五十鈴大智とは、特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する人物である。
演:後藤大
やたらに伸ばして縛って纏めた後ろ髪とメガネがトレードマーク。天才クイズ王の肩書を持つ知性派キャラ。「知識こそが最高の財産」と豪語し、優勝した人は1つ願いを叶えられるデザイアグランプリでは「全人類の記憶が欲しい」という願いを賭けて参戦した。
自分の願いのために他人を犠牲に出来る性格。嘘をついて周りの人間を欺き、自分に有利な状況を作ろうとする。極めて狡猾な嘘で、大抵の人間は騙されてしまうのだが、ベテランのデザグラプレイヤーには通用しない相手も多く、見破られて手痛い反撃を受けるケースが多々あった。
放映期間中、何故だか分からないが面白いキャラとして人気を博す。X(旧Twitter)でも放送のたびにトレンドに乗った。なぜ面白いかは制作スタッフ達もよく分かってないらしい。Youtubeに上がっている感想まとめ動画でも、時期によって五十鈴大智に関する感想や印象が異なっており、このキャラクターを総括することがいかに難しいかを物語っている。
そして2023年11月、その年のネット流行語100にノミネートされたことが発表された。
なぜノミネートされたのか関係者でも分からなかった。
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https://twitter.com/krGEATS_toei/status/1727605431529603109
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https://twitter.com/yuya_takahashi/status/1727615128978485387
なぜかノミネートされた五十鈴大智。もしかしたら100位の中でもかなりの上位に食い込めるかもしれないと、一部の人たちは期待を胸に順位の発表を待った。
そして2023年12月13日。表彰式にて100位中98位であることが発表された。
「邂逅編」「謀略編」をへての2クール目中盤、デザイアグランプリの新シーズンがスタートする17話からの「乖離編」で初登場。
裏切り者探しという要素も相まって、持ち前の頭脳と嫌味な性格でデザグラ参加者達を振り回した。が、投票ルールで他のデザグラ参加者全員から指名され、最初の投票でいきなり脱落。「僕を落として後悔しても知らないよ。」と静かに捨て台詞を残し、19話で退場した。
たった3話での出番で、ナッジスパロウのマスクも先に出てきたケイロウの改造[1]であり裏切り者探しを盛り上げる為だけのゲストキャラ、再登場してもチョイ役ぐらいだろうと考えていた人も多かった。
が…
21話にて再登場。ジャマーガーデンの一味から参謀として迎え入れられる。
続く22話から23話までは戦闘に加勢したりもしたのだが、以降は決して前線には出ず、常に画面後方で不敵な笑みを浮かべていた。
何もしないで後ろでニヤニヤしてるだけに見えたことから、視聴者から「ニヤニヤしているだけで面白い男」と話題になった。
ジャマトグランプリではベロバから「あんたもジャマトになってみる?」と聞かれ、「もちろん、必要とあらばね」と返した。そして、その必要な時は来なかった。このことが、何もしないという印象を強め、「何もしてないのに面白い男」とも話題になった。
そして31話ではアルキメデルがジャマトに自ら身体を差し出す場面に出くわしてしまい、驚愕するが直後満面の笑みを浮かべるのだった。
そして何故か台詞も無いこの場面がバズった。
33話から始まった全てのライダーが敵であるデザイアロワイヤルでは、久しぶりに五十鈴大智も戦いに参加。持ち前の頭脳とモンスターバックルのパワーで、他のプレイヤーたちを圧倒した。
ニヤニヤしてるだけかと思ったら強かった!という意外性と、過去のデザグラで決勝戦まで勝ち残ったことのある実力者という初登場時に語られた説明との整合性で、視聴者を唸らせた。
また、例によって悪知恵を働かせ、巧みな弁舌で他プレイヤーを出し抜こうとした。
このときの勝利条件はエリアに散らばったIDコアを多く集めることだったのだが、大智は他プレイヤーにコアの存在しない場所を教え、大智自身は未捜索エリアを堂々と探し歩いた。このときの、携帯端末を片手に山道で宝探しをエンジョイする五十鈴大智の場面もなぜかバズった。
しかし、対ライダーキラーであるジャマ神バッファ/吾妻道長には、弁舌も戦いも通用しなかった。
自分のIDコアを破壊され二度と変身できなくなった五十鈴大智は「これで終わりだと思うなーっ!」という力のこもった捨て台詞と共に退場するのだった。
デザイアロワイヤルでライダーに変身する能力を奪われた五十鈴大智。が、39話からの最終章となる「創世編」ではジャマーガーデンの一味アルキメデルが残した研究データを基に、マーレラジャマトへ変化する能力を得る。また、人間に寄生するタイプのジャマトを品種改良によって生み出し、人々をジャマトに変えようとした。
この時期、トレードマークのメガネを外し、顔に独特な模様が浮かんだ姿で活動しており、人々を集め教祖みたいな活動をしていた。
また、寄生するジャマトを持ち運ぶときに使っていたフラスコが不自然に大きかったことから、クソデカフラスコと視聴者に面白がられた。
章序盤はジャマトを育てていた事から「ラスボスになるのでは?」と予想していた視聴者もいた。
寄生型ジャマトによって多くの人々が犠牲になった。犠牲者には桜井景和の姉である桜井沙羅もいた。姉が巻き込まれ、さらに大智に煽られたとことでブチ切れた桜井景和は、仮面ライダータイクーン ブジンソードに変身し、五十鈴大智をボコボコにしてしまう。同じころ、運営の策略により桜井景和の願い「デザイアグランプリの全ての犠牲者が蘇った世界」が叶えられ、寄生型ジャマトの犠牲者も一旦は復活する。
だが景和の願いが叶った世界では、デザグラで消滅した悪人たちも大量に復活していた。そして、沙羅を救うために願ったはずの世界で、沙羅は悪人に命を奪われてしまう。
そしてその世界で、五十鈴大智は重症の状態で入院していた。先週まで視聴者の反感を買うポジションだったのが一転してみじめな姿になった、という視聴者の胸をすく状況もさることながら、包帯ぐるぐる巻きの痛々しくも誇張されすぎな姿は視聴者の失笑を買った。なお、このボロボロの姿は景和にボコボコにされたせいなのか、復活した悪人によってボコボコにされたせいなのかは意見の分かれるところである。
犠牲にした人々の幸せとそれらを踏みにじった罪悪感を感じ、償うことを決意。紆余曲折を得て、犠牲になった人々を元に戻した五十鈴大智。
それからしばらくして運営が強行した、「終末のデザイアグランプリ」。市井の人々が強制的に参加させられ、様々な難癖を付けられては処刑されるという地獄のような状況に、元DGPライダー達は市民を守るため立ち上がる。
ライダー達が変身して処刑人に立ち向かう中、五十鈴大智は品種改良で産み出したジャマト軍団でライダーに加勢。公式サイトにて「ポーンジャマト(ヒマワリ)」と呼ばれるこの種は頭にヒマワリが咲いており、さながらピクミンのようだと話題になった。
五十鈴大智が変身する仮面ライダー。スズメがモチーフ。
ヘルメットの明るい茶色がパーソナルカラー。
また、モンスターバックル使用時の派手な青と黄色の組み合わせも、彼のイメージカラーとして印象深い。
(モンスターバックルは使用者が不特定なアイテムで、他には仮面ライダーパンクジャックがメインで使用するアイテムでもある。)
身長:194.8cm
体重:77.6kg
パンチ力:1.3t
キック力:3.3t
ジャンプ力:4.6m(ひと跳び)
走力:8.5秒(100m)
五十鈴大智が仮面ライダーナッジスパロウコアIDとデザイアドライバーでエントリーした姿。
固有の能力は持たない。レイズバックルが無い場合に、やむを得ずこの姿になる。
身長:194.8cm
体重:88.4kg
パンチ力:8.3t
キック力:17.3t
ジャンプ力:5.1m(ひと跳び)
走力:8.3秒(100m)
仮面ライダーナッジスパロウのデザイアドライバーにモンスターバックルをセットした姿。
ナッジスパロウの基本フォームと呼んでも差し支えない程に登場頻度が高い姿。
肉弾戦に特化した姿で、これに持ち前の頭脳が合わさり非常に高い戦闘力を誇る。
身長:194.8cm
体重:78.7kg
パンチ力:1.3t
キック力:3.3t
ジャンプ力:4.6m(ひと跳び)
走力:8.5秒(100m)
仮面ライダーナッジスパロウのデザイアドライバーにアローバックルをセットした姿。
五十鈴大智がジャマトの遺伝子を自らの体に取り込んだことで変化できるようになった姿。
あらゆる物質を砂状に変換し、その中を自在に移動することが出来る。
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最終更新:2025/02/15(土) 17:00
最終更新:2025/02/15(土) 16:00
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