる。しなくても大変なことになるが。
逆に、"潜在能力"で出たカードは"嵐の目"の誘発の対象になる上に、元々手札から唱えた呪文を"嵐の目"に入れても"潜在能力"で山札をめくることは出来てしまう。これだけで手札から唱えた呪文は2倍に増えるのだが、恐ろしく複雑かつ時間がかかるので並べないほうがいい。
続唱とは、この呪文を唱えたときに、この呪文のコスト以下の呪文カードが出るまで山札をめくり、出てきた呪文をコストを払わず唱えられる、という誘発型能力。
もちろん"予想外の結果"をめくれればそのまま坊主めくりモードに移行できるが、このカードの神髄は"嵐の目"、"吹き荒れる潜在能力"と組み合わさったときに起きる怪奇現象にある。
まず注意すべきこととして、続唱は誘発型能力であり、呪文の効果ではない。
つまり、"嵐の目"や"吹き荒れる潜在能力"で"瀝青破"を追放しても、続唱は解決されるのだ。
これらが組み合わさることで面白いことが起きる。例えば、"嵐の目"がある状態で"瀝青破"を使い、続唱でめくれたのがソーサリーかインスタントなら、再び"嵐の目"により"瀝青破"のコピーが唱えられ、続唱が発生する。これは捲れたカード次第で延々続く。また、"吹き荒れる潜在能力"があるなら、"瀝青破"の本体は別のインスタントに入れ替わるが、続唱能力は打ち消されないため、そのまま山札をめくり始める。
そして、この2つが組み合わさればスタックはたちまち混沌の渦と化す。
また、続唱を持つクリーチャーである"徴兵されたワーム/Enlisted Wurm"が登場することもあり、その場合、"吹き荒れる潜在能力"がさらに荒ぶる。
(4)で、呪文を唱えるたびにあなたがこのターン唱えた呪文の数だけライフを回復しすることができる能力と、50点のライフを支払うことでプレイヤーかクリーチャーを対象に50ダメージを与えることができる能力をもつアーティファクト。
このデッキのフィニッシャーの一つ。
大量の0コストパーマネントを展開した後、"逆説的な結果/Paradoxical Outcome"を使って再回収、再展開してライフを回復し、50点を相手に飛ばすのが普通(?)の使い方だが、このデッキは"逆説的な結果"デッキでなく"予想外の結果"デッキだった。
"嵐の目"、"吹き荒れる潜在能力"と続唱により大量の呪文やコピーが唱えられるため、その状態でこのカードが場に出ていれば大量のライフゲインが可能。最終的に50を超えた段階でダメージに変換し、相手を倒す。
(白)(白)(青)(青)(青)(黒)(黒)のコストを持つソーサリー。効果は、かの有名なドローカード、"嘘か真か/Fact or Fiction"の亜種。自分の山札の上5枚を対戦相手に2つの束に分けさせ、そのどちらか一方の束の中にあるカードをコストを支払わずにプレイできる。
最終的な選択権は自身にあるのが強み。だいたいの場合"全知"やエルドラージがなだれ込む。ひどい場合になると"輝く根本原理"から"輝く根本原理"がめくれてどんどん呪文が増えたりする。また、"嵐の目"との相性は抜群で、一緒に使った場合スタックが異様な状態になって相手は死ぬ。
根本原理サイクルの1枚であり、他の根本原理がデッキに入ることもあるが、このカードは飛びぬけて採用率が高い。
(4)(白)(白)で、自分のライブラリーの上から7枚を見て、プレインズウォーカーを最大2枚戦場に出せるソーサリー。スタンダードで大暴れしたことで有名な"集合した中隊/Collected Company"のプレインズウォーカー版ともいえるかもしれない。
このカードが入るデッキは専用のチューンがなされており、これを使うことでウギンだのボーラスだのナーセットだの宿敵ソリンだの実地タミヨウだのといった、全体的に重いデッキ内容とマッチしたろくでもない強力なプレインズウォーカーがあふれ出すようになっている。
(8)(赤)で、自分のライブラリーの中からドラゴン・パーマネントを直接戦場に出すソーサリー。「ストーム」という直前までに唱えた呪文の数だけコピーを作る能力も持つ。タイムシフトした先のスタンダードでも活躍したガチカードである。
このデッキでは”予想外の結果”→”ドラゴンの嵐”と繋がると、”ジャンドの暴君、カーサス”(ドラゴンに速攻を与える7/7飛行)と”世界を溶かすもの、アタルカ”(ドラゴンが攻撃すると二段攻撃を与える6/6飛行トランプル)の2体を戦場に呼べるため、妨害がなければそのまま26点与えてゲームセットとなる。
その他にも様々なドラゴンが一枚差しされており、土地が伸びるとそのドラゴン達を素出しして勝負出来ることも。
(3)(赤)(赤)で、占術3ののち山札の一番上のカードを見て、その点数で見たマナコストと同じだけのダメージを対象に与えるインスタント。
あちらと違ってこちらは次のターン引くことになるため、仕留めきれないとクソ重いカードを引く羽目になってしまうのが欠点。
(2)(緑)で、各プレイヤーが土地をタップしたときにマナが2倍出るようになるエンチャント。
瞬速を持たない"ケイラメトラの指図"。相手の方が先に活用できるとはいえ、2ターン半早く出せるのは強力。
(1)(緑)(緑)で、プレイヤー1人の基本土地をすべてアンタップするインスタント。
"ケイラメトラの指図"や"春の鼓動"と合わせて莫大なマナを生産するために用いる。
(10)というエルドラージの中でも巨人に匹敵する重さで、滅殺1と、(4)でエルドラージ・落とし子2体を生成する起動型能力、(20)でサイドボードのエルドラージすべてを踏み倒し唱えられる起動型能力を持つ。
サイズは7/11と、10マナにしては貧弱だが、目を引くのは3つ目の能力。専用のデッキを組むことで凄まじい挙動を見せる。
"春の鼓動""ケイラメトラの指図""早積み"からの20マナでサイドボードから15体のエルドラージが押し寄せるさまはまさしく絶望という言葉がふさわしいと言えるかもしれない。
ちなみに"訓練場/Training Grounds"と合わせると無限マナが出せる
そのままでは無色マナしか出せないが、「ゲーム開始時に手札にあり」「後攻で」「手札を1枚追放することで」ゲーム開始時に幸運カウンターを置いて直接戦場に出すことが出来る。その場合好きな色のマナを出せる伝説の土地。大抵のデッキではカード・アドバンテージで損をするため運用しづらく、理論上のキルターン数を考える際の思考実験くらいしか名前が出ないカードであった。
しかし予想外デッキでは手元に来たエムラクールや全知等の当たり牌は無駄牌と言っても過言ではなく、追放はそこまで気にならない。これを入れたデッキでは更に”猿人の指導霊”や”絡み森の大長”等の一時的なマナ加速が多く用いられており、今までにない速さで”予想外の結果”を唱えることが出来る。理論上は後攻1ターン目にエムラクールが出せるが、果たしてそれは叶うのか…気になったら動画を見てみよう。
尺が余りました。申し訳ありません。
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最終更新:2025/12/09(火) 13:00
最終更新:2025/12/09(火) 13:00
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