京成高砂駅とは (ケイセイタカサゴエキとは) [単語記事]

京成高砂駅とは、東京都葛飾区高砂五丁目にある京成電鉄、北総鉄道の駅である。

概要

京成高砂駅
けいおうたかさご Keisei-Taka sago
基本情報
所在地	東京都葛飾区高砂五丁目28-1
所属事業者	京成電鉄北総鉄道
所属路線	京成本線京成成田空港線
駅番号	KS10
駅構造	高架駅地上駅（橋上駅）
ホーム	3面5線
乗車人員	（京成電鉄） 90,137人/日（2022年度）（北総鉄道） 47,115人/日（2021年度）
開業年月日	1912年11月3日
備考
共同使用駅
駅テンプレート

1912年11月3日開業。開業当初は「曲金駅（まがりかねえき）」であったが縁起が悪いとして、翌年6月に改称されている。
京成が頭に付いているのは他に高砂駅が存在するためである。ただし兵庫・北海道にある駅で、近隣のJR等と重複している訳ではないので通常は「高砂」とだけ呼ばれる。

京成本線・金町線・北総線の3方向の分岐点であり、高砂検車区もある運行上の拠点。別方面や緩急の接続、始発終着などが頻繁に見られる。次の青砥までは1駅だけだが京成唯一の複々線区間。

駅の東側にある踏切はいわゆる「開かずの踏切」で遮断時間が長い。ただしこの本数の割には遮断時間は相当短い方である。これは踏切開閉時間を考慮したダイヤが組まれており、列車を待機させ複々線の上下4列車をなるべく同じ時間に一斉に通す等の工夫がされている為である。また隣の青砥でも折り返せる為、可能であれば踏切を遮断せずに済むそちらが使われる。
金町線が高架化されたときに、駅舎が改良され、駅舎を通じて向こう側に渡りやすくなった。

踏切や線路容量逼迫等の問題から高架化案もあり、北総線開業時に同時に整備する案もあったが、地元の反対により断念。現在では時代が変化し高架化を望む声が優勢になり、多少具体的な再開発案が出された事もあるが、高砂検車区の移設や北総線との交差部等からハードルが高く、時期を逃した現在では踏み切れないまま放置されている。ただし将来的な可能性は考慮されており、北総線アプローチ部分や金町線高架ホームは取り壊しが容易な構造になっている。

のりば

番線	路線名	方向
1・2	京成本線・押上線	京成上野駅・押上駅・都営浅草線西馬込駅・京急線羽田空港駅方面
3・4	京成本線	京成船橋駅・京成成田駅・成田空港駅・京成千葉駅方面
	京成成田空港線	成田湯川駅・成田空港駅方面
	北総鉄道北総線	新鎌ヶ谷駅・印旛日本医大駅方面
5	京成金町線	柴又駅・金町駅方面

隣の駅

京成電鉄
路線名	種別	隣の駅（上り）押上駅・上野駅・都営浅草線・京急線方面	当駅	隣の駅（下り）船橋駅・成田空港駅・新鎌ヶ谷駅方面
■■本線	快速特急	青砥駅	京成高砂駅	京成八幡駅
	特急
	通勤特急
	快速			京成小岩駅
	普通			京成小岩駅
■■成田空港線	アクセス特急			東松戸駅
■■金町線	普通	-		柴又駅

北総鉄道
路線名	種別	隣の駅（上り）押上駅・上野駅・都営浅草線・京急線方面	当駅	隣の駅（下り）東松戸駅・新鎌ヶ谷駅・印旛日本医大駅方面
■■北総線	特急（上りのみ）	青砥駅	京成高砂駅	（東松戸駅）
	急行（下りのみ）	（青砥駅）		新柴又駅
	普通	青砥駅		新柴又駅