人権屋とは、社会運動などに於いて人権の擁護を掲げる者に対して、非難の意を込めて呼ぶ言葉である。人権ゴロ、人権ヤクザとも。
人権屋と言っても、もちろん人権は売ってませんよ。人権は非売品です。
社会運動、刑事事件などに於いて、人権の擁護を主張するもののうち、「その主張する人権が自分の都合よく解釈されたものであったり、政治的主張のために使われている、また特権を主張するために人権を掲げている」ような者(個人・組織団体)を指す言葉であるとされる。
例えば、
…といったときに、「奴らはまともな人権運動家や人権団体ではない。ただの「人権屋」だ!」と糾弾する論調で使用される。
なお、なぜか動物の権利(アニマルライツ)の活動家に対して使われることもあるが、訴えているのが「人」権ではないので言葉としては不正確である。
その他、
「香港人や中国人、朝鮮韓国の人は差別・弾圧されている」
「沖縄から在日米軍は出ていけ!人殺しの自衛隊は銃持って歩くな!」と訴える人権活動に対して、
「中国が行っているウイグルやチベットの差別・弾圧は批判しないのか」
「その元凶となってる中国にも文句言えよ、いつも領空侵犯・領海侵犯しまくりだぞ」といった「あっちでも差別は起きているのになぜここの差別にだけ非難するのか! この人権屋!」という論調で使用されたり、または部落差別に対する運動に対して「部落民を優遇しろということか! この人権屋!」という論調でも使用されることもある。(→プロ市民)(→ダブルスタンダード)
確かに一部だけの差別・弾圧のみではなく世界中の差別や弾圧も非難するべきであるし、「差別がある」と主張して反対者を異常に攻撃したり利益をかすめ取ろうとする者たちも皆無ではないと思われ、人権活動の主張を見たら一見正しそうに見えても「その人権は一体誰の人権だ?」と考えることも無駄ではない。
ただし、「人権活動」と見ればすぐにを「人権屋!」と条件反射のように攻撃することもまた、考え物ではある。多くの強権的な政府において、政府に対して人権擁護を訴える活動は、えてしてそういった声の元に弾圧されている。たとえば上記のウイグルやチベットの例で言及された中国でも、政府の人権弾圧に反対する人権派弁護士が逮捕拘留されたりしている。
また、自身の何らかを批判された時に、直接指摘に真摯にこたえるのではなく「じゃあこれはどうなんだ」と話題をそらすことを「Whataboutism」という。日本国内の外国人の人権問題について論じている人に、相対して外国人の人権について論じることを全くせずに「中国のウイグル問題やチベット問題はどうなんだ! この人権屋!」とだけ返すことも典型的な「Whataboutism」である。確かにウイグルやチベットは国際的に対応していくべき人権問題であるかもしれないが、「その問題があるから、それが解決するまではわが国内の人権問題などは無視していいのだ」という理屈に賛同する人は、そう多くは無いだろう。
さらに、上記の「フェミニズム」や「LGBTQの権利」を「煙たい」と評する例のように、「煙たい」「どうでもいい」と感じる人が多いからと言って「そんな権利は擁護する必要が無い」「そんな権利を主張するのは人権屋だから耳を貸す必要などない」と主張するのも、かなり乱暴な論理であるといえよう。
「人権活動」を行う人に「本当に正当な活動だろうか」と批判的して吟味することは無駄ではない。しかし十分な吟味をせず「あれは人権屋だ」というレッテルを貼って「彼らの主張は耳を貸すに足らない」と断じてしまうのはあまりにも安易な行為でもある。
団体・グループ手法 |
要求(示唆も含める)
騒ぎ立てるもの |
掲示板
54 ななしのよっしん
2024/06/06(木) 04:10:50 ID: nuo1kOuSj4
人権てのは女性の権利の事であって男性、特に弱者男性に人権なんてものはないと強く感じる今日この頃
55 削除しました
削除しました ID: 8b0DgSnDjZ
削除しました
56 ななしのよっしん
2025/02/04(火) 18:30:40 ID: 0QE6beywSb
ジェンダー系の人権屋は大いに稼いだりデカいツラして御高説垂れながら心のちんちん気持ちよくできてただろうなあって
本場の欧米じゃ振り戻しであの手の連中がボコボコにされ始めたけど
この手の話が周回遅れで輸入される日本にはいつ頃影響がくるやら
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最終更新:2025/02/19(水) 21:00
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