亡びの風とは (ホロビノカゼとは) [単語記事]

亡びの風とは

亡びの風を　その身に受けるがいい！
どうした　かかってこないのか？
雑魚が！
（ゲームオーバーまで繰り返す）

である（台詞差分あり。詳しくは↓の「ルシフェル様のお言葉」）。

概要

『SO2』のボスキャラである十賢者の1人「ルシフェル」が使う技であり、みんなのトラウマ。

技そのものは、風属性をともなう全体攻撃。実は物理技である。

特徴としては、

詠唱が一瞬で詠唱中は怯まずアイテム以外のダメージ無効
使用頻度が異様に高い
全体攻撃

といった点が挙げられる。

このため、哀れなプレイヤーは
亡びの風→ダメージにより硬直→亡びの風→ダメージにより硬直
の繰り返しに陥り、1ダメージも与えないままゲームオーバーを迎える。

なお、直前に戦うボスキャラも、『SO2』の代名詞「スピキュール」を軸に、同様の攻撃を行う。
頭を悩ませ、ようやくスピキュールを克服したプレイヤーは、どんなボスでも倒せる気になりがちである。
そして、そんな有頂天になったプレイヤーに、改めて『SO2』の洗礼を浴びせる技と言えよう。

ただしスピキュールと違い、道中に風無効装備ルーンシューズが用意されているのでそれを装備すれば全滅は避けられる。書いてある通り詠唱されると物理攻撃では怯まないので中断することはできない。
そしてアイテムで中断することはできるがアイテムは一定時間経たないと再使用できないので、結局やることはスピキュールと同じく撃たせずにハメ殺すということになる。ただしそれでも攻撃の間隙で使ってくる場合があるので油断は禁物である。
アイテム使用に一切ためらいがないならバブルローションを塗って多段ヒット技を使えば瞬殺できる(初期生産版に限る)。SO2の後半ボスは大体相手に自由に動かれるとあっという間に死ぬので大味な戦闘になりやすい。

ちなみに、ルシフェルのボイスコレクションを集めよう（一回喋らせる必要あり）とすると、亡びの風より使ってこないデモンズゲート（呪紋）を使わせるまで待つ必要があり、余計に亡びの風を受ける必要が生じてくる。そして、呪紋のため更にそのレアボイスまで別に存在する。しかもレアボイスは二つ存在する。

なおPSP版では亡びの風の使用頻度低下に加え、威力も低下と大幅に弱体化されている。

スターオーシャン：アナムネシスでもボスのルシフェルが使用するが、こちらの作品ではルシフェルがプレイアブル化するので、この技が使用可能に。
スターオーシャン2R、アップデート後でも同様でプレイヤー側が使用可能になる。

ルシフェルの厨二台詞、そして専用BGM（「The incarnation of devil」）と相まって
とにかく印象に残る技である。

そしてこの専用BGMは、現在トライエース作品では隠しボス戦の定番BGMとされている。

だが、これらを聞くたびに「亡びの風」を思い出すトラウマ持ちは今も多い。

ルシフェル様のお言葉

（開幕直後）
あんまり早く壊れないでもらいたいものだな
さて、地獄巡りの片道切符は貴様らの命で買ってもらうとするか・・・

（亡びの風・発動前～発動中）
ハッハッハ！
そこでじっとしていろ！
身の程を知れ！
亡びの風をその身に受けるがいい！

どうした、かかってこないのか？
本気を出したらどうだ？　まさか、これが全力というわけではあるまい？
もう少し楽しませてもらいたいのだがな
散る前にもう一花くらいは咲かせてくれ

（亡びの風・発動後半）
クズが！
雑魚が！
小者が！
くたばれ！

亡びの風を連発しだすと、上記の台詞と主人公達の「うわぁぁぁ」だけが延々と繰り返される。
『SO2』の魅力の一つであろう。