人的補償とは、日本プロ野球においてフリーエージェント(FA)による移籍選手の補償として、移籍金の代わりに選手を獲得することである。
たまにトレードと混同する人がいるが、トレードとは別物である。
違いを分かりやすく書くと
「チームでこの部分が不足しているな…よし、合致する○○(選手名)をとろう!」
「お、○○(選手名)がほしいのか。じゃあ、代わりに△△(選手名・※1)をもらっていいかな?」
「利害関係が一致していますね。じゃあ、○○と△△のトレードということで!」
※1・トレードの場合は交換トレードがメインだが、金銭トレードが行われる場合あり。
実際に2013年シーズン開幕前に、中日ドラゴンズと東北楽天ゴールデンイーグルスが岩崎達郎と金銭でトレードを行っている。
さらに稀なケースとして無償トレードが行われる場合もある。基本的には主力から外れた選手が対象とされるが、2003年シーズン終了後に主力選手の1人だった小久保裕紀が福岡ダイエーホークスから読売ジャイアンツに無償トレードされたという衝撃的な出来事があった。また、もう1つの例外として、2004年に球団を発足させ、翌年からリーグに参加する東北楽天イーグルスに対し、小山伸一郎など7選手が4球団から無償トレードされた。同一球団への、及び同一球団から(7選手中4選手が中日ドラゴンズからである)の無償トレードはこの年が最多である。
「うーん、××(選手名)がいなくなって困ったな。金銭でもいいけど……そうだ、代わりにだれか選手をもらおう。というわけで、××(選手名)の代わりの選手をもらえますか?」
「分かりました、これがプロテクト外のリストになります。ここから選んでください。」
「うーむ……じゃあ、□□(選手名)で!」
といった感じである。
もちろん誰でも貰えるわけではなく、FA選手獲得チームは規定の人数(現在は28人)内で所属している支配下登録の選手をプロテクトでき、人的補償はそのプロテクトから漏れた選手の中から選ぶことになる。プロテクト外であっても、外国人選手や直近のドラフトで獲得した選手は対象外となる。
なぜ、支配下登録と書いたかというと、福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大が支配下登録された際に地元のローカル番組や西日本スポーツのコラムで、「埼玉西武ライオンズの帆足和幸がソフトバンクに移籍した際、実は人的補償で真っ先に検討されたのが千賀であった」という話が流れた。
ただ、この時の千賀はまだ育成選手であり、そもそもプロテクトやプロテクト外の対象ではなかったため、西武は獲得をあきらめ、金銭補償を選択している。
さらに言うと、人的補償も金銭補償ほどではないが、選手の年俸の一部を獲得した球団が元所属球団に支払う必要がある。
また、FA移籍した選手よりもその人的補償で移籍した選手が活躍するといった例もあり、『人的補償=お払い箱』とは一概に言いきれないことも多い。
ちなみに、2008年に行われたフリーエージェントの制度改正以降、FA選手の年俸が前チーム内日本人選手の年俸で11位以下(ランクC)の場合は補償自体が発生しなくなった。
さらに詳しく知りたい場合はwikipediaを参照のこと。
なお、MLBではこの制度は存在しない。移籍元の球団は次回のドラフト指名権をFA先の球団から貰うことができる制度が存在する。
掲示板
277 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 11:44:44 ID: 2mt2Ge1qLE
闇雲に人的補償なくせって言うんじゃなくて、FAの仕組みも変えて欲しいわ。里崎も言ってるけどメジャー式のFAに変えて移籍できれば人的補償をいい意味でなくすことができる。
278 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 14:13:26 ID: oqO02pmk9b
メジャー式FAは選手会が誰も手を上げなければ自動的に戦力外になるのも嫌とかで。
279 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 14:18:56 ID: OiEcaAumDC
>>275
人的補償廃止は
取る球団にはメリットしかない
取られる球団には何の恩恵もなし
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最終更新:2025/04/04(金) 11:00
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