井上純弌とは (イノウエジュンイチとは) [単語記事]

概要

サークル「希有馬屋」はエロい二次創作マンガに元作品に対する濃いめの評論をセットにするという芸風で知られる人気サークル。コミケスタッフの戯れにより評論島に配置されたこともあるほど、評論の質にもネタにも定評があった。ここ近年では、エッチなフィギュアにエッチな同人誌をセットにする芸風も編み出している。

TRPGのデザイナーとしては、前書きの独特な面白さが特に有名。ルールブックのトータルデザインにもこだわりを見せ、「ビジュアルで読ませるルールブック」として天羅万象ビジュアルブックを上梓。また、F.E.A.R.のルールブックで統一的に用いられている「スキルやアイテムのデータを一定の大きさのコマに納めて配置する」方針は、彼のデザインしたゲーム「アルシャード」から採用されている。
F.E.A.R.社副社長の菊池たけしとは紆余曲折あったものの、現在では互いに親友でありライバルと認め合う仲である。天敵は声優の小暮英麻。

フィギュア制作で付き合いのあった工場の偉い人に勧められ、年下の中国人女性と見合い結婚。その結婚生活をユーモアたっぷりに描いたハートフル 4コマ「中国嫁日記」シリーズは４巻までで累計８０万部を刷り、大ヒット作家としての地位を確立する。

同作で一般知名度が高まり行く先々で「中国嫁日記」作者とばれるほどの有名人となったが、同人業界でははるか以前から高名な存在。業界に疎い素人が誰何してしまい、慌てた周囲に「大先生だから」と窘められるエピソードは有名。

動物好きの優しい性格でも知られ、野良猫を拾って夫婦で末永く面倒を見るエピソードは中国嫁日記ファンからも人気が高い。犬に刺激物を嗅がせて遊んでやる動画はニコニコ動画でも話題をさらった（動物カテゴリ 2015年 9月14日総合順位２位）。

ただのイラストレーターではなく、かつて多摩美術大学夜間部か武蔵野美術大学に在籍していたため絵画に関する造詣が深い。デッサンなどのアカデミックな絵画技法については知識・実力ともに定評がある。。

幼少期は大変可愛い美少年だった。