井原市

井原市とは、岡山県にある市の一つである。

概要

岡山県の南西部に位置する市である。人口は2022年時点で4万人弱。

平成17年に実施された「平成の大合併」において、生活・経済・交通圏などで密接な結びつきのあった芳井町及び美星町と合併し、現在の井原市が誕生した。

友好親善都市は富山県魚津市、及び栃木県大田原市。 

中心市街は高梁川支流の小田川流域の平野部に広がる。旧芳井町・旧美星町にあたる市の北部は標高200～400ｍの丘陵地帯で、吉備高原へと続いている。

文化としては「中国地方の子守唄」発祥の地として知られる。また、旧美星町が日本で初めて制定した条例である「光害防止条例」（1989年制定）を引き継いだ「日本初の対光害専門条例を制定した市」としても知られている。

西は広島県第二の都市である福山市に隣接している。福山市には企業や工場、商業施設などが集積しているため、通勤通学やショッピングで越境する井原市民は多い。

交通

鉄道

• 井原線（井原鉄道） : 子守唄の里高屋駅、いずえ駅、井原駅、早雲の里荏原駅

道路

主な道路

• 高速道路 : なし
• 国道: 313号（広島県福山市 ～ 鳥取県東伯郡北栄町）、486号（総社市 ～ 広島県東広島市）

路線バス

• 井笠バスカンパニー : 井原駅前発着の路線が複数あり、市内各地や笠岡・福山などを結ぶ。
• 北振バス : 芳井、美星と井原を結ぶ。

関連動画

関連項目

• 岡山県／中国地方
• 日本の市町村の一覧
• 井原鉄道（井原線）