井川駅とは (イカワエキとは) [単語記事]

概要

井川線の終着駅。厳密にはさらに奥に堂平駅という貨物駅があるが、現在は休止中（実質廃駅）。
2面2線の地上駅である。

駅周辺

日本初の中空重力ダムである井川ダムの最寄り駅。近くには井川展示館があるほか、冬季を除き井川湖の遊覧船や井川渡船に乗ることができる。11月3日には井川ダム祭も行われる。

先述の堂平駅方面はハイキングコースとして整備されており、廃線小路と名付けられている。道なりにひたすら東に進むと夢の吊橋と名付けられた橋があり、そこを渡って案内通りにさらに進むと井川大仏がある。
また、大井川沿いをさらに東に進むと旧井川村の中心地である井川本村に到着する。井川渡船の周遊コースはここから出発して井川ダム、井川大橋を回っていくコースである。また、井川ダムから出発した井川渡船はここに到着する。旅館があるのもこの本村地区。

井川地区自主運行バスというバス路線があるが、これは住民の通院や買い物といった生活交通手段が主目的であり、定員も9名のみとなっている（というかバスという名のワンボックスカーでの運行）。住民が優先となっており、観光目的で利用しようとしても満員で利用できないということも十分ありうるので注意。
これを利用すれば赤石温泉の白樺荘に行くことも可能ではあるが、それなら最初から車で行った方が無難である。