京阪杯(けいはんはい)とは、JRA(日本中央競馬会)が京都競馬場で施行する3歳以上、芝1200mの重賞競走である。格付けはGⅢ。負担重量は賞金別定。
1956年に重賞「京都特別」として創設。1960年から京阪電気鉄道が賞を寄贈し、1961年から現在の名称となる。1984年のグレード制導入でGⅢに格付け。
創設時は芝2200m、その後は芝1800m(第11~15回)→芝1900m(第16回)→芝2000m(第17~40回)→芝2200m(第41回)→芝1800m(第42~50回)と長年中距離の重賞として開催されてきたが、短距離重賞の充実のため2006年の第51回から芝1200mに短縮されて現在に至る。
ジャパンカップと同日に行われ、京都競馬場の最終レースに設定されている。特に代替開催などがなければ、本レースが京都競馬場で1年間の最後に開催されるレースとなる(2020年~2022年は京都競馬場改修のため阪神競馬場での代替開催)。
また、国内では1年で最後の芝1200m重賞となる。スプリンターズSのあとは年内の芝1200m重賞はこれだけだが、ガチの有力馬は12月の香港スプリントへ行くし、サマースプリントシリーズからも、翌年の高松宮記念へも間隔が空いているという微妙な時期のレースだけに、予想が難しいと言われることが多い。
本レースの勝ち馬では、中距離時代にはヤマニンモアー、カツラギエース、ネーハイシーザー、ダンツシアトル、ダンスパートナー、ダイワエルシエーロ、カンパニーがGⅠ(GⅠ級)を勝利しており、短距離となって以降ではロードカナロア、ダノンスマッシュがGⅠ馬となっている。
複勝圏内ではキタノオー、リユウフオーレル、チョウカイキャロル、アドマイヤマックス、マイネルレコルト、ビッグアーサーといったGⅠ馬がいる。
GⅠ馬以外では、勝ち馬に「鉄の女」イクノディクタスや、ロードカナロアに泣かされた快足短距離馬・ハクサンムーンなどがいる。
2016年より本競走の本場場入場曲は、音楽プロデューサーの向谷実が京阪電鉄の発車メロディーをアレンジした曲が採用されている。
本レースのトピックとしては、エリモダンディーが勝利した1997年の第42回は霧で視界が悪い状態で開催され中継画面がほとんど真っ白になっていた(下記の表の動画リンク参照)。ちなみにそのレースの2着は同様に画面が真っ白で有名な1996年バイオレットステークスの勝ち馬ナムラホームズである。
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1~10回・第41回芝2200m、第11回~15回・第42~50回芝1800m、第16回芝1900m、第17~40回芝2000m、第51回~芝1200m
第24回・第39回・第65回・第66回・第67回は阪神競馬場で代替開催
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最終更新:2024/10/04(金) 09:00
最終更新:2024/10/04(金) 08:00
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